シリア軍はヒムス県東部、ダイル・ザウル市一帯でダーイシュとの戦闘を続ける(2017年7月7日)

ヒムス県では、SANA(7月7日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、ジュッブ・ジャッラーフ町南部のタフハ丘に侵攻したダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

シリア人権監視団によると、シリア軍とダーイシュはまたジバーブ・ハマド村一帯で交戦、シリア軍がスフナ市、タイバ村一帯を空爆・砲撃した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がブガイリーヤ村、ダイル・ザウル市南部パノラマ交差点一帯、第137連隊基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

AFP, July 7, 2017、AP, July 7, 2017、ARA News, July 7, 2017、Champress, July 7, 2017、al-Hayat, July 7, 2017、Kull-na Shuraka’, July 7, 2017、al-Mada Press, July 7, 2017、Naharnet, July 7, 2017、NNA, July 7, 2017、Reuters, July 7, 2017、SANA, July 7, 2017、UPI, July 7, 2017などをもとに作成。

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シリア南西部(ダルアー県、スワイダー県、クナイトラ県)でシリア軍と反体制武装集団の戦闘続く(2017年7月7日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(7月8日付)によると、シリア・ロシア両軍戦闘機・ヘリコプターがラジャート高原のジスリー村、ウンム・ハラズ村、イーブ村を空爆した。

一方、SANA(7月7日付)によると、反体制武装集団がシリア政府支配下のダルアー市カーシフ地区の住宅街を砲撃した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団が、ハルハラ航空基地、バッラ航空基地一帯のシリア軍拠点を砲撃した。

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クナイトラ県では、クッルナー・シュラカー(7月8日付)によると、マアラカ村にあるクナイトラ・ゴラン革命軍事評議会の本部が何者かによって爆破された。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がフライタ村郊外無人地帯を空爆した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がラターミナ町を砲撃した。

AFP, July 7, 2017、AP, July 7, 2017、ARA News, July 7, 2017、Champress, July 7, 2017、al-Hayat, July 7, 2017、Kull-na Shuraka’, July 7, 2017、al-Mada Press, July 7, 2017、Naharnet, July 7, 2017、NNA, July 7, 2017、Reuters, July 7, 2017、SANA, July 7, 2017、UPI, July 7, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合はラッカ市でダーイシュと戦うYPG主体のシリア民主軍に増援(2017年7月6日)

ラッカ県では、ARA News(7月6日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ラッカ市内のヒシャーム・ブン・アブドゥルマリク地区、カーディスィーヤ地区、カーディスィーヤ地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

Kull-na Shuraka’, July 5, 2017

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シリア人権監視団によると、イラク領内から武器・装備などを積載した有志連合の車列がハサカ県内の西クルディスタン移行期民政局支配地域に入った。

これらの物資は、ラッカ市での戦闘を続けられる西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に供与されるものと見られる。


AFP, July 6, 2017、AP, July 6, 2017、ARA News, July 6, 2017、Champress, July 6, 2017、al-Hayat, July 7, 2017、Kull-na Shuraka’, July 6, 2017、al-Mada Press, July 6, 2017、Naharnet, July 6, 2017、NNA, July 6, 2017、Reuters, July 6, 2017、SANA, July 6, 2017、UPI, July 6, 2017などをもとに作成。

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イドリブ県でアル=カーイダ系のシャーム解放機構がダーイシュのメンバー9人を逮捕(2017年7月6日)

イドリブ県では、シャーム解放機構に近いイバー通信(7月6日付)によると、シャーム解放機構の治安局がトルコとの国境地帯でダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員9人を逮捕した。

治安局はまた、サルキーン市などで爆弾が仕掛けられた車1台、オートバイ数台を発見、押収した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(7月6日付)によると、ムザイリーブ町でムウタッズ軍の司令官を務めるアブー・アブドゥッラー・ガザーウィー氏が何者かによって爆殺された。

AFP, July 6, 2017、AP, July 6, 2017、ARA News, July 6, 2017、Champress, July 6, 2017、al-Hayat, July 7, 2017、Kull-na Shuraka’, July 6, 2017、al-Mada Press, July 6, 2017、Naharnet, July 6, 2017、NNA, July 6, 2017、Reuters, July 6, 2017、SANA, July 6, 2017、UPI, July 6, 2017、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, July 6, 2017などをもとに作成。

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シリア政府支配下のハマー市で自爆テロが発生し、女性2人を含む4人が死亡、9人が負傷(2017年7月6日)

ハマー県では、SANA(7月6日付)によると、ハマー市内の西部旅客バス発着所入り口で、男性1人が着用していた自爆ベルトを爆発させ、近くにいた住民4人が死亡、9人が負傷した。

