米主導の有志連合は16~18日にシリア領内のラッカ県を中心に17回の爆撃を実施(2016年12月19日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月16~18日の3日間のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

12月16日はシリア、イラク領内のダーイシュ(ダーイシュ)拠点などに対して13回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は10回で、ラッカ市近郊(1回)、アイン・イーサー市近郊(4回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、タドムル市近郊(4回)に対して攻撃が行われた。

12月17日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して10回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は3回で、アイン・イーサー市近郊(2回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

12月18日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して8回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は4回で、シャッダーディー市近郊(1回)、ラッカ市近郊(2回)、アイン・イーサー市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

AFP, December 19, 2016、AP, December 19, 2016、ARA News, December 19, 2016、Champress, December 19, 2016、al-Hayat, December 20, 2016、Iraqi News, December 19, 2016、Kull-na Shuraka’, December 19, 2016、al-Mada Press, December 19, 2016、Naharnet, December 19, 2016、NNA, December 19, 2016、Reuters, December 19, 2016、SANA, December 19, 2016、UPI, December 19, 2016などをもとに作成。

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