フランスのグラール軍事大臣はシリア領内にフランス軍特殊部隊が展開していることを認める(2017年5月26日)

フランスのスィルヴィー・グラール軍事大臣は、Europe 1ラジオ(5月26日付)のなかで、シリア情勢に関して「シリア国内に特殊部隊を配置し、正確な作戦を行っている…。フランスはダーイシュ(イスラーム国)と戦う有志連合の枠内で可能なことすべてを行う。我が軍の戦闘機は活動している」と述べ、シリア国内に地上部隊を展開させていることを認めた。

フランス軍特殊部隊が展開している地域は不明だが、米英軍が展開するヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯だと思われる。

グラール軍事大臣はまた「今日、フランス、米国を含むすべての国が、ダーイシュとの戦いにおいてこれまで以上に効果的に貢献するため、そのプレゼンスを強化しなければならない」と付言した。

AFP, May 26, 2017、AP, May 26, 2017、ARA News, May 26, 2017、Champress, May 26, 2017、Europe 1, May 26, 2017、al-Hayat, May 27, 2017、Kull-na Shuraka’, May 26, 2017、al-Mada Press, May 26, 2017、Naharnet, May 26, 2017、NNA, May 26, 2017、Reuters, May 26, 2017、SANA, May 26, 2017、UPI, May 26, 2017などをもとに作成。

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