アサド大統領はシリアのイスラーム教法曹界の代表団と会談(2016年6月22日)

アサド大統領は首都ダマスカスで、ムハンマド・アブドゥッサッタール・サイイド宗教関係大臣、アフマド・バドルッディーン・ハッスーン共和国ムフティーらシリアのイスラーム教法曹界の代表団と会談した。

会談はラマダーン月を記念したもので、シリア状況や現下の危機における宗教機関の役割などについて意見を交わした。

SANA(6月22日付)が伝えた。

SANA, June 22, 2016
SANA, June 22, 2016

AFP, June 22, 2016、AP, June 22, 2016、ARA News, June 22, 2016、Champress, June 22, 2016、al-Hayat, June 23, 2016、Iraqi News, June 22, 2016、Kull-na Shuraka’, June 22, 2016、al-Mada Press, June 22, 2016、Naharnet, June 22, 2016、NNA, June 22, 2016、Reuters, June 22, 2016、SANA, June 22, 2016、UPI, June 22, 2016などをもとに作成。

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ロシア軍と思われる戦闘機がダーイシュの主要拠点ラッカ市を爆撃し、住民25人以上が死亡(2016年6月21日)

ラッカ県では、シリア人権監視団などによると、戦闘機(シリア軍かロシア軍かは不明)がダーイシュ(イスラーム国)の中心拠点ラッカ市を複数回にわたり空爆し、住民25人が死亡、数十人が負傷した。

クッルナー・シュラカー(6月22日付)によると、ラッカ市を空爆したのはロシア軍で、死者は30人に達しているという。

空爆は、ラッカ県南西部でのダーイシュの反転攻勢により、シリア軍が撤退を強いられたことを受けた動きだという。

AFP, June 22, 2016、AP, June 22, 2016、ARA News, June 22, 2016、Champress, June 22, 2016、al-Hayat, June 23, 2016、Iraqi News, June 22, 2016、Kull-na Shuraka’, June 22, 2016、al-Mada Press, June 22, 2016、Naharnet, June 22, 2016、NNA, June 22, 2016、Reuters, June 22, 2016、SANA, June 22, 2016、UPI, June 22, 2016などをもとに作成。

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アアザーズ作戦司令室はファトフ軍に所属するスンナ軍のアアザーズ市一帯からの退去を求めるが、スンナ軍はこれを事実上拒否(2016年6月21日)

アレッポ県では、シャームの民のヌスラ戦線などのジハード主義武装集団を含む「反体制派」の拠点都市アアザーズ市一帯で活動するアアザーズ作戦司令室は声明(第1号)を出し、ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などのジハード主義武装集団と共闘するスンナ軍に対して同地一帯からの完全退去を求めた。

Kull-na Shuraka', June 22, 2016
Kull-na Shuraka’, June 22, 2016

退去要求は、アアザーズ作戦司令室参加組織が襲撃を受け、メンバーが逮捕されているため。

クッルナー・シュラカー(6月22日付)によると、アアザーズ作戦司令室は、北の兵、北部連隊、ハーティム大隊、殉教者ワリード・アリード大隊、殉教者マルアナーズ大隊、イスラームの兵、ムサンナー大隊、北の槍、シャーム軍団、ムジャーヒド青年大隊の10組織から構成されている。

これに対して、スンナ軍は声明を出し、いかなる民間人、戦闘員に対しても不正は働いていないと主張、今後スンナ軍の施設が攻撃を受けた場合、報復を行うと宣言した。

Kull-na Shuraka', June 22, 2016
Kull-na Shuraka’, June 22, 2016

AFP, June 22, 2016、AP, June 22, 2016、ARA News, June 22, 2016、Champress, June 22, 2016、al-Hayat, June 23, 2016、Iraqi News, June 22, 2016、Kull-na Shuraka’, June 22, 2016、al-Mada Press, June 22, 2016、Naharnet, June 22, 2016、NNA, June 22, 2016、Reuters, June 22, 2016、SANA, June 22, 2016、UPI, June 22, 2016などをもとに作成。

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シャーム自由人イスラーム運動はトルコ国境に近い拠点都市アアザーズ市(アレッポ県)でダーイシュ系のイスラーム・ムサンナー運動幹部を逮捕(2016年6月21日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(6月21日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動は、アアザーズ市でイスラーム・ムサンナー運動の幹部アブー・ヤマーン・シャムスィー氏を逮捕した。

シャムスィー氏は兄弟とともに、トルコ領内に入ろうとしていたところを逮捕されたという。

イスラーム・ムサンナー運動は、ダルアー県西部などで活動を行っており、最近になってダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍に統合された。