ハマー県のムハンマド・ハズーリー県知事によると、死亡した4人のうちの2人は女性だった。

SANA, July 5, 2017

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ダルアー県では、SANA(7月6日付)によると、反体制武装集団が、シリア政府支配下のダルアー市カーシフ地区、サビール地区を砲撃し、女性1人が負傷した。

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アレッポ県では、シャーム解放機構に近いイバー通信(7月6日付)によると、シャーム解放機構がアレッポ市北部のアルド・マッラーフ地区一帯でシリア軍を攻撃し、シリア軍兵士10人を殺害した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が東グータ地方のハズラマー村一帯で反体制武装集団(イスラーム軍)と交戦した。

一方、アル=カーイダ系のシャーム解放機構は、フライタ村の無人地帯にあるシリア軍拠点を砲撃した。

このほか、東グータ地方のバイト・サワー村、ミスラバー市、(フーシュ・)アシュアリー農場一帯では、シャーム解放機構、ラフマーン軍団からなる武装集団が、イスラーム軍と交戦した。

シリア人権監視団によると、バイト・サワー村、ミスラーバー市、アシュアリー農場一帯でラフマーン軍団、シャーム解放機構がイスラーム軍と交戦した。

AFP, July 6, 2017、AP, July 6, 2017、ARA News, July 6, 2017、Champress, July 6, 2017、al-Hayat, July 7, 2017、Kull-na Shuraka’, July 6, 2017、al-Mada Press, July 6, 2017、Naharnet, July 6, 2017、NNA, July 6, 2017、Reuters, July 6, 2017、SANA, July 6, 2017、UPI, July 6, 2017、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, July 6, 2017などをもとに作成。

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ロシア外務省報道官は、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続けるラフマーン軍団、イスラーム軍が化学兵器を使用し、米軍に爆撃を促そうとしていると主張(2017年7月6日)

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、記者会見で、米ホワイト・ハウスのショーン・マイケル・スパイサー報道官が6月27日に、アサド政権が化学兵器による攻撃を準備している可能性を示す証拠があると述べたことに関して、「武装テロ集団」が米国に空爆を促す口実として化学兵器を使用しようとしているとしたうえで、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動しているラフマーン軍団、イスラーム軍が化学兵器を装填したロケット弾を保有していると主張した。

ザハロワ報道官はまた、ダーイシュ(イスラーム国)も化学兵器製造施設や関連する装備をダイル・ザウル県のダイル・ザウル市、ブーカマール市方面に移したと述べた。
SANA(7月6日付)が伝えた。

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一方、ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(7月6日付)が、アイン・タルマー村一帯の戦線でシリア軍が塩素ガスと思われる有毒ガスを装填した砲弾を使用して攻撃を行ったと伝えた。

Kull-na Shuraka’, July 6, 2017

AFP, July 6, 2017、AP, July 6, 2017、ARA News, July 6, 2017、Champress, July 6, 2017、al-Hayat, July 7, 2017、Kull-na Shuraka’, July 6, 2017、al-Mada Press, July 6, 2017、Naharnet, July 6, 2017、NNA, July 6, 2017、Reuters, July 6, 2017、SANA, July 6, 2017、UPI, July 6, 2017などをもとに作成。

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ロシア・シリア両軍がハマー県東部のダーイシュ支配地域を90回以上にわたり爆撃(2017年7月6日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア・シリア両軍がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にある県東部のアカシュ村、スーハー村、サルバー村、ジャルーフ・ヌアイマ村、ハーヌータ村、アルシューナ村、アブー・ダーリヤ村、カスタル村、マスウード村を90回以上にわたり空爆した。

また、SANA(7月6日付)によると、シリア軍が県東部のジャニー・アルバーウィー村北部一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ラッカ県では、SANA(7月6日付)によると、シリア軍戦闘機が県西部のビール・アブー・クブラー村、ファフディー石油配給ステーション、ザムラ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して空爆を行った。

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ヒムス県では、SANA(7月6日付)によると、シリア軍が県東部のダイル・ザウル県に近いハミーマ砂漠一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(7月6日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市内にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

AFP, July 6, 2017、AP, July 6, 2017、ARA News, July 6, 2017、Champress, July 6, 2017、al-Hayat, July 7, 2017、Kull-na Shuraka’, July 6, 2017、al-Mada Press, July 6, 2017、Naharnet, July 6, 2017、NNA, July 6, 2017、Reuters, July 6, 2017、SANA, July 6, 2017、UPI, July 6, 2017などをもとに作成。

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ハンムーYPG総司令官「ロジャヴァには7つの米軍基地がある」「トルコ軍の増派は宣戦布告に等しい」(2017年7月5日)

西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊のスィーバーン・ハンムー総司令官は、『シャルク・アウサト』(7月5日付)とのインタビューに応じ、その中で「米軍はシリア民主軍や人民防衛隊が支配する地域に7つの基地、空港、拠点を設置した。そのなかでもっとも主要なものが、コバニ(アレッポ県アイン・アラブ市)に設置された大規模近代航空基地だ」と述べた。

