在ダマスカス・リビア大使館前でカッザーフィー大佐の退任を求めるデモが行われる一方、有識者130人がリビアとの連帯を訴える声明を発表(2011年2月22日)

クッルナー・シュラカー(2月22日付)は、オリエント・テレビの番組「バラド・バーリク」に出演し、フェイスブック上のページ「シリア怒りの日」についてコメントしたアレッポ県出身のガッサーン・ヤースィーン氏が逮捕されたと伝えた。

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Kul-nā Shuraka', February 22, 2011

Kul-nā Shuraka’, February 22, 2011

在ダマスカス・リビア大使館前で、リビアでの国民に対する暴力行使に抗議し、ムアンマル・カッザーフィー大佐の退任を求める座り込みが行われた。

抗議行動には約150人が参加した。

多くはフェイスブックの呼びかけに応えて集まったという。

デモは、治安機関が介入し、強制排除された。

クッルナー・シュラカー(2月22日付)が伝えた。

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有識者約130人が連名で声明を出し、リビアでの専制と腐敗に異議を表明した。

声明は「専制に次ぐ専制のなか、この我々人民が長らく闘ってきた歴史的に重要な日々において次々と倒れていくだろう」と表明、リビアの国民との連帯を訴えた。

署名したのは俳優のドゥライド・ラッハーム氏、ムハンマド・ムリッス氏、ムハンマド・ジャマール・バールード氏、ハイダル・ハイダル氏、作家のナビール・スライマーン氏ら。

Akhbar al-Sharq, February 23, 2011、Kul-nā Shurakā’ Sūrīya, February 22, 2011, February 23, 2011などをもとに作成。

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