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アレッポ県では、ARA News(6月21日付)によると、トルコ国境に近いタッル・バッタール村、カサージク村、シャーヒーン農場で、ハムザ旅団、シャーム軍団などの武装集団がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、同地を奪還した。

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ダマスカス郊外県では、ARA News(6月21日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線とダーイシュ(イスラーム国)を名乗る武装集団が西カラムーン地方(レバノンのベカーア県アルサール村近く)で捕虜交換を行った。

AFP, June 21, 2016、AP, June 21, 2016、ARA News, June 21, 2016、Champress, June 21, 2016、al-Hayat, June 22, 2016、Iraqi News, June 21, 2016、Kull-na Shuraka’, June 21, 2016、al-Mada Press, June 21, 2016、Naharnet, June 21, 2016、NNA, June 21, 2016、Reuters, June 21, 2016、SANA, June 21, 2016、UPI, June 21, 2016などをもとに作成。

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レバノンのヒズブッラーはシリア領内で初の民兵組織「ザイン・アービディーン旅団」を結成(2016年6月21日)

クッルナー・シュラカー(6月21日付)は、レバノンのヒズブッラーが、ダイル・ザウル県で民兵組織「ザイン・アービディーン旅団」を結成したと伝えた。

ダイル・ザウル県はダイル・ザウル市など一部を除き、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にある。

ヒズブッラーがダイル・ザウル県を含むシリア国内で民兵組織を結成するのはこれが初めて。

アフマド・ラマダーンを名乗るメディア活動家によると、ザイン・アービディーン旅団は、レバノン人戦闘員と、ダイル・ザウル県ハトラ村の「シーア派に改宗した住民」、イドリブ県フーア市、カファルヤー町の住民(シーア派)から構成されており、シリア軍とは別の指揮系統のもと、シリア軍の軍事情報局と連携して活動を展開するという。

戦闘員の数は150人程度、主に軽火器、携帯式ロケット砲などで武装しているという。

AFP, June 21, 2016、AP, June 21, 2016、ARA News, June 21, 2016、Champress, June 21, 2016、al-Hayat, June 22, 2016、Iraqi News, June 21, 2016、Kull-na Shuraka’, June 21, 2016、al-Mada Press, June 21, 2016、Naharnet, June 21, 2016、NNA, June 21, 2016、Reuters, June 21, 2016、SANA, June 21, 2016、UPI, June 21, 2016などをもとに作成。

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イスラーム軍、ラフマーン軍がダマスカス郊外県東グータ地方で反転攻勢に転じる一方、ロシア軍、シリア軍はアレッポ市周辺一帯をクラスター爆弾、白リン弾で爆撃(2016年6月21日)

ダマスカス郊外県では、イスラーム軍は声明を出し、東グータ地方マルジュ・スルターン村一帯でシリア軍との2日にわたる戦闘の末、バハーリーヤ村郊外のバハーリーヤ丘一帯を制圧した。

またドゥラル・シャーミーヤ(6月21日付)によると、イスラーム軍と和解したラフマーン軍団も同地一帯でシリア軍に対して攻勢を強め、バーラー村前線のシリア軍拠点2カ所を制圧した。

イスラーム軍、ラフマーン軍団とシリア軍の戦闘は、ジスリーン町、マイダアー町、カースィミーヤ町、アルバイン市一帯でも続いた。

これに対して、SNN(6月21日付)によると、シリア軍はヘリコプターでダーライヤー市を空爆した。

一方、SANA(6月21日付)によると、シリア軍がバハーリーヤ村および周辺農場地帯で、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム軍、イスラーム旅団などのジハード主義武装集団と交戦した。

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アレッポ県では、SNN(6月22日付)によると、ロシア軍戦闘機がアナダーン市、フライターン市、ムサイビーン丘、カフルハムラ村、マアーッラト・アルティーク村、アルド・マッラーフ地区、ヤーキド・アダス村、バービース村、アンジャーラ村、アレッポ市バーブ・ハイラブ地区、マルジュー地区、インザーラート地区、ブアイディーン地区、ジャンドゥール交差点地区、カースティールー街道一帯をクラスター爆弾、白リン弾などで空爆した。

また、ARA News(6月21日付)によると、シリア軍もアレッポ市北部のカースティールー街道一帯、アナダーン市に対して空爆、砲撃を行い、反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(6月21日付)によると、アレッポ市ハーリディーヤ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、1人が死亡した。

このほか、クッルナー・シュラカー(6月21日付)などは、シリア赤新月社筋の話として、パレスチナ人の民兵組織クドス旅団と、スルターン・ムラード旅団が捕虜交換を行い、双方が捕捉中の戦闘員2人、計4人が釈放されたと伝えた。

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ハマー県では、SNN(6月21日付)によると、ヒルブナフサ村一帯でシリア軍と反体制武装集団が交戦した。