ハンムー司令官によると、7つの基地のうち、2つはハサカ市近郊、1つはカーミシュリー市(ハサカ県)近郊、2つはダイリーク市(マーリキーヤ市)(ハサカ県)近郊、1つはタッル・アブヤド市(ラッカ県)近郊、1つはマンビジュ市(アレッポ県)近郊にあり、米軍主導の有志連合の将兵約1,300人がこれらの基地に駐留しているという。

またシリア北東部のほかにも、米軍やヒムス県のイラク国境に位置するタンフ国境通行所を拠点化している。

一方、アレッポ県北西部のアフリーン市一帯へのトルコ軍の増派について、ハンムー総司令官は「トルコ、ロシア、アサド政権が、テーブルの下で共謀していることは明らかだ」と述べた。

ARA News, July 5, 2017

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一方、ハンムー報道官は、ロイター通信(7月5日付)の取材に対して、アレッポ県北西部のアフリーン市一帯へのトルコ軍の増派に関して「こうした軍事的な準備は、宣戦布告のレベルに達した。近いうちに実際に戦闘が起こるかもしれない」と危機感を露わにした。

AFP, July 5, 2017、AP, July 5, 2017、ARA News, July 5, 2017、Champress, July 5, 2017、al-Hayat, July 6, 2017、Kull-na Shuraka’, July 5, 2017、al-Mada Press, July 5, 2017、Naharnet, July 5, 2017、NNA, July 5, 2017、Reuters, July 5, 2017、SANA, July 5, 2017、al-Sharq al-Awsat, July 5, 2017、UPI, July 5, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はラッカ市内のサイフ・ダウラ街道を制圧(2017年7月5日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(7月5日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市内でダーイシュ(イスラーム国)と交戦の末、サイフ・ダウラ街道を制圧した。

syria.liveuamap.com, July 5, 2017

また、ARA News(7月5日付)によると、シリア民主軍は市内のダルイーヤ地区などでダーイシュと交戦した。

AFP, July 5, 2017、AP, July 5, 2017、ARA News, July 5, 2017、Champress, July 5, 2017、al-Hayat, July 6, 2017、Kull-na Shuraka’, July 5, 2017、al-Mada Press, July 5, 2017、Naharnet, July 5, 2017、NNA, July 5, 2017、Reuters, July 5, 2017、SANA, July 5, 2017、UPI, July 5, 2017などをもとに作成。

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ダルアー県で反体制武装集団がダーイシュ掃討作戦を開始(2017年7月5日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(7月5日付)によると、反体制武装集団がダーイシュ(イスラーム国)掃討に向けた新たな作戦(サッフ・アウワル作戦)を開始し、ジッリーン村とサフム・ジャウラーン村を結ぶ回廊地帯でダーイシュと交戦した。

AFP, July 5, 2017、AP, July 5, 2017、ARA News, July 5, 2017、Champress, July 5, 2017、al-Hayat, July 6, 2017、Kull-na Shuraka’, July 5, 2017、al-Mada Press, July 5, 2017、Naharnet, July 5, 2017、NNA, July 5, 2017、Reuters, July 5, 2017、SANA, July 5, 2017、UPI, July 5, 2017などをもとに作成。

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アスタナ5会議が閉幕:停戦監視、人道支援などにかかるロシア・トルコ・イラン合同作業グループを設置するも、緊張緩和地帯の処遇に関する最終合意には至らず(2017年7月5日)

カザフスタンの首都アスタナで4日に開幕したシリア政府と反体制武装集団による停戦協議「アスタナ5会議」は、共同声明を採択して閉幕した。

開催国であるカザフスタンのカイラット・アブドラフマノフ外務大臣が5日に開かれた全体会合で読み上げた共同声明では、停戦の保障国であるロシア、トルコ、イランが5月に発効した「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」に従い、停戦(監視)態勢の維持強化、当事者間の信頼醸成に務めることを確認、当事者に停戦の順守・維持、信頼醸成に努めるよう呼びかけた。

また、保障国であるロシア、トルコ、イランからなる合同作業グループを設置し、緊張緩和地帯での停戦監視などにかかる技術的諸条件の最終調整作業を付託、8月1~2日にイランでそのための会合を開催することを決定したことを明らかにした。

一方、7月10日にスイスの首都ジュネーブで予定されているジュネーブ7会議に関しては、開催に歓迎の意を示すとともに、停戦プロセスを強化するうえでアスタナでの会議が役割を果たすことが重要である旨確認した。

SANA(7月5日付)などが伝えた。

SANA, July 5, 2017

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『ハヤート』(7月6日付)によると、緊張緩和地帯での停戦監視、人道支援などに関する最終合意には至らなかった。

これに関して、シリア政府代表団を率いるバッシャール・ジャアファリー国連シリア代表は、記者団に対して、トルコが合意成立を妨害したため「交渉の結果は極めて控えめなものにとどまった」と非難した。

