難民100万人をシリア北西部に移住させようとするトルコのエルドアン政権の計画の詳細が明らかに(2019年9月28日)

トルコのTRT Haberチャンネル(9月27日付)は、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン政権が計画しているシリア北西部国境地帯へのシリア難民の移住計画の詳細を明らかにした。

同チャンネルによると、計画は、トルコが米国とともに設置をめざしている「安全地帯」に、外国の基金が270億米ドルを投資し、住宅20万戸を建設するというもの。

トルコ政府が国際機関の支援を受けられるかは今のところ不明。

住宅建設は同地域内の140の村、10の町で行われ、各村はシリア難民5,000人を、各町は難民3万人をそれぞれ収容する。

収容される難民は100万人におよぶ予定。

またこれらの町村には、モスク、学校、工業施設、競技場などを併設、200床を完備する病院2棟を含む10の病院も建設されるという。

難民の受け入れ先となる町村の総面積は9,260万平方メートル、農地は1億4000万平方メートルに達するという。

AFP, September 28, 2019、ANHA, September 28, 2019、AP, September 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2019、Reuters, September 28, 2019、SANA, September 28, 2019、SOHR, September 28, 2019、TRT Haber, September 28, 2019、UPI, September 28, 2019などをもとに作成。

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