米主導の有志連合はシリア・イラク爆撃に関する調査で新に民間人62人が「意図せず死亡した」ことを確認したと発表(2018年6月28日)

有志連合CJTF-OIR(「生来の決戦作戦」統合任務部隊)は、2018年4月20日から5月31日にかけてのシリア、イラク両国領内で実施された航空作戦に伴う民間人犠牲者発生にかかる269件の新たな報告を受け、すでに報告されている321件と併せて調査を行い、276件の調査を完了した。

調査を完了した案件のうち266件は事実と異なり、また5件は重複しており、民間人の犠牲者が出たとされるのは5件のみで、これによる民間人の犠牲者は62人だった。

314件については調査が継続される。なお、CJTR-OIRは発表しなかったが、2014年8月から2018年5月末までに有志連合が実施した空爆によって意図せず犠牲となったことが確認される民間人の数は954人となった。

 

CENTCOM, June 28, 2018をもとに作成。

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