またロシアに近い複数の消息筋によると、シリア中部(ヒムス県、ダマスカス郊外県)に設置された緊張緩和地帯では停戦監視、人道支援などに関する最終合意が成立したものの、イドリブ県の緊張緩和地帯をめぐっては、ロシア、トルコ、イランの間で合意を見なかった。

また南部(ダルアー県)に設置された緊張緩和地帯をめぐっては、米国、ヨルダンが戦闘に関与していることもあり、審議事項とはならなかった。

最終的には、トルコが、ロシア、イランに対して、すべての緊張緩和地帯での調整が完了した段階で最終合意を交わすことを求め、ロシア、イランがこれを受け入れるかたちとなったという。

RT(7月5日付)によると、遺跡地帯での地雷撤去、逮捕者の解放などをめぐって当事者(シリア政府・イランとトルコ)の意見対立が続いているという。

AFP, July 5, 2017、AP, July 5, 2017、ARA News, July 5, 2017、Champress, July 5, 2017、al-Hayat, July 6, 2017、Kull-na Shuraka’, July 5, 2017、al-Mada Press, July 5, 2017、Naharnet, July 5, 2017、NNA, July 5, 2017、Reuters, July 5, 2017、RT, July 5, 2017、SANA, July 5, 2017、UPI, July 5, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダマスカス郊外県、ダルアー県で反体制武装集団との戦闘を続ける(2017年7月5日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(7月6日付)によると、ジャウバル区、アイン・タルマー村一帯でシリア軍が親政権武装勢力とともに反体制武装集団(ラフマーン軍団)との戦闘を続け、同地を13回以上にわたり空爆した。

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ダルアー県では、『ハヤート』(7月6日付)によると、シリア軍が西ガーリヤ村、イーブ村を砲撃した。

AFP, July 5, 2017、AP, July 5, 2017、ARA News, July 5, 2017、Champress, July 5, 2017、al-Hayat, July 6, 2017、Kull-na Shuraka’, July 5, 2017、al-Mada Press, July 5, 2017、Naharnet, July 5, 2017、NNA, July 5, 2017、Reuters, July 5, 2017、SANA, July 5, 2017、UPI, July 5, 2017などをもとに作成。

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ロシア軍の戦略爆撃機がロシア本土からハマー県東部に飛来し、ダーイシュの拠点を巡航ミサイルで攻撃(2017年7月5日)

ロシア国防省は、ロシア領内のエーンゲリス航空基地を離陸したロシア空軍所属のTu-95ME戦略爆撃機からなる航空部隊が、ハマー県東部のウカイリバート村一帯のダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対してKh-101巡航ミサイルによって爆撃を行ったと発表した。

この爆撃で、ダーイシュの司令拠点1カ所、大規模武器弾薬庫3カ所を破壊した。

『ハヤート』(7月6日付)によると、戦略爆撃機の爆撃はウカイリバート村近郊のアブー・ダーリヤ村一帯に対して行われたという。

SANA, July 5, 2017

一方、『ハヤート』(7月6日付)によると、シリア・ロシア両軍の戦闘機は、県東部のウカイリバート村、クライブ・サウラ村、サルバー村、アブー・フバイラート村、バルグースィーヤ村、マスウード村、アブー・ハナーヤー村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して激しい空爆を行った。

また同地一帯では、シリア軍、親政権武装勢力がダーイシュと交戦したという。

AFP, July 5, 2017、AP, July 5, 2017、ARA News, July 5, 2017、Champress, July 5, 2017、al-Hayat, July 6, 2017、Kull-na Shuraka’, July 5, 2017、al-Mada Press, July 5, 2017、Naharnet, July 5, 2017、NNA, July 5, 2017、Reuters, July 5, 2017、SANA, July 5, 2017、UPI, July 5, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル市一帯、ヒムス県東部でダーイシュ(イスラーム国)と交戦(2017年7月5日)

ダイル・ザウル県では、SANA(7月5日付)によると、シリア軍がブガイリーヤ村、サルダ山一帯、ティーム油田一帯、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、ハミーディーヤ地区、ハウィーカ地区、フワイジャト・カーティア地区、ジュナイナ村を空爆した。

これに対して、ダーイシュはシリア政府支配下のダイル・ザウル市内各所を砲撃し、4人が負傷した。

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ヒムス県では、SANA(7月5日付)によると、シリア軍が「同盟者」とともに県東部の砂漠地帯のハイル油田一帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続し、ハイル油田の西1キロの地点にまで進軍した。