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ダルアー県では、SANA(6月21日付)によると、シリア軍がヌアイマ村でシャームの民のヌスラ戦線と交戦した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、6月20日に5件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス県郊外県で発生し、イスラーム軍などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は699件。

AFP, June 21, 2016、AP, June 21, 2016、ARA News, June 21, 2016、Champress, June 21, 2016、al-Durar al-Shamiya, June 21, 2016、al-Hayat, June 22, 2016、Iraqi News, June 21, 2016、Kull-na Shuraka’, June 21, 2016、al-Mada Press, June 21, 2016、Naharnet, June 21, 2016、NNA, June 21, 2016、Reuters, June 21, 2016、SANA, June 21, 2016、SNN, June 21, 2016、UPI, June 21, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュはシリア軍が進軍するラッカ県の複数村を、YPG主体のシリア民主軍が包囲するマンビジュ市周辺の複数村を奪還(2016年6月21日)

ラッカ県では、SNN(6月21日付)などによると、ダーイシュ(イスラーム国)がラサーファ市、アブー・アラージュ村一帯などで反撃し、シリア軍は同地から撤退した。

これに関して、シリア人権監視団は、ロシア軍が20日にラッカ県に展開するシリア軍の航空支援を行わなかったことが、シリア軍撤退の主因だとの見方を示した。

これに関して、ダーイシュの広報部門アアマーク通信は、ダーイシュがシリア軍との戦闘の末にヒルバト・ザイダーン村、アブー・アラージュ村、イスリヤー村街道のシリア軍拠点を制圧したと発表した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘の末、マンビジュ市郊外の3カ村を奪還した。

この3カ村をめぐる戦闘で、シリア民主軍の戦闘員28人が死亡したという。

これに関して、ダーイシュの広報部門アアマーク通信は、シリア民主軍との戦闘の末に、マンビジュ市南部および西部のヒルバト・ルース村、ジュッブ・アシャラ村、大ガッラ村、小ガッラ村、ナシャミーヤ村、シャイフ・ナースィル村を奪還したと発表した。

一方、ARA News(6月21日付)によると、ダーイシュはまた、マンビジュ市東部入口でマンビジュ軍事評議会の戦闘員を狙った自爆攻撃を行ったが、死傷者はなかった。

このほか、クッルナー・シュラカー(6月22日付)によると、スルターン・ムラード旅団などからなる反体制武装集団がタッル・バッタール村、シャーヒーン農場一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地を制圧した。

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スワイダー県では、SANA(6月21日付)によると、シリア軍がアシュハイブ丘一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

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ハマー県では、ダーイシュ(イスラーム国)の広報部門アアマーク通信は、ダーイシュがタドムル市東部郊外の穀物サイロ地区にあるロシア軍の基地を攻撃したと発表した。

AFP, June 21, 2016、AP, June 21, 2016、ARA News, June 21, 2016、Champress, June 21, 2016、al-Hayat, June 22, 2016、Iraqi News, June 21, 2016、Kull-na Shuraka’, June 21, 2016、June 22, 2016、al-Mada Press, June 21, 2016、Naharnet, June 21, 2016、NNA, June 21, 2016、Reuters, June 21, 2016、SANA, June 21, 2016、SNN, June 21, 2016、UPI, June 21, 2016などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合は17~20日の4日間にYPG主体のシリア民主軍が包囲するマンビジュ市一帯に27回の爆撃を実施(2016年6月21日)

米中央軍(CENTCOM)は、6月17日~20日までの4日間のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。

発表によると、6月17日はシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して27回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は16回で、ブーカマール市近郊(2回)、シャッダーディー市近郊(1回)、ラッカ市近郊(2回)、マンビジュ市近郊(8回)、マーリア市近郊(3回)に対して攻撃が行われた。

6月18日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して34回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は16回で、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(3回)、アイン・イーサー市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(9回)、マーリア市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

6月19日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して23回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は12回で、マンビジュ市近郊(10回)、マーリア市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

6月20日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して36回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は16回で、シャッダーディー市近郊(1回)、ラッカ市近郊(2回)、マンビジュ市近郊(13回)に対して攻撃が行われた。

AFP, June 21, 2016、AP, June 21, 2016、ARA News, June 21, 2016、Champress, June 21, 2016、al-Hayat, June 22, 2016、Iraqi News, June 21, 2016、Kull-na Shuraka’, June 21, 2016、al-Mada Press, June 21, 2016、Naharnet, June 21, 2016、NNA, June 21, 2016、Reuters, June 21, 2016、SANA, June 21, 2016、UPI, June 21, 2016などをもとに作成。

