シリア軍と「反体制派」の砲撃の応酬でアレッポ市東西双方で子供9人を含む50人が死亡(2016年10月9日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室)の支配下にあるアレッポ市東部の中心に位置するブスターン・バーシャー地区、南部のシャイフ・サイード地区一帯で、シリア軍と反体制武装集団の戦闘が続いた。

またシリア政府支配下のアレッポ市ハムダーニーヤ地区、アアザミーヤ地区、反体制武装集団支配下のサイフ・ダウラ地区が砲撃を受け、子供9人を含む50人が死亡した。

これに関して、SANA(10月9日付)は、反体制武装集団がアレッポ市ナイヤール地区、タラル特を砲撃し、2人が死亡、3人が負傷したと伝えた。

AFP, October 9, 2016、AP, October 9, 2016、ARA News, October 9, 2016、Champress, October 9, 2016、al-Hayat, October 10, 2016、Iraqi News, October 9, 2016、Kull-na Shuraka’, October 9, 2016、al-Mada Press, October 9, 2016、Naharnet, October 9, 2016、NNA, October 9, 2016、Reuters, October 9, 2016、SANA, October 9, 2016、UPI, October 9, 2016などをもとに作成。

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