ロシア・シリア軍はシャーム解放機構支配下のイドリブ県、ラタキア県を爆撃、住民2人が死亡(2019年11月11日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構支配下のカフルサジュナ村一帯、マアッラト・フルマ村、ムシャイリファ村、マアッラト・マーティル村を爆撃した。

シリア軍も地上部隊がカフルルーマー村、ハーッス村一帯、放棄された大隊基地、カフルサジュナ村、シャイフ・ムスタファー村、ウライニバ村、タフターヤー村、タッフ村、ウンム・ジャラール村、ムシャイリファ村、ラカーヤー村、ブサクラー村、ザイズーン火力発電所一帯を砲撃し、ブサクラー村で子ども1人、カフルルーマー村で女性1人が死亡した。

これに対して、反体制武装集団は、トゥルキー丘、フワイン村、マダーヤー村、サッバーギーヤ農場、アービディーン村、カフルヤディーン村、ウンム・ザイトゥーナ村、タッル・ニムル村、フバイト村、カッサービーヤ村、タッルアース村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がカッバーナ村一帯を爆撃した。

シリア軍もヘリコプターが同地を「樽爆弾」で爆撃、地上部隊がカッバーナ村一帯、フドル丘、タルディーン村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハーン・アサル村、カフルジューム村、アレッポ市ムハンディスィーン地区、アウラム・クブラー町一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ザイズーン村、フワイジャ村、ハウワーシュ村を砲撃した。

これに対して、反体制武装集団はシャフシャブー山(イドリブ県)山麓一帯、カフルヌブーダ町一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を33件(イドリブ県9件、ラタキア県9件、アレッポ県9件、ハマー県6件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を21件(イドリブ県12件、ラタキア県2件、アレッポ県3件、ハマー県4件)確認した。

AFP, November 11, 2019、ANHA, November 11, 2019、AP, November 11, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 11, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, November 11, 2019、Reuters, November 11, 2019、SANA, November 11, 2019、SOHR, November 11, 2019、UPI, November 11, 2019などをもとに作成。

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