2011年2月23日のシリア情勢

アブドゥルカリーム・サイイド議員が人民議会で非常事態解除を審議するための委員会設置を求めるが、全議員が拒否。

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日刊紙『ワタン』(23日付)は、前日の在ダマスカス・リビア大使館前でのデモについて報じる。シリアでのデモが国内メディアで報じられたのは2011年1月以来、これが初めて。

al-Watan, February 23, 2011

al-Watan, February 23, 2011

 

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在ダマスカス・リビア大使館前で、22日に引き続き、リビアでの国民に対する暴力行使に抗議し、ムアンマル・カッザーフィー大佐の退任を求める座り込みが行われる。抗議行動には約150人が参加。参加者の多くはフェイスブックの呼びかけに応えて集まる。デモは私服を着た治安要員によって強制排除され、その際14人が身柄を拘束された。

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ダマスカス県旧市街のハリーカ広場で、「もう耐えられない…。バッシャールよ、私たちを悪党から救ってください」と書かれたプラカードを掲げた男性が逮捕される。『クドス・アラビー』(3月1日付)によると、逮捕されたのはハミーディーヤ市場(ハミーディーヤ地区)で働くフサームッディーン・マンスール氏(47歳)。政党・政治組織には所属していない。26日に釈放された。

Akhbār al-Sharq, February 23, 2011, February 28, 2011、Kul-nā Shurakā’, February 23, 2011, February 26, 2011、al-Quds al-‘Arabī, March 1, 2011、al-Waṭan, February 23, 2011などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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