AFP, July 5, 2017、AP, July 5, 2017、ARA News, July 5, 2017、Champress, July 5, 2017、al-Hayat, July 6, 2017、Kull-na Shuraka’, July 5, 2017、al-Mada Press, July 5, 2017、Naharnet, July 5, 2017、NNA, July 5, 2017、Reuters, July 5, 2017、SANA, July 5, 2017、UPI, July 5, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県、ダルアー県でシリア軍との戦闘を続けるイスラーム軍、南部戦線の代表は、アスタナ5会議への参加を拒否(2017年7月4日)

アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構が主導する「堅固な建造物」作戦司令室と共闘する南部戦線(自由シリア軍)は声明を出し、4日に開幕したアスタナ5会議に代表を派遣しないことを正式に発表した。

その理由について、南部戦線は「シリア人の流血を止めるための真摯な決定を国際会議が下す能力を持たない」ためとしている。

Kull-na Shuraka’, July 4, 2017

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アスタナ・プロセスに参加する反体制武装集団の代表団長を務めるイスラーム軍のムハンマド・アッルーシュ氏はテレグラムを通じて声明を出し、4日に開幕したアスタナ5会議への参加を見合わせると発表した。

参加中止の理由に関して、アッルーシュ氏はシリア政府側が停戦に違反していると非難、「人民が自由を獲得するという目的の実現に資するような信頼に足る真剣さを我々が感じ取ったら、我々は再び交渉のテーブルに着く」と表明した。

AFP, July 4, 2017、AP, July 4, 2017、ARA News, July 4, 2017、Champress, July 4, 2017、al-Hayat, July 5, 2017、Kull-na Shuraka’, July 4, 2017、al-Mada Press, July 4, 2017、Naharnet, July 4, 2017、NNA, July 4, 2017、Reuters, July 4, 2017、SANA, July 4, 2017、UPI, July 4, 2017などをもとに作成。

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アスタナ5会議が開幕するも、ダマスカス郊外県、ダルアー県でシリア軍との戦闘を続けるイスラーム軍、南部戦線の代表は参加を拒否(2017年7月4日)

カザフスタンの首都アスタナで、シリア政府と反体制武装集団による停戦協議「アスタナ5会議」が2日の予定で開幕し、シリア政府、ロシア、イラン、ロシアの代表団が個別準備会合を行った。

一方、反体制武装集団の代表団は、『ハヤート』(7月5日付)によると、アフマド・バッリー准将(自由シリア軍)、ヤースィル・アブドゥッラヒーム氏(アレッポ作戦司令室)、サイード・ナクラシュ氏(イスラーム旅団政治局長)ら10人がアスタナ入りしたが、アスタナ4会議まで代表団長を務めていたイスラーム軍のムハンマド・アッルーシュ氏、アスタナ3会議まで報道官を務めていたウサーマ・アブー・ザイド氏、南部戦線代表は参加を拒否した。

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バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表を団長とするシリア政府代表団は、イランの代表団(ホセイン・ジャーベリー・アンサーリー外務副大臣が団長)、ロシアの代表団(セルゲイ・ヴェルシニン外務省中東北アフリカ局長)とそれぞれ会談し、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」実施のしくみについて意見を交わした。

SANA, July 4, 2017

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また、イランの代表団、ロシアの代表団、そしてトルコの代表団(セダト・オナル外務大臣特別顧問が団長)はそれぞれ個別会談を行った。

SANA(7月4日付)、インテルファクス通信(7月4日付)などが伝えた。

AFP, July 4, 2017、AP, July 4, 2017、ARA News, July 4, 2017、Champress, July 4, 2017、al-Hayat, July 5, 2017、Interfax, July 4, 2017、Kull-na Shuraka’, July 4, 2017、al-Mada Press, July 4, 2017、Naharnet, July 4, 2017、NNA, July 4, 2017、Reuters, July 4, 2017、SANA, July 4, 2017、UPI, July 4, 2017などをもとに作成。

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クナイトラ県でアル=カーイダ系武装集団の砲撃に合わせるかたちでイスラエル軍無人戦闘機がシリア軍拠点を爆撃(2017年7月4日)

クナイトラ県では、『ハヤート』(7月5日付)が、複数の反体制活動家の話として、イスラエル軍の無人航空機がシリア軍の拠点複数カ所に対して爆撃を行った。

複数の反体制筋によると、イスラエル軍戦闘機がシリア軍拠点に対して行ったと思われる空爆の爆発音が聞こえたという。

この爆発は、同地で活動する反体制武装集団が、シリア政府支配下のバアス市、そしてバアス市とハーン・アルナバ市を結ぶ街道を砲撃した直後に聞こえたという。

クナイトラ県では、アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構が「自由シリア軍」諸派とともに「ムハンマド軍」を結成し、シリア軍と戦闘を続けている。