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欧米の支援を受ける「新シリア軍」が拠点を置くヨルダンのラクバーン地区でヨルダン軍国境警備隊を狙った自爆攻撃が発生し、兵士ら6人が死亡、ヨルダン軍は国境地帯を封鎖(2016年6月21日)

ヨルダン北東部のシリア国境に面するルクバーン地区にあるヨルダン軍国境警備隊の検問所近くで爆弾を積んだ車が自爆し、兵士をら6人が死亡、14人が負傷した。

これを受け、ヨルダン軍は対シリア・イラク国境地帯を軍事閉鎖地区に指定した。

ヨルダン・シリア国境は、避難民の往来に加えて、「反体制派」、そしてダーイシュの戦闘員の往来、武器兵站支援が頻繁に行われている。

また、ルクバーン地区には、シリア人避難民キャンプが設営されており、米国をはじめとする欧州諸国の教練、武器兵站支援、航空支援を受ける「新シリア軍」は同地を活動拠点としている。

SANA(6月21日付)などが伝えた。

AFP, June 21, 2016、AP, June 21, 2016、ARA News, June 21, 2016、Champress, June 21, 2016、al-Hayat, June 22, 2016、Iraqi News, June 21, 2016、Kull-na Shuraka’, June 21, 2016、al-Mada Press, June 21, 2016、Naharnet, June 21, 2016、NNA, June 21, 2016、Reuters, June 21, 2016、SANA, June 21, 2016、UPI, June 21, 2016などをもとに作成。

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駐トルコのシリア国民連合幹部は世界難民の日に合わせてトルコ領内の難民キャンプを訪問(2016年6月21日)

トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立のアナス・アブダ代表、同連立傘下の暫定内閣首班のジャワード・アブー・ハトブ氏ら、連立の幹部は「世界難民の日」(6月20日)に合わせて、シリア国境に近いイスラーヒーヤート避難民キャンプを訪問した。

『ハヤート』(6月22日付)が伝えた。

AFP, June 21, 2016、AP, June 21, 2016、ARA News, June 21, 2016、Champress, June 21, 2016、al-Hayat, June 22, 2016、Iraqi News, June 21, 2016、Kull-na Shuraka’, June 21, 2016、al-Mada Press, June 21, 2016、Naharnet, June 21, 2016、NNA, June 21, 2016、Reuters, June 21, 2016、SANA, June 21, 2016、UPI, June 21, 2016などをもとに作成。

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ジハード主義武装集団がダマスカス郊外県東グータ地方で反転攻勢(2016年6月20日)

ダマスカス郊外県では、ARA News(6月20日付)によると、イスラーム殉教者旅団、アジュナード・シャーム・イスラーム連合などからなるジハード主義武装集団がシリア軍に対して自爆攻撃を行い、ダーライヤー市とムウダミーヤト・シャーム市を結ぶ街道を奪還し、ムウダミーヤト・シャーム市の包囲解除に成功した。

ジハード主義武装集団はまた、ジスリーン町農場地帯のシリア軍拠点複数カ所を奇襲、これを制圧した。

一方、SNN(6月20日付)などによると、ダーライヤー市で、シリア軍と反体制武装集団が交戦、シリア軍が同地を「樽爆弾」、地対地ミサイルで攻撃した。

またシリア人権監視団によると、シリア軍はジスリーン町、ムハンマディーヤ町、マイダアー町、バハーリーヤ村など東グータ地方各所でジハード主義武装集団と交戦した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区でシリア軍がビルを爆破、その後シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と激しく交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団がアレッポ市北部のハンダラート・キャンプ一帯のシリア軍拠点を攻撃した。

これに対して、戦闘機(所属明示せず)が、ジハード主義武装集団の支配下にあるアレッポ市バーブ街道地区、スッカリー地区、ムワーサラート地区、マイサル地区、カーディー・アスカル地区、サーフール地区、マサーキン・ハナーヌー地区、カッラーサ地区を空爆、シリア軍ヘリコプターがアレッポ市ムワーサラート地区などを「樽爆弾」で攻撃した。

アレッポ市南部郊外では、戦闘機(所属明示せず)がハーン・トゥーマーン村、ズィルバ村、ハルサ村、アイス村一帯、ハーディル村一帯を空爆した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がトルクメン山のヤムディーヤ村、アイン・イーサー村回廊地帯を砲撃、また同地での戦闘でシャーム軍団の司令官1人を含む戦闘員3人が死亡した。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(6月21日付)によると、イドリブ市内で爆弾を積んだオートバイが爆発し、7人が死亡、10人が負傷した。

死亡者のほとんどは戦闘員だったという。

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ダルアー県では、SANA(6月20日付)によると、シリア軍がダルアー市ブスラー広場、難民キャンプ地区、アルバイーン地区でシャームの民のヌスラ戦線と交戦した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、6月19日に5件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス県郊外県で発生し、イスラーム軍などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は694件。

