ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから403人、ヨルダンから663人の難民が帰国、避難民95人が帰宅(2019年4月21日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月21日付)を公開し、4月20日に難民1,066人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは403人(うち女性121人、子供205人)、ヨルダンから帰国したのは663人(うち女性199人、子供338人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は197,142人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者69,654人(うち女性21,040人、子ども35,442人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者127,488人(うち女性38,273人、子ども65,007人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 426,422人(うち女性127,971人、子供217,371人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,696,131人(うち女性2,000,839人、子供3,415,027人)。

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一方、国内避難民95人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは11人(うち女性4人、子供5人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは10人(うち女性2人、子供8人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは74人(うち女性21人、子供27人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は20,430人(うち女性6,630人、子供9,057人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,289,026人(うち女性389,189人、子供652,823人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 21, 2019をもとに作成。

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