シリア軍、ロシア軍がアレッポ市内の反体制派支配地域包囲に向けて市北部での攻勢を激化(2016年4月14日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月14日付)によると、ロシア軍とシリア軍の戦闘機がアレッポ市北部郊外のハンダラート・キャンプ一帯、アルド・マッラーフ地区(農場)一帯を17回以上にわたり空爆するなか、シリア軍と反体制武装集団と攻防戦を続けた。

ARA News(4月14日付)によると、アレッポ市北部郊外一帯でシリア軍と抗戦しているのは、トルコが支援するシリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団、第16歩兵師団、シャーム自由人イスラーム運動など。

一方、アレッポ市南部郊外のアイス村一帯では、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員、アラブ系・アジア系戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団と交戦、シリア軍とロシア軍が同地を空爆した。

アレッポ市内では、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるシャイフ・マクスード地区一帯で、人民防衛隊がヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

他方、SANA(4月14日付)によると、シリア軍がアレッポ市南部郊外のアイス村一帯、カフルナーハー村でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、バーニス村、タッル・ハディーヤ村一帯、アイス丘一帯、ICARDA一帯を空爆した。

さらに、アレッポ市内では、シリア軍がライラムーン地区でヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

**

ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(4月14日付)によると、シリア軍がタルビーサ市各所を空爆し、1人が死亡した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がカフルズィーター市一帯を4回にわたり空爆、またアトシャーン村一帯に対しても空爆を実施した。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がハーン・シャイフ・キャンプ市南部一帯を空爆した。

AFP, April 14, 2016、AP, April 14, 2016、ARA News, April 14, 2016、Champress, April 14, 2016、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2016、al-Hayat, April 15, 2016、Iraqi News, April 14, 2016、Kull-na Shuraka’, April 14, 2016、al-Mada Press, April 14, 2016、Naharnet, April 14, 2016、NNA, April 14, 2016、Reuters, April 14, 2016、SANA, April 14, 2016、UPI, April 14, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

カテゴリー: シリア政府の動き, 反体制勢力の動き, 国内の暴力, 諸外国の動き パーマリンク