ペトレウス元CIA長官「シリアは「地政学的チェルノブイリ」となり…シリア衰退の悪影響は長期間にわたって残るだろう」(2015年9月22日)

デイヴィッド・ペトレウス元CIA長官は、米上院の軍事委員会に参考人として出席し、米国がシリア軍による樽爆弾投下を阻止するために飛行禁止空域を設置すべきだと証言した。

ペトレウス元長官は、有志連合による作戦が充分な効果をあげていないとする一方、シリアでの紛争が「地政学的チェルノブイリ」になると指摘、「シリア衰退の悪影響は長期間にわたって残るだろう…。この戦闘が長く続くことを許すたびに、その損害はより深刻なものとなる」と述べた。

『ハヤート』(9月23日付)が伝えた。

AFP, September 22, 2015、AP, September 22, 2015、ARA News, September 22, 2015、Champress, September 22, 2015、al-Hayat, September 23, 2015、Iraqi News, September 22, 2015、Kull-na Shuraka’, September 22, 2015、al-Mada Press, September 22, 2015、Naharnet, September 22, 2015、NNA, September 22, 2015、Reuters, September 22, 2015、SANA, September 22, 2015、UPI, September 22, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.