イスラエル軍がシリア領内に「トリプル・タップ」:クナイトラ県各所をミサイル攻撃(2019年5月20日)

ドゥラル・シャーミーヤ(5月20日付)は複数の現地消息筋の話として、イスラエル軍がクナイトラ県のハドル村、ナブア・サフル村、アイン・ヌーリーヤ村、ダマスカス郊外県のタッル・シャフム村、ダルアー県のハーッラ丘一帯をミサイル攻撃したと伝えた。

攻撃は、イランの民兵やヒズブッラーの拠点を狙ったもの。

イスラエル軍による攻撃は18、19日に続き、5月に入って3度目。

一方、スプートニク・ニュース(5月20日付)は、シリア軍筋の話として、シリア軍防空部隊がシルカ自走式高射機関砲や高射砲で、占領下のゴラン高原から飛来した敵の標的を迎撃したと伝えた。

同情報筋によると、ミサイル攻撃は、クナイトラ県のハドル村とダマスカス郊外県のバイト・ジン村の間、ダルアー県ハーッラ丘に隣接するクナイトラ県西部に対して行われたという。

AFP, May 20, 2019、ANHA, May 20, 2019、AP, May 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2019、al-Hayat, May 21, 2019、Reuters, May 20, 2019、SANA, May 20, 2019、Sputnik News, May 20, 2019、SOHR, May 21, 2019、UPI, May 20, 2019などをもとに作成。

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