シリア軍がアレッポ市北部のウワイジャ地区一帯を制圧(2016年10月8日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、パレスチナ人からなるクドス旅団、そして親政権武装勢力が、アレッポ市北部のウワイジャ地区に進軍、反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室)との戦闘の末に同地を制圧した。

その後、シリア軍はウワイジャ地区に近いジャンドゥール交差点方面に進軍を続け、同交差点を射程圏内に納めた。

また、SANA(10月8日付)によると、シリア軍が支援部隊(パレスチナ人のクドス旅団など)とともに、アレッポ市北部のウワイジャ地区で反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室)と交戦し、同地からアレッポ市ジャンドゥール交差点に至る一帯を完全制圧した。

SANA, October 8, 2016

SANA, October 8, 2016

これに対してアレッポ県では、SANA(10月8日付)によると、アレッポ市シャイフ・マクスード地区(西クルディスタン移行期民政局支配地域)とハムダーニーヤ地区(シリア政府支配地域)を反体制武装集団が砲撃し、4人が死亡、9人が負傷した。

AFP, October 8, 2016、AP, October 8, 2016、ARA News, October 8, 2016、Champress, October 8, 2016、al-Hayat, October 9, 2016、Iraqi News, October 8, 2016、Kull-na Shuraka’, October 8, 2016、al-Mada Press, October 8, 2016、Naharnet, October 8, 2016、NNA, October 8, 2016、Reuters, October 8, 2016、SANA, October 8, 2016、UPI, October 8, 2016などをもとに作成。

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