【トルコ・シリア大地震】各県、NGOなどによる救援活動続く(2023年2月11日)

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省庁の動き

ロシア教育大学と世界キリスト教連盟の使節団が文部省を訪れ、ダーリム・タッバーア教育大臣と面談、6日のトルコ・シリア大地震の被災者への弔意を示した。

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シリア運輸観光会社が被災者に食料を提供した。

各県の動き

ダマスカス県で集められた救援物資を積んだ車列がラタキア県に向かった。

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タルトゥース県で集められた食料などの救援物資を積んだ車10第がラタキア県とハマー県に向かった。

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スワイダー県の人命救助ボランティア・チームが被災者を支援するためのイニシアチブを開始した。

同県の住民も被災者への救援物資の提供を行った。

また県の若者らがラタキア県を支援するための「家族の無情」と銘打ったキャンペーンを開始した。

さらに同県の慈善忠誠協会が被災者を支援するための義援金募集を開始した。

同県のマイクロ・ビジネス展覧会が開幕し、被災者支援のコーナーが設置された。

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ハマー県では、ハマー市の避難所の被災者に食料が配給された。

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ラタキア県の若者らが野外炊事場で活動を行った。

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ハサカ県の部族名士、経済団体、宗教団体はハサカ市の県庁舎で会合を開き、被災者の家族への支援を行うと表明した。

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ダルアー県では、被災者を支援する「コーラル・ハーモニー」イニシアチブがアレッポ県に支援物資を運んだ。

また、県で被災者を支援するための「シリアは一つの家族」イニシアチブが開始された。

在外シリア人の動き

ロシア在住のシリア人らが駐ロシア・シリア大使館に被災者を支援するための義援金の寄附を続けた。

また、バッシャール・ジャアファリー大使は、訪れた寄付者らたと面談した。

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SANA(2月11日付)が伝えた。

AFP, February 11, 2023、ANHA, February 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 11, 2023、Reuters, February 11, 2023、SANA, February 11, 2023、SOHR, February 11, 2023などをもとに作成。

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