これに対して、シリア軍側は、無人偵察機1機を撃墜したと発表した。


AFP, July 4, 2017、AP, July 4, 2017、ARA News, July 4, 2017、Champress, July 4, 2017、al-Hayat, July 5, 2017、Kull-na Shuraka’, July 4, 2017、al-Mada Press, July 4, 2017、Naharnet, July 4, 2017、NNA, July 4, 2017、Reuters, July 4, 2017、SANA, July 4, 2017、UPI, July 4, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団はロジャヴァ支配下のカフルアントゥーン村(アレッポ県)を砲撃し、住民3人を殺害(2017年7月4日)

アレッポ県では、ARA News(7月4日付)によると、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)が西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアレッポ市郊外のカフルアントゥーン村を砲撃し、住民3人が死亡、4人が負傷した。

AFP, July 4, 2017、AP, July 4, 2017、ARA News, July 4, 2017、Champress, July 4, 2017、al-Hayat, July 5, 2017、Kull-na Shuraka’, July 4, 2017、al-Mada Press, July 4, 2017、Naharnet, July 4, 2017、NNA, July 4, 2017、Reuters, July 4, 2017、SANA, July 4, 2017、UPI, July 4, 2017などをもとに作成。

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マーリア市(アレッポ県)でトルコ軍の支援を受ける反体制武装集団の武器庫が爆発し、戦闘員14人が死亡(2017年7月4日)

アレッポ県では、ARA News(7月4日付)によると、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)の拠点都市マーリア市内の武器庫で爆発が発生し、戦闘員14人が死亡した。

ARA News, July 4, 2017

 

AFP, July 4, 2017、AP, July 4, 2017、ARA News, July 4, 2017、Champress, July 4, 2017、al-Hayat, July 5, 2017、Kull-na Shuraka’, July 4, 2017、al-Mada Press, July 4, 2017、Naharnet, July 4, 2017、NNA, July 4, 2017、Reuters, July 4, 2017、SANA, July 4, 2017、UPI, July 4, 2017などをもとに作成。

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イドリブ県で爆発が発生し、シャーム解放機構のシャリーア学者5人が死亡(2017年7月4日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(7月4日付)によると、クナイトラ村で爆発が発生し、アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構のシャリーア学者5人が死亡した。

爆発が起こったのは、シャーム解放機構が運営するクナイトラ・シャリーア学院前。

AFP, July 4, 2017、AP, July 4, 2017、ARA News, July 4, 2017、Champress, July 4, 2017、al-Hayat, July 5, 2017、Kull-na Shuraka’, July 4, 2017、al-Mada Press, July 4, 2017、Naharnet, July 4, 2017、NNA, July 4, 2017、Reuters, July 4, 2017、SANA, July 4, 2017、UPI, July 4, 2017などをもとに作成。

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シリア国民連合はレバノンのアルサール村のシリア人難民代表と会談(2017年7月4日)

トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立のリヤード・サイフ代表ら政治委員会メンバーは、レバノンのアルサール村一帯(バアルベック県ベカーア郡(にあるシリア人難民キャンプの代表らと会談し、同地でのシリア人難民の処遇改善に向けた取り組みについて意見を交わした。

クッルナー・シュラカー(7月4日付)によると、この会談で、サイフ代表らは、レバノンのサアド・ハリーリー首相に連絡し、処遇改善に向けた取り組みを行うとの意思を表明した。

AFP, July 4, 2017、AP, July 4, 2017、ARA News, July 4, 2017、Champress, July 4, 2017、al-Hayat, July 5, 2017、Kull-na Shuraka’, July 4, 2017、al-Mada Press, July 4, 2017、Naharnet, July 4, 2017、NNA, July 4, 2017、Reuters, July 4, 2017、SANA, July 4, 2017、UPI, July 4, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県でシリア・ロシア軍とイスラーム軍、ラフマーン軍団に対する攻撃を続ける(2017年7月4日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(7月4日付)によると、ロシア軍戦闘機がイスラーム軍の本拠地ドゥーマー市の民家を3回にわたって空爆した。

またアイン・タルマー村一帯では、シリア軍が反体制武装集団(ラフマーン軍団)と激しく交戦した。

AFP, July 4, 2017、AP, July 4, 2017、ARA News, July 4, 2017、Champress, July 4, 2017、al-Hayat, July 5, 2017、Kull-na Shuraka’, July 4, 2017、al-Mada Press, July 4, 2017、Naharnet, July 4, 2017、NNA, July 4, 2017、Reuters, July 4, 2017、SANA, July 4, 2017、UPI, July 4, 2017などをもとに作成。

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ダーイシュによるダマスカス県南部街区占拠に向けた動きを受けて、住民が退去(2017年7月4日)

ダマスカス県では、クッルナー・シュラカー(7月4日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県南部のルービヤ通り、ザイン地区を接収する意思を表明したことを受け、住民約50世帯(約100人)が同地を退去、近隣の街区に避難した。

