アレッポ県では、スマート・ニュース(1月30日付)、クッルナー・シュラカー(1月30日付)などによると、シリア軍ばバーブ市南西部でダーイシュ(イスラーム国)に対する攻勢を続け、トゥーマーン村および近郊農場地帯、ラスム・スィルハーン村、アッラーン村の3カ村、1農場を新たに制圧した。
シリア軍はこれに先立ち、シャフルール村、アフリーン・バーブ村、石けん工場、ピスタチオ工場、アアバド村、サッファ村、バルラヒーン村をダーイシュから奪取し、その支配地域がトルコ軍およびハワール・キリス作戦司令室の制圧地域と隣接するに至っている。
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ダマスカス郊外県では、スマート・ニュース(1月30日付)が、反体制武装集団の殉教者アフマド・アブドゥー軍団からの情報として伝えたところによると、スワイダー県との県境に位置するダクワ丘、ビイル・カサブ地区を支配下に置くダーイシュ(イスラーム国)が、シリア軍のスィーン航空基地とドゥマイル航空基地に対して攻撃を加えた。
ダーイシュはまた、県東部の山岳地帯、ダマスカス・バグダード街道一帯のシリア軍拠点を攻撃、サルマーン村、サファー村、シュハイティム村を制圧、同地に展開していたシリア軍部隊は陶器工場、第559大隊基地方面に撤退したという。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、タドムル市一帯、タイフール航空基地、放棄された大隊基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、シリア軍が放棄された大隊基地一帯、ビル・アブー・タワーラ地区および同地に近い農場地帯を掌握した。
一方、SANA(1月30日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにタイフール航空基地に近いビイル・アブー・タワーラ地区一帯をダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧した。
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ダイル・ザウル県では、SANA(1月30日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市墓地地区、パノラマ交差点一帯、サルダ山一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、またサーリヒーヤ村、ブガイリーヤ村、ダイル・ザウル市労働者住宅地区などでダーイシュ拠点を空爆した。
また、ロシア国防省は、ロシア領内に配備されているロシア空軍の長距離戦略爆撃機が、イラン、イラク領空を通過して、シリア領空に飛来、ダイル・ザウル市一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点を爆撃したと発表した。
AFP, January 30, 2017、AP, January 30, 2017、ARA News, January 30, 2017、Champress, January 30, 2017、al-Hayat, January 31, 2017、Iraqi News, January 30, 2017、Kull-na Shuraka’, January 30, 2017、al-Mada Press, January 30, 2017、Naharnet, January 30, 2017、NNA, January 30, 2017、Reuters, January 30, 2017、SANA, January 30, 2017、SMART News, January 30, 2017、UPI, January 30, 2017などをもとに作成。
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