ムウタスィム旅団幹部はロシア・トルコ首脳によるイドリブ県での非武装地帯設置にかかる合意を「偉大なる勝利」と絶賛(2018年9月18日)

トルコの実質占領下にあるアレッポ県北部で活動するムウタスィム旅団の政治局長を務めるムスタファー・スィージャリー氏は、17日のソチでのロシア・トルコ首脳会談で交わされたイドリブ県での非武装地帯設置にかかる合意に関して、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/mustafasejari)で「偉大なる勝利だ。約言すると、シリア北部は反体制派が手中にあり、武器は自由シリア軍の手中にある」と絶賛した。

スィージャリー氏はまた「トルコの監視所を常設基地とすることが、政治移行を保証し、アサド(政権)を再生産し、シリア全土を掌握する力を与えるという占領国ロシアとイランの夢を終わらせる唯一の策だ」と付言した。

AFP, September 18, 2018、ANHA, September 18, 2018、AP, September 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2018、al-Hayat, September 18, 2018、Reuters, September 18, 2018、SANA, September 18, 2018、UPI, September 18, 2018などをもとに作成。

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