ロシア大統領府によると、ヴラジミール・プーチン大統領は、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領、イランのハサン・ロウハーニー大統領と相次いで電話会談を行い、シリア情勢、とりわけ「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」に基づいた事態への対応について協議した。
とりわけ、プーチン大統領は、エルドアン大統領との電話会談で、シリアでの事態の正常化に向けさまざまなレベルでこれまで以上に連携することで合意、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」に従った停戦監視の仕組みの強化、ジュネーブ会議、アスタナ会議でのシリア政府と反体制武装集団・反体制派の協議の効率化を行うことの重要性を共に強調したという。
AFP, May 27, 2017、AP, May 27, 2017、ARA News, May 27, 2017、Champress, May 27, 2017、al-Hayat, May 28, 2017、Kull-na Shuraka’, May 27, 2017、al-Mada Press, May 27, 2017、Naharnet, May 27, 2017、NNA, May 27, 2017、Reuters, May 27, 2017、SANA, May 27, 2017、UPI, May 27, 2017などをもとに作成。
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