ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから183人、ヨルダンから585人の難民が帰国、避難民292人が帰宅(2018年12月12日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月12日付)を公開し、12月11日に難民768人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは183人(うち女性55人、子供93人)、ヨルダンから帰国したのは585人(うち女性176人、子供298人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は62,538人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者30,108人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者32,430人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 291,818人(うち女性87,552人、子供148,702人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,647,614人(うち女性1,994,284人、子供3,390,283人)。

一方、国内避難民292人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは25人(うち女性8人、子供11人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは267人(うち女性89人、子供128人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は177,934人(うち女性54,718人、子供88,253人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,260,725人(うち女性379,716人、子供640,636人)となった。

SANA, December 12, 2018

SANA, December 12, 2018

SANA, December 12, 2018

SANA, December 12, 2018

SANA, December 12, 2018

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(アレッポ県3件、ハマー県3件、ラタキア県3件、イドリブ県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも11件の停戦違反(アレッポ県4件、ハマー県4件、イドリブ県3件)を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 12, 2018、SANA, December 12, 2018をもとに作成。

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