2011年2月8日のシリア情勢

『ワタン』系のアルワタンオンラインは、シリア当局が2007年以来ブロックしていたフェイスブックの閲覧を解禁したと報じる。

しかし、シリア情報協会は解除指示が出ていないとこの報道を否定。また利用者によると、同サイトは依然としてプロキシ経由でしか閲覧できない、という。

アルワタンオンラインによると、ブロック解除は、国民の要望に応えるためだという。

なおアフバール・シャルクなど複数のインターネット通信サイトによると、シリアでSNS参加者の人数の公式統計はないが、20万人が利用していると推計される。シリア情報協会によると、シリアでブロックされているサイト数は256に及ぶが、そのほとんどが政治・情報関連で、ユーチューブ、フェイスブック、ウィキペディア、アマゾン、ツイッターなどが含まれている。しかしこれらのサイトは問題なく閲覧できるとの指摘もあり、シリア人はプロキシを利用してブロックされたサイトを閲覧しているという。

一方、DP-Newsによると、blogger, maktoobblogに対するブロックも解除されたという。

Akhbār al-Sharq, Febraury 8, 2011、alwatanonline.com February 8, 2011、DP-News,
February 8, 2011, February 9, 2011、Kull-nā Shurakā’, February 8, 2011, February 9, 2011などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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