AFP, June 20, 2016、AP, June 20, 2016、ARA News, June 20, 2016、Champress, June 20, 2016、al-Hayat, June 21, 2016、Iraqi News, June 20, 2016、Kull-na Shuraka’, June 20, 2016、June 22, 2016、al-Mada Press, June 20, 2016、Naharnet, June 20, 2016、NNA, June 20, 2016、Reuters, June 20, 2016、SANA, June 20, 2016、SNN, June 20, 2016、UPI, June 20, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はダーイシュの拠点都市タブカ市(ラッカ県)に向けて進軍を続ける(2016年6月20日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、砂漠の鷹旅団、海軍特殊部隊、颶風の鷹などからなる人民防衛諸集団が、ラッカ市およびタブカ航空基地(航空基地)に向けて進軍を続け、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

これに対して、ダーイシュの広報部門のアアマーク通信は、ダーイシュがタブカ市南部のサウラ油田一帯をシリア軍から奪還したと発表した。

一方、SANA(6月20日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに県西部のイスリヤー村・タブカ市街道のザーキヤ村・ダイル・ハーフィル市分岐点一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、県東部のカルヤタイン市郊外およびタドムル市東方のシリア軍検問所一帯でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月20日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市マンビジュ市の西側の入口に到達した。

一方、ARA News(6月20日付)によると、タッル・リフアト市一帯で活動するアールファード革命家大隊が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍への参加を宣言した。

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アブドゥッラー・アイユーブ参謀長がアレッポ市および同市郊外、ラッカ県イスリヤー村・タブカ市街道一帯を視察訪問した。

SANA(6月20日付)が伝えた。

AFP, June 20, 2016、AP, June 20, 2016、ARA News, June 20, 2016、Champress, June 20, 2016、al-Durar al-Shamiya, June 20, 2016、al-Hayat, June 21, 2016、Iraqi News, June 20, 2016、Kull-na Shuraka’, June 20, 2016、al-Mada Press, June 20, 2016、Naharnet, June 20, 2016、NNA, June 20, 2016、Reuters, June 20, 2016、SANA, June 20, 2016、UPI, June 20, 2016などをもとに作成。

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シリア政府はトルコ軍による領土侵犯を国連安保理に報告(2016年6月20日)

バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表は安保理に書簡を提出、トルコ軍が5月にイドリブ県カーフ村、アティマ村、アクラバート村に重機を投入し、陣地、監視施設などを設営、また6月にはハサカ県カーミシュリー市北西部に全長150メートルの堀を掘削したと報告した。

またジャアファリー国連シリア代表は、トルコ当局がアレッポ県アーブ・サラーム国境通行所を秘密裏に開放し、同地から重火器、戦車などを搬入、スルターン・ムラード旅団、シャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム軍団に供与していると主張、これを批判した。

なお、19日には、トルコ軍国境警備隊がシリア領内(イドリブ県ヒルバト・ジャウズ村近郊)に発砲し、難民11人を殺害した事件が発生している。

『ハヤート』(6月21日付)が伝えた。


AFP, June 20, 2016、AP, June 20, 2016、ARA News, June 20, 2016、Champress, June 20, 2016、al-Hayat, June 21, 2016、Iraqi News, June 20, 2016、Kull-na Shuraka’, June 20, 2016、al-Mada Press, June 20, 2016、Naharnet, June 20, 2016、NNA, June 20, 2016、Reuters, June 20, 2016、SANA, June 20, 2016、UPI, June 20, 2016などをもとに作成。

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イラン革命防衛隊クドス軍団のソレイマーニー少将がイラクのファッルージャからシリアへ(2016年6月20日)

メフル通信(6月20日付)は、イラン・イスラーム革命防衛隊クドス軍団のガーセム・ソレイマーニー少将がシリアに向かったと伝えた。

ソレイマーニー少将のシリア訪問は、アレッポ市南部郊外ハルサ村一帯でのシリア軍、ヒズブッラー戦闘員、イラン人戦闘員らの劣勢を受けたものだという。

なお、ソレイマーニー少将はシリア訪問に先立って、イラクのファッルージャ市を視察している。

AFP, June 20, 2016、AP, June 20, 2016、ARA News, June 20, 2016、Champress, June 20, 2016、al-Hayat, June 21, 2016、Iraqi News, June 20, 2016、Kull-na Shuraka’, June 20, 2016、al-Mada Press, June 20, 2016、Mehr News Agency, June 20, 2016、Naharnet, June 20, 2016、NNA, June 20, 2016、Reuters, June 20, 2016、SANA, June 20, 2016、UPI, June 20, 2016などをもとに作成。

