シャーム・ファトフ戦線は共闘組織であるシャーム自由人イスラーム運動が掌握していたバーブ・ハワー国境通行所を制圧(2017年1月19日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(1月19日付)によると、シャーム・ファトフ戦線が、シャーム自由人イスラーム運動の掌握下にあるトルコ国境沿いヒルバト・ジャウズ村の国境通行所(バーブ・ハワー国境通行所)を制圧した。

シャーム・ファトフ戦線は、トルキスタン・イスラーム党とともに、シャーム自由人イスラーム運動の拠点を襲撃し、戦闘員らを拘束、バーブ・ハワー国境通行所のほか、ザイーナ村、ズール村の2カ村を制圧した。

この襲撃で死傷者は出なかったという。

シャーム・ファトフ戦線とシャーム自由人イスラーム運動はイドリブ県においてファトフ軍をともに主導するなど各地で共闘しているが、今回の衝突は、密輸、不法入国にかかる金銭の授受が原因だと思われるという。

Kull-na Shuraka', January 19, 2017

Kull-na Shuraka’, January 19, 2017

AFP, January 19, 2017、AP, January 19, 2017、ARA News, January 19, 2017、Champress, January 19, 2017、al-Hayat, January 20, 2017、Iraqi News, January 19, 2017、Kull-na Shuraka’, January 19, 2017、al-Mada Press, January 19, 2017、Naharnet, January 19, 2017、NNA, January 19, 2017、Reuters, January 19, 2017、SANA, January 19, 2017、UPI, January 19, 2017などをもとに作成。

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