ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月28日付)を公開し、9月27日に難民117人(うち女性35人、子供58人)が新たに帰国したと発表した。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は14,956人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者14,462人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は24万4,236人(うち女性7万3,269人、子供12万4,556人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は663万9,530人(うち女性199万1,559人、子供338万5,650人)。
一方、国内避難民947人が9月27日に新たに帰宅した。
これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は15万4,042人(うち女性4万6,368人、子供7万8,368人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は123万6,404人(うち女性37万1,077人、子供63万373人)となった。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(9月28日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を23件(アレッポ県8件、イドリブ県1件、ラタキア県14件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, September 28, 2018をもとに作成。
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