ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ内で籠城するアル=カーイダ系のシャーム解放機構に人道支援物資が搬入されるも、ダーイシュが同地を制圧(2017年4月23日)

ダマスカス県では、クッルナー・シュラカー(4月24日付)によると、アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構が支配するヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ内の街区からの退去を阻まれている住民65人と同地に籠城する戦闘員約200人に、シリア赤新月社が食糧物資600パック、医療物資などの人道支援物資を搬入した。

住民およびシャーム解放機構の戦闘員は同地一帯を支配するダーイシュ(イスラーム国)の包囲を受け、孤立している。

Kull-na Shuraka’, April 24, 2017

 

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しかし、クッルナー・シュラカー(4月24日付)はその後、ダーイシュ(イスラーム国)がヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ内でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が籠城を続けてきた街区を制圧したと伝えた。

Kull-na Shuraka’, April 24, 2017

AFP, April 24, 2017、AP, April 24, 2017、ARA News, April 24, 2017、Champress, April 24, 2017、al-Hayat, April 25, 2017、Kull-na Shuraka’, April 24, 2017、al-Mada Press, April 24, 2017、Naharnet, April 24, 2017、NNA, April 24, 2017、Reuters, April 24, 2017、SANA, April 24, 2017、UPI, April 24, 2017などをもとに作成。

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