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石油鉱物資源大臣ら4閣僚が人民議会の答弁で石油燃料価格引き上げの必要を力説(2016年6月20日)

人民議会は、国内通商消費者保護省による石油燃料の値上げ決定に関する審議を継続した。

審議では多くの議員が値上げ決定に異議を唱えるなか、スライマーン・アッバース石油鉱物資源大臣が答弁し、石油部門が紛争によって2016年第1四半期に620億米ドルの損失を被ったとしたうえで、同部門のニーズに応えるため、年間24億ドルの予算が必要だと述べ、値上げが正当だと主張した。

またこのほかにも、イスマーイール・イスマーイール財務大臣、ハマーム・ジャザーイリー経済対外通商大臣、ジャマール・ジャアバーン・シャーヒーン国内通商消費者保護大臣が答弁を行い、世界的な石油価格の高騰などに言及、値上げの必要を強調した。

SANA(6月20日付)が伝えた。

なお、AFP(6月19日付)によると、人民議会議事堂前では19日、燃料費引き上げを求める座り込みデモが首都ダマスカスの人民議会議事堂前で行われた。

AFP, June 20, 2016、AP, June 20, 2016、ARA News, June 20, 2016、Champress, June 20, 2016、al-Hayat, June 21, 2016、Iraqi News, June 20, 2016、Kull-na Shuraka’, June 20, 2016、al-Mada Press, June 20, 2016、Naharnet, June 20, 2016、NNA, June 20, 2016、Reuters, June 20, 2016、SANA, June 20, 2016、UPI, June 20, 2016などをもとに作成。

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ロシア軍のゲラシモフ参謀総長「シリア情勢で忍耐が尽きたのは米国ではなく我々だ」(2016年6月20日)

ロシア軍のヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長は「シリア情勢で忍耐が尽きたのは米国ではなく我々の方だ」と述べ、15日のジョン・ケリー米国務長官の発言を批判した。

ゲラシモフ参謀総長はまた「ロシア国防省は米国側にダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線の拠点がある場所のデータを提供しているが、米国側は今もなお、彼らが言うところの反体制派とテロリストを区別できておらず、そのことでテロリストは力を復活させ、シリア情勢を緊張させている」と指摘した。

ケリー米国務長官は15日、「ロシアは我々の忍耐にきりがない訳でないことを理解しなければならない。事実、アサドへの処罰が行われるかどうかについて、我々の忍耐には限度がある」と述べていた。

AFP, June 20, 2016、AP, June 20, 2016、ARA News, June 20, 2016、Champress, June 20, 2016、al-Hayat, June 21, 2016、Iraqi News, June 20, 2016、Kull-na Shuraka’, June 20, 2016、al-Mada Press, June 20, 2016、Naharnet, June 20, 2016、NNA, June 20, 2016、Reuters, June 20, 2016、SANA, June 20, 2016、UPI, June 20, 2016などをもとに作成。

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イスラエル軍がシリア領内でのダーイシュとの「テロとの戦い」参戦か?:ダルアー県で活動するダーイシュ系組織の自走式地対空ミサイル・システムを破壊(2016年6月19日)

ARA News(6月20日付)は、ダルアー県の複数の活動家の話として、イスラエル軍が県西部のヤルムーク川流域に配備されていた旧ソ連製の自走式地対空ミサイル・システム「2K12」(SA-6)を破壊したと伝えた。

ウマル・ワズィールを名乗る反体制メディア活動家によると、攻撃はダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うワリード・ブン・ハーリド軍が支配する地域に対して行われた。

クッルナー・シュラカー(6月22日付)によると、イスラエル軍が攻撃したのはシャジャラ町。

破壊された「2K12」は、2年前にイスラーム・ムサンナー運動がシャイフ・マスキーン市郊外でのシリア軍との戦闘で捕獲したもの。

これに関して、テル・アビブ・ラジオ(6月20日付)は、「イスラエル軍は、反体制武装組織がダルアー市近郊で掌握したミサイル基地を最近攻撃した。この手の作戦が行われるのはこれが初めてで、それは、シリア軍以外の武装勢力が新鋭の攻撃能力を備えることを阻止するというイスラエルの明確な戦略の一環である」と伝えた。

なお、イスラエル軍の攻撃に関して、ARA Newsは「قصف」(砲撃)という言葉を用いて伝えているが、この言葉は「弾道を描く砲弾による攻撃」を意味しており、「空爆」という意味でも用いられる。

