トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のための支援増大をフランスのエマニュエル・マクロン大統領が確認したことに関して、「トルコとテロ組織を仲介したいなどというあなた方はいったい何者なのか? あなた方の歴史は今も血塗られている…。テロ組織のメンバーからなる使節団を招聘することはトルコへのあからさまな敵対行為だ」と非難した。
アナトリア通信(3月30日付)が伝えた。
またバクル・ブズダー副首相兼内閣報道官は「トルコを攻撃するテロ組織へのあからさまな支援、連帯とみなし得る」と非難した。
TRT(3月30日付)が伝えた。
イブラヒム・カリン大統領府報道官もツイッターのアカウントで、「民主統一党(PYD)、クルディスタン労働者党(PKK)といったテロ組織との対話、仲介、連絡などという真剣さを欠いたイニシアチブを拒否する」と綴った。
AFP, March 30, 2018、Anadolu Ajansı, March 30, 2018、ANHA, March 30, 2018、AP, March 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 30, 2018、al-Hayat, March 31, 2018、Reuters, March 30, 2018、SANA, March 30, 2018、TRT, March 30, 2018、UPI, March 30, 2018などをもとに作成。
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