ロシア・シリア軍がイドリブ県を爆撃し、住民9人と戦闘員2人死亡(2019年11月17日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がミラージャ村、アルバイーン山一帯、ハーン・スブル村、カフルサジュナ村、ジャバーラー村、カフルナブル市、マアッルズィーター村、サラーキブ市一帯を爆撃し、ミラージャ村とサラーキブ市で住民9人が、アルバイーン山では反体制武装集団戦闘員2人が死亡した。

またシリア軍ヘリコプターがハザーリーン村、マアッルズィーター村、カフルナブル市、ブサクラー村を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団はアブー・ズフール町一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるカッバーナ村一帯を「樽爆弾」爆撃、地上部隊が同地を砲撃した。

また、同地一帯で反体制武装集団とシリア軍が交戦、シリア軍兵士4人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を30件(イドリブ県10件、ラタキア県8件、アレッポ県8件、ハマー県4件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を30件(イドリブ県6件、ラタキア県8件、アレッポ県4件、ハマー県1件)確認した。

AFP, November 17, 2019、ANHA, November 17, 2019、AP, November 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 17, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, November 17, 2019、Reuters, November 17, 2019、SANA, November 17, 2019、SOHR, November 17, 2019、UPI, November 17, 2019などをもとに作成。

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