ARA News, June 20, 2016
ARA News, June 20, 2016

AFP, June 20, 2016、AP, June 20, 2016、ARA News, June 20, 2016、Champress, June 20, 2016、al-Hayat, June 21, 2016、Iraqi News, June 20, 2016、Kull-na Shuraka’, June 20, 2016、June 22, 2016、al-Mada Press, June 20, 2016、Naharnet, June 20, 2016、NNA, June 20, 2016、Reuters, June 20, 2016、SANA, June 20, 2016、Tel Aviv Radio, June 20, 2016、UPI, June 20, 2016などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県東グータ地方、アレッポ市南部郊外でシリア軍とジハード主義武装集団の戦闘続く(2016年6月19日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、東グータ地方のジスリーン町一帯でシリア軍とジハード主義武装集団が交戦し、シリア軍が同地を激しく砲撃した。

シリア軍はまたザマルカー町とダマスカス県ジャウバル区を結ぶ地下トンネルを攻撃・破壊した。

このほか、シリア軍はマルジュ・スルターン村一帯、ダーライヤー市を「樽爆弾」で空爆した。

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アレッポ県では、ARA News(6月19日付)などによると、ファトフ軍と連携する第13師団(自由シリア軍)がアレッポ市南部のハルサ村にあるヒズブッラーの拠点を襲撃し、戦闘員12人を殺害した。

また、クッルナー・シュラカー(6月19日付)によると、アレッポ市西部郊外のアブザムー町をロシア軍が空爆し、子供5人が死亡した。

一方、ARA News(6月20日付)によると、アレッポ市シャイフ・マクスード地区で西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がジハード主義武装集団と交戦した。

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ハマー県では、SANA(6月19日付)によると、イッザ軍がズラーキーヤート村一帯のシリア軍拠点を襲撃、シリア軍がこれを迎撃した。

また、ザカート村近郊で反体制武装集団が給水車を砲撃、1人が死亡、1人が負傷した。

一方、SANA(6月19日付)は、シリア軍戦闘機がハマー航空基地を離陸直後に「技術的理由」で墜落した、と伝えた。

クッルナー・シュラカー(6月19日付)によると、墜落したのはMiG21戦闘機で、操縦していたパイロットは死亡したという。

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ダルアー県では、SANA(6月19日付)によると、シリア軍がヌアイマ村、ダルアー市アルバイーン地区でシャームの民のヌスラ戦線と交戦した。

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ヒムス県では、SANA(6月19日付)によると、タッルカラフ市、ラスタン市、カルアト・ヒスン市、タルビーサ市出身の指名手配者(兵役忌避者など)105人が地元和解プロセスの一環で当局に出頭、その後放免となった。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、6月18日に3件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス県郊外県、アレッポ県で発生し、イスラーム軍などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は689件。

AFP, June 19, 2016、AP, June 19, 2016、ARA News, June 19, 2016、June 20, 2016、Champress, June 19, 2016、al-Hayat, June 20, 2016、Iraqi News, June 19, 2016、Kull-na Shuraka’, June 19, 2016、al-Mada Press, June 19, 2016、Naharnet, June 19, 2016、NNA, June 19, 2016、Reuters, June 19, 2016、SANA, June 19, 2016、UPI, June 19, 2016などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍戦闘機がダーイシュの主要拠点の一つラッカ県タブカ市を激しく爆撃するなか、地上部隊は同市10キロ地点に到達(2016年6月19日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、砂漠の鷹旅団などの人民防衛諸集団がロシア軍の航空支援を受け、タブカ市・ラサーファ村・イスリヤー村分岐点一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、シリア軍広報局によると、サウラ油田および同油田団地を制圧、タブカ市約10キロの地点まで到達した。

また戦闘機(所属明示せず)が、タブカ市新市街および旧市街を空爆し、女性2人を含む住民10人とダーイシュ戦闘員8人が死亡した。

空爆は新市街の第1地区、第2地区、第3地区、旧市街、スワイディーヤ村(タブカ市北方)に対して18回以上にわたって行われ、多くの住民が避難を開始したという。

なお、クッルナー・シュラカー(6月19日付)によると、タブカ市空爆はロシア軍戦闘機によって行われ、10人が死亡、35人以上が負傷したという。

ARA News(6月19日付)によると、これに対しダーイシュは、ラッカ市・イスリヤー村街道のシリア軍検問所に対して爆弾を積んだ車で自爆攻撃を行い、兵士複数が死傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、米軍主導の有志連合の航空支援を受け、包囲下のマンビジュ市に向けて進軍を続け、同市2キロの地点まで到達した。

シリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会によると、シリア民主軍はマンビジュ市近郊のヤースティー村、アイン・ナヒール村を制圧したという。

一方、ARA News(6月19日付)によると、ハムザ旅団がダーイシュ(イスラーム国)と交戦の末、ドゥーディヤーン村、ヤーン・ヤバーン村を奪還した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米軍主導の有志連合と思われる戦闘機がマヤーディーン市内のユーフラテス川にかかる橋に設置された検問所を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員2人が死亡した。

