デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表はシリア政府、リヤド最高交渉委員会双方に4項目からなるジュネーブ3会議議案を提示(2016年3月18日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表はスイスの首都ジュネーブでシリア政府代表団、リヤド最高交渉委員会の代表団の双方と3度目となる個別会談を行った。

デミストゥラ特別代表が1日で両代表団と会談するのはこれが初めて。

『ハヤート』(3月19日付)によると、この会談で、デミストゥラ特別代表は、シリア政府代表団、リヤド最高交渉委員会代表団のそれぞれに、ジュネーブ3会議での議題に関する2ページからなる文書を提示した。

この文書は、①非宗派的で信頼できる移行期統治機関の樹立、②新憲法起草案、③新憲法のもとでの自由且つ構成な選挙の準備、④政治移行期および移行期後の基本原則、の4点からなるという。

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シリア政府代表団の団長を務めるバッシャール・ジャアファーリー国連シリア代表はデミストゥラ特別代表との会談後の記者会見で、政治的解決策の「基本要素」に関する文書を提出したことを明らかにした。

ジャアファーリー国連シリア代表は、「会談は有益で、シリアの危機に対する政治的解決策の「基本要素」にかかる文書について集中的に審議した」ことを明らかにしたうえで、「「基本要素」と我々が名づける諸原則が承認されれば、我々の国の未来を建設するのに貢献する真摯なシリア人どうしの対話が実現することになる」と述べた。

『ハヤート』によると、この文書は8項目からなり、シリアの統一、独立、世俗性、主権の維持、テロとの戦いなどを骨子とするという。

また、『ハヤート』(3月21日付)が入手した内部文書によると、シリア政府代表団がデミストゥラ特別代表に提出した文書には、「テロとの戦い」におけるシリア軍への支援、周辺諸国による反体制武装集団への支援停止、ゴラン高原の回復、などが盛り込まれているという。

 

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一方、リヤド最高交渉委員会は、すでに4ページからなる文書をデミストゥラ特別代表に提出済で、ジュネーブ合意に基づく移行気統治機関の樹立を主要議題にするよう求めている。

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デミストゥラ特別代表は、シリア政府とリヤド最高交渉委員会の間の「隔たりは大きい」としつつ、来週以降の個別会談において議題について集中的に議論を続ける意向を示した。

AFP, March 18, 2016、AP, March 18, 2016、ARA News, March 18, 2016、Champress, March 18, 2016、al-Hayat, March 19, 2016、March 21, 2016、Iraqi News, March 18, 2016、Kull-na Shuraka’, March 18, 2016、al-Mada Press, March 18, 2016、Naharnet, March 18, 2016、NNA, March 18, 2016、Reuters, March 18, 2016、SANA, March 18, 2016、UPI, March 18, 2016などをもとに作成。

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