英財務大臣「避難民流入問題の根本である邪悪なアサド体制とダーイシュ(イスラーム国)に対処すべき」(2015年9月6日)

英国のジョージ・オズボーン財務大臣はG20財務相会議出席のために訪問中のトルコで、シリア情勢について「問題(欧州への避難民の流入)に根本、すなわち邪悪なアサド体制とダーイシュ(イスラーム国)のテロリストに対処すべきだ。シリアに安定と平和をもたらすための包括的な計画が不可欠だ」と述べた。

ロイター通信(9月6日付)が伝えた。

SANA(9月6日付)によると、これに対して、シリアの外務在外居住者省はただちに反応し、国連安保理議長および事務総長に宛てて書簡を送り、英国こそがジハード・ジョンなどのテロリストをシリアに送り込んでいるテロ支援国家で、シリアの混乱の根本をなしている、と反論した。

AFP, September 6, 2015、AP, September 6, 2015、ARA News, September 6, 2015、Champress, September 6, 2015、al-Hayat, September 7, 2015、Iraqi News, September 6, 2015、Kull-na Shuraka’, September 6, 2015、al-Mada Press, September 6, 2015、Naharnet, September 6, 2015、NNA, September 6, 2015、Reuters, September 6, 2015、SANA, September 6, 2015、UPI, September 6, 2015などをもとに作成。

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