ダマスカス郊外県では、SANA(3月25日付)によると、戦火を逃れた避難生活を続けてきたズィヤービーヤ町の住民約2,000人が帰宅を開始した。
ズィヤービーヤ町の住民の大規模帰宅は今回が3回目で、紛争前の人口約1万5,000人のうち、すでに2,890人が帰宅している。
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ヒムス県では、ロイター通信(3月25日付)などによると、ヒムス市ワアル地区で籠城を続けてきた反体制武装集団のうち、停戦合意に基づきアレッポ県ジャラーブルス市方面への退去を希望する戦闘員とその家族の第2陣の出発が、ハマー県北部でのシャーム解放機構、イッザ軍などからなる反体制武装集団とシリア軍の戦闘激化を受けて延期された。
AFP, March 25, 2017、AP, March 25, 2017、ARA News, March 25, 2017、Champress, March 25, 2017、al-Hayat, March 26, 2017、Iraqi News, March 25, 2017、Kull-na Shuraka’, March 25, 2017、al-Mada Press, March 25, 2017、Naharnet, March 25, 2017、NNA, March 25, 2017、Reuters, March 25, 2017、SANA, March 25, 2017、UPI, March 25, 2017などをもとに作成。
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