ヒムス市ワアル地区で籠城を続けてきた反体制武装集団戦闘員とその家族ら2,500人がアレッポ県ジャラーブルス市に向けて9度目となる退去(2017年5月10日)

ヒムス県では、SANA(5月10日付)によると、ロシアの仲介によるシリア政府と反体制武装集団の停戦合意に従い、ヒムス市ワアル地区で籠城を続けてきた反体制武装集団戦闘員の退去が行われた。

シリア政府当局への投降を拒否する戦闘員の同地からの退去はこれが9度目で、クッルナー・シュラカー(5月11日付)によると、戦闘員1,750人とその家族650人を含む約2,500人が、シリア政府の用意した旅客バスに分乗し、ワアル地区を退去し、トルコ軍および同軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室の支配下にあるアレッポ県ジャラーブルス市近郊のザウガラ収容キャンプに向かった。

SANA, May 10, 2017

AFP, May 10, 2017、AP, May 10, 2017、ARA News, May 10, 2017、Champress, May 10, 2017、al-Hayat, May 11, 2017、Kull-na Shuraka’, May 10, 2017、al-Mada Press, May 10, 2017、Naharnet, May 10, 2017、NNA, May 10, 2017、Reuters, May 10, 2017、SANA, May 10, 2017、UPI, May 10, 2017などをもとに作成。

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