AFP, July 4, 2017、AP, July 4, 2017、ARA News, July 4, 2017、Champress, July 4, 2017、al-Hayat, July 5, 2017、Kull-na Shuraka’, July 4, 2017、al-Mada Press, July 4, 2017、Naharnet, July 4, 2017、NNA, July 4, 2017、Reuters, July 4, 2017、SANA, July 4, 2017、UPI, July 4, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル市一帯、ヒムス県東部、ハマー県東部でダーイシュに対する掃討戦を続ける(2017年7月4日)

ダイル・ザウル県では、SANA(7月4日付)によると、シリア軍が第137連隊基地一帯、ダイル・ザウル市カルファーナート地区、ウルフィー地区、ジャフラ通行所、農業地区、ハラビーヤ交差点、ハウィーカ地区、フサイニーヤ地区のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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ヒムス県では、『ハヤート』(7月5日付)によると、ダイル・ザウル県との県境に位置するハミーマ地区、県東部のアーラーク油田一帯、タイバ村一帯、クーム村一帯で、シリア軍、親政権武装勢力がダーイシュ(イスラーム国)と激しく交戦、戦闘機が同地を空爆した。

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ハマー県では、シリア人権監視団などによると、シリア軍戦闘機がアブー・フバイラート村、ハルダーニーヤ村、ウンム・マイヤール村、クライブ・サウル村、アルバーウィー村などダーイシュ(イスラーム国)支配下の県東部一帯を空爆した。

AFP, July 4, 2017、AP, July 4, 2017、ARA News, July 4, 2017、Champress, July 4, 2017、al-Hayat, July 5, 2017、Kull-na Shuraka’, July 4, 2017、al-Mada Press, July 4, 2017、Naharnet, July 4, 2017、NNA, July 4, 2017、Reuters, July 4, 2017、SANA, July 4, 2017、UPI, July 4, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍が城壁の一部を破壊し、ラッカ市旧市街に突入(2017年7月3日)

ラッカ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、米国主導の有志連合の航空支援を受けて、ラッカ市内の旧市街への突入作戦を開始したと発表した。

シリア民主軍の「ユーフラテスの怒り」作戦司令室が出した声明によると、シリア民主軍は、旧市街に突入し、ダーイシュ(イスラーム国)との激しい戦闘の末にバナート城を制圧した。

この戦闘で、ダーイシュ戦闘員34人、シリア民主軍戦闘員4人が死亡したという。

シリア人権監視団によると、シリア民主軍は三つの部隊を城壁の東側から進軍させ、米主導の有志連合の航空支援を受け、ラッカ市旧市街内に突入したという。

Kull-na Shuraka’, July 4, 2017

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米中央軍(CENTCOM)も声明で、シリア民主軍が「旧市街を囲むラフィーカ城壁に2カ所を破壊し、小さな突入口を開き、ラッカ市内のもっとも堅固な地区に進軍」したと発表した。

破壊された突破口は幅が25メートルほどで、それ以外の城壁(全長約2,500メートル)は破壊されず、維持されているという。

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一方、シリア民主軍とともに「ユーフラテスの怒り」作戦に参加するシリア・エリート部隊は、戦闘員200人以上をバグダード門からラッカ市旧市街に突入させ、ダーイシュと激しく交戦した。

シリア・エリート部隊のムハンマド・ハーリド・シャーキル報道官が報道声明を通じて明らかにした。

http://esyria.sy

AFP, July 4, 2017、AP, July 4, 2017、ARA News, July 4, 2017、CENTCOM, July 4, 2017、Champress, July 4, 2017、al-Hayat, July 5, 2017、Kull-na Shuraka’, July 4, 2017、al-Mada Press, July 4, 2017、Naharnet, July 4, 2017、NNA, July 4, 2017、Reuters, July 4, 2017、SANA, July 4, 2017、UPI, July 4, 2017などをもとに作成。

 

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トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団はマーリア市の自治を担うとしてマーリア革命評議会を発足(2017年7月3日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(7月3日付)によると、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)が、「マーリア革命評議会」を設置することに合意、ムスタファー・ファッルーフ氏(アブー・ワリード・マーリイー)を議長に選出した。

マーリア広報局が明らかにしたところによると、マーリア革命評議会は、革命運動委員会、軍事治安委員会、地方自治委員会、渉外政治委員会、内務関係市民平和委員会、フォローアップ委員会から構成され、マーリア市の唯一正統な代表として自治を行うという。

Kull-na Shuraka’, July 3, 2017

AFP, July 3, 2017、AP, July 3, 2017、ARA News, July 3, 2017、Champress, July 3, 2017、al-Hayat, July 4, 2017、Kull-na Shuraka’, July 3, 2017、al-Mada Press, July 3, 2017、Naharnet, July 3, 2017、NNA, July 3, 2017、Reuters, July 3, 2017、SANA, July 3, 2017、UPI, July 3, 2017などをもとに作成。

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米国はタンフ国境通行所を拠点とする革命特殊任務軍にハサカ県シャッダーディー市方面への転戦を提案(2017年7月3日)

