フランス外務省報道官「シリアで和解が実現した後にアサドが権力の座にとどまると言うのは非現実的」(2018年12月18日)

フランス外務省報道官は報道向け声明を出し、「フランスのジャン=イヴ・ル・ドリアン外務大臣が何度も述べている通り、シリアで和解が実現した後にバッシャール・アサドが権力の座にとどまると言うのは非現実的である」と表明した。

しかし、声明では「シリアにおける最優先事項は、エマニュエル・マクロン大統領が12月14日にブリュッセルで述べた通り、依然として国際社会においてテロ組織に分類されているダーイシュ(イスラーム国)と戦うことにある」と付言、「テロ根絶と合わせて、シリアで和平を実現し、地域の安定を確保する唯一の手段は、国連安保理決議第2254号に合致したかたちで、厳然たる政治的解決を実現することにある」と述べた。

AFP, December 18, 2018、ANHA, December 18, 2018、AP, December 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 18, 2018、al-Hayat, December 19, 2018、Reuters, December 18, 2018、SANA, December 18, 2018、UPI, December 18, 2018などをもとに作成。

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