トルコのフィクリ・イシク国防大臣は、ドナルド・トランプ米政権がダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」において、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との連携に固執していないと述べた。
イシク国防大臣は、訪問先のブリュッセルで記者団に対して、「もしラッカでの作戦を成功させたいなら、同地域で、人民防衛隊(YPG)抜きでアラブ人部隊とともに作戦を遂行せねばならない…。米国の新政権はこのことについて(前政権と)異なった方法をとろうとしている。もはや、人民防衛隊が参加するかたちでの作戦にはこだわってはいない」。と述べた。
AFP, February 16, 2017、AP, February 16, 2017、ARA News, February 16, 2017、Champress, February 16, 2017、al-Hayat, February 17, 2017、Iraqi News, February 16, 2017、Kull-na Shuraka’, February 16, 2017、al-Mada Press, February 16, 2017、Naharnet, February 16, 2017、NNA, February 16, 2017、Reuters, February 16, 2017、SANA, February 16, 2017、UPI, February 16, 2017などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.