イランの公益判別会議書記を勤め、最近になってイラン・イスラーム革命防衛隊に復職したモフセン・リザーイー氏は、シリアにイラン人、イラク人戦闘員約7,000人が派遣されたとするAFPなどの報道に関して、イラン政府が外国への部隊派遣を検討したことはないと述べ、これを否定した。
リザーイー氏は「シリア情勢に関する我々の姿勢は当初から明白だ。我々は顧問派遣を通じて地域諸国を人道的に支援するというものだ。イラン高官の間で、外国への部隊派遣や直接介入に関する議論は行われていない」と述べた。
『ハヤート』(6月7日付)が伝えた。
AFP, June 6, 2015、AP, June 6, 2015、ARA News, June 6, 2015、Champress, June 6, 2015、al-Hayat, June 7, 2015、Iraqi News, June 6, 2015、Kull-na Shuraka’, June 6, 2015、al-Mada Press, June 6, 2015、Naharnet, June 6, 2015、NNA, June 6, 2015、Reuters, June 6, 2015、SANA, June 6, 2015、UPI, June 6, 2015などをもとに作成。
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