シャーム軍団はアレッポ県北部からイドリブ県に燃料を供与するため通行所を開放、シリア当局はハマー県からイドリブ県に密輸されようとしていたプロパン・ガスを押収(2018年3月27日)

アレッポ県アフリーン市近郊のダイル・バッルート村に位置するダイル・バッルート通行所は、イドリブ県の住民に燃料(灯油)を供給するため、アレッポ県北部の反体制武装集団の拠点都市アアザーズ市とイドリブ県を結ぶ街道を28日の午前11時に開放すると発表した。

ダイル・バッルート通行所は、シリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団が管理、同通行所に対峙するアティマ村一帯はアル=カーイダ系のシャーム解放機構が支配する。

ドゥラル・シャーミーヤ(3月27日付)が伝えた。

syria.liveuamap.com, March 27, 2018

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ハマー県では、SANA(3月27日付)によると、県税関局が、反体制武装集団支配下のイドリブ県にプロパン・ガス2,000本を密輸しようとしていた大型トラック2台を摘発した。

SANA, March 27, 2018

AFP, March 27, 2018、ANHA, March 27, 2018、AP, March 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2018、al-Hayat, March 28, 2018、Reuters, March 27, 2018、SANA, March 27, 2018、UPI, March 27, 2018などをもとに作成。

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