ムサイウィル・ニュース(7月3日付)は、複数の消息筋の話として、米国が、「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室(自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室」)を主導する革命特殊任務軍に対して、ヒムス県のタンフ国境通行所一帯からハサカ県シャッダーディー市方面に戦闘員約100人を転戦させるよう提案した、と伝えた。

米国は、米軍などが不法に占拠するタンフ国境通行所の基地を閉鎖せずに、シャッダーディー市方面で革命特殊任務軍のための新たな基地を建設することも合わせて提案したという。

AFP, July 3, 2017、AP, July 3, 2017、ARA News, July 3, 2017、Champress, July 3, 2017、al-Hayat, July 4, 2017、Kull-na Shuraka’, July 3, 2017、al-Mada Press, July 3, 2017、al-Musawwir News, July 3, 2017、Naharnet, July 3, 2017、NNA, July 3, 2017、Reuters, July 3, 2017、SANA, July 3, 2017、UPI, July 3, 2017などをもとに作成。

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シリア軍、ヒズブッラー、イラク人民動員隊は米軍が不法占拠するタンフ国境通行所一帯に対する攻撃を再開(2017年7月3日)

ヒムス県では、ムサイウィル・ニュース(7月3日付)によると、米軍が不法に占拠するタンフ国境通行所北部一帯で、シリア軍第5師団がヒズブッラーの戦闘員、イラクの人民動員隊の支援を受けて攻撃を再開、同地を拠点とする「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室(自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室」)と交戦した。

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ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアイン・タルマー村一帯、ジャウバル区一帯で反体制武装集団(ラフマーン軍団)と交戦し、同地を空爆・砲撃した。

シリア軍はまた、アルバイン市一帯、ドゥーマー市一帯、ジャルマーナー市一帯を空爆・砲撃した。

クッルナー・シュラカー(7月3日付)によると、東グータ地方のドゥーマー市、アイン・タルマー村をシリア軍が砲撃し、3人が死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がフラーク市、イズラア市、タファス市を砲撃し、反体制武装集団と交戦した。

また、クッルナー・シュラカー(7月3日付)によると、シリア軍武装部隊総司令部による戦闘停止宣言発表の数時間後、シリア軍がダルアー市ダルアー・バラド地区、ヌアイマ村を「樽爆弾」で空爆した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハイヤーン町を砲撃した。

AFP, July 3, 2017、AP, July 3, 2017、ARA News, July 3, 2017、Champress, July 3, 2017、al-Hayat, July 4, 2017、Kull-na Shuraka’, July 3, 2017、al-Mada Press, July 3, 2017、al-Musawwir News, July 3, 2017、Naharnet, July 3, 2017、NNA, July 3, 2017、Reuters, July 3, 2017、SANA, July 3, 2017、UPI, July 3, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はヒムス県東部の第3石油輸送ステーション北部の丘陵地帯からカーラト・ミスカ丘に至る一帯を制圧(2017年7月3日)

ヒムス県では、SANA(7月3日付)によると、シリア軍が「同盟者」とともに、タドムル市東方のアーラーク油田、ハイル油田方面の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続し、第3石油輸送ステーション北部の丘陵地帯からカーラト・ミスカ丘に至る一帯を制圧した。

SANA, July 3, 2017

また、シリア人権監視団によると、シリア軍がアーラーク油田、ハイル山一帯を砲撃し、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(7月3日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部のパノラマ交差点、電力会社、電気保全旅団基地、労働者住宅地区、フワイジャト・サクル、ブガイリーヤ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)を攻撃した。

一方、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市クスール地区、ジャウラ地区を砲撃し、2人が死亡した。

AFP, July 3, 2017、AP, July 3, 2017、ARA News, July 3, 2017、Champress, July 3, 2017、al-Hayat, July 4, 2017、Kull-na Shuraka’, July 3, 2017、al-Mada Press, July 3, 2017、Naharnet, July 3, 2017、NNA, July 3, 2017、Reuters, July 3, 2017、SANA, July 3, 2017、UPI, July 3, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はラッカ市北東部と西部の2街区に突入(2017年7月3日)

ラッカ県では、ARA News(7月3日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市南東部のラトラ村をダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧した。

シリア民主軍はまた、ラッカ市内北東部のヒシャーム・ブン・アブドゥルマリク地区、西部のヤルムーク地区に突入し、ダーイシュと交戦した。

AFP, July 3, 2017、AP, July 3, 2017、ARA News, July 3, 2017、Champress, July 3, 2017、al-Hayat, July 4, 2017、Kull-na Shuraka’, July 3, 2017、al-Mada Press, July 3, 2017、Naharnet, July 3, 2017、NNA, July 3, 2017、Reuters, July 3, 2017、SANA, July 3, 2017、UPI, July 3, 2017などをもとに作成。

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