米主導の有志連合CJTF-OIR(「生来の決戦作戦」統合任務部隊)副司令官(戦略支援担当)を務める英陸軍のフェリックス・ゲドニー少将は、記者団に対して、アサド政権がシリア政府支配地域内のダーイシュ(イスラーム国)の移動を黙認していると疑義を呈した。
ゲドニー少将は「ダーイシュの戦闘員は、政権支配地域を処罰も受けずに移動しているようだ。アサド政権はその支配地域内でダーイシュの敗北を望んでいないか、敗北させられないということだ」と述べた。
ロイター通信(12月28日付)、AFP(12月28日付)などが伝えた。
AFP, December 28, 2017、ANHA, December 28, 2017、AP, December 28, 2017、ARA News, December 28, 2017、Champress, December 28, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 28, 2017、al-Hayat, December 29, 2017、al-Mada Press, December 28, 2017、Naharnet, December 28, 2017、NNA, December 28, 2017、Reuters, December 28, 2017、SANA, December 28, 2017、UPI, December 28, 2017などをもとに作成。
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