その後、ダーイシュは同市内外に配置していた検問所を撤収、また市内の交通警察も撤退した。

一方、SANA(6月19日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南西部パノラマ交差点一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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スワイダー県では、SANA(6月19日付)によると、シリア軍がラジャム・ダウラ村、アスファル丘一帯、マシュバク・ワドヤーン地区のダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

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ハサカ県カーミシュリー市のシリア正教会近くで自爆テロ発生(2016年6月19日)

ハサカ県では、SANA(6月19日付)によると、カーミシュリー市ウスターニー地区で、自爆ベルトを着用した男性が自爆し、3人が死亡、5人が負傷した。

クッルナー・シュラカー(6月19日付)によると、爆発はアッシリア教徒の民兵組織「ストロ」(西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属)の検問所近いで発生、隊員3人が死亡した。

爆発は同地区にあるシリア正教会前で発生、教会では、シリア正教アンティオキア全東方総主教区のイグナティウス・アフレム2世カリーム総主教をはじめとする主教らの訪問を祝う祝典が行われ、多くの信者が参加していた。

AFP, June 19, 2016、AP, June 19, 2016、ARA News, June 19, 2016、Champress, June 19, 2016、al-Hayat, June 20, 2016、Iraqi News, June 19, 2016、Kull-na Shuraka’, June 19, 2016、al-Mada Press, June 19, 2016、Naharnet, June 19, 2016、NNA, June 19, 2016、Reuters, June 19, 2016、SANA, June 19, 2016、UPI, June 19, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍国境警備隊は領内に越境しようとしたシリア人難民11人を射殺(2016年6月19日)

シリア人権監視団によると、トルコ軍国境警備隊がトルコ領内に越境しようとしていたシリア人難民少なくとも11人を射殺した。

トルコ軍国境警備隊が射殺したのは、女性2人、子供4人で、イドリブ県ヒルバト・ジャウズ村に近い国境を越えて、トルコ領内に入ろうとしていた。

しかし、クッルナー・シュラカー(6月20日付)によると、トルコ外務省報道官は声明を出し、トルコ軍国境警備隊がシリア人に対して直接、意図的に発砲していないと発表、これを否定した。

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これに関して、イスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立のサミーラ・ムサーラマ副代表が声明を出し、「トルコ軍の命令は…不法入国を試みるシリア人に対する警告のための発砲だけだったことを承知している」としつつ、無差別発砲を「恐るべき悲劇」と非難、「友好国であるトルコ政府」に対して事件の調査を行うよう求めた。

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また、シャーム自由人イスラーム運動は、トルコ軍国境警備隊による発砲に遺憾の意を表明、「両国国境で活動する密輸業者にこうした痛ましい事件の責任の一端がある」と非難した。

AFP, June 19, 2016、AP, June 19, 2016、ARA News, June 19, 2016、Champress, June 19, 2016、al-Hayat, June 20, 2016、Iraqi News, June 19, 2016、Kull-na Shuraka’, June 19, 2016、al-Mada Press, June 19, 2016、Naharnet, June 19, 2016、NNA, June 19, 2016、Reuters, June 19, 2016、SANA, June 19, 2016、UPI, June 19, 2016などをもとに作成。

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首都ダマスカスで石油燃料の値上げに抗議する異例の座り込みデモ(2016年6月19日)

AFP(6月19日付)は、燃料費引き上げを求める座り込みデモが首都ダマスカスの人民議会議事堂前で行われ、参加者は「値上げ反対、国民は飢え死にする」、「汚職反対」、「人民議会よ、国民とともにあれ、値上げ反対と言え」といったプラカードを掲げ、抗議行動を行った。

首都ダマスカスで平和的抗議デモが行われるのは極めて異例。

座り込みデモの参加者は、石油燃料の価格引き上げ決定の撤回と引き上げに関与した責任者の処罰を求めており、要求が受け入れられるまで毎日抗議行動を続ける予定だという。

シリア政府は16日、ガソリン、灯油、プロパンガスをそれぞれ40、33、38%引き上げる決定を下していた。

AFP, June 19, 2016、AP, June 19, 2016、ARA News, June 19, 2016、Champress, June 19, 2016、al-Hayat, June 20, 2016、Iraqi News, June 19, 2016、Kull-na Shuraka’, June 19, 2016、al-Mada Press, June 19, 2016、Naharnet, June 19, 2016、NNA, June 19, 2016、Reuters, June 19, 2016、SANA, June 19, 2016、UPI, June 19, 2016などをもとに作成。

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ロシア国防省は、欧米諸国が支援する「新シリア軍」拠点へのