トランプ新政権発足早々、米主導の有志連合はシリア軍が苦戦するダイル・ザウル市近郊などに過去最大規模の爆撃(2017年1月23日)

米中央軍(CENTCOM)は、1月20~22日の3日間のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

1月20日はシリア、イラク領内のダーイシュ(ダーイシュ)拠点などに対して32回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は17回で、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(11回)、アイン・イーサー市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)、マンビジュ市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

1月21日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して31回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は25回で、バーブ市近郊(2回)、ラッカ市近郊(22回)、ダイル・ザウル市一帯(1回)に対して攻撃が行われた。

1月22日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して42回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は34回で、ブーカマール市近郊(1回)、バーブ市近郊(5回)、ラッカ市近郊(14回)、ダイル・ザウル市近郊(14回)に対して攻撃が行われた.

AFP, January 23, 2017、AP, January 23, 2017、ARA News, January 23, 2017、Champress, January 23, 2017、al-Hayat, January 24, 2017、Iraqi News, January 23, 2017、Kull-na Shuraka’, January 23, 2017、al-Mada Press, January 23, 2017、Naharnet, January 23, 2017、NNA, January 23, 2017、Reuters, January 23, 2017、SANA, January 23, 2017、UPI, January 23, 2017などをもとに作成。

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