フランスのエロー外相はアサド政権への対抗措置に慎重な姿勢(2017年4月6日)

フランスのジャン=マルク・エロー外務大臣は、イドリブ県ハーン・シャイフーン市で化学兵器が使用されたとされる4日の事件に対して米国が軍事介入を含む対抗措置を検討していることに関して、C News(4月6日付)に対して「フランスは依然として安保理のパートナー、とりわけロシアとの協議をめざしている」と慎重な姿勢を示した。

エロー外務大臣は、シリアに対する軍事介入に参加するかとの質問に対して「第1段階は安保理での採決であり、何よりもまずジュネーブでの対話を再開しなければならない」と述べた。

AFP, April 6, 2017、AP, April 6, 2017、ARA News, April 6, 2017、C News, April 6, 2017、Champress, April 6, 2017、al-Hayat, April 7, 2017、Iraqi News, April 6, 2017、Kull-na Shuraka’, April 6, 2017、al-Mada Press, April 6, 2017、Naharnet, April 6, 2017、NNA, April 6, 2017、Reuters, April 6, 2017、SANA, April 6, 2017、UPI, April 6, 2017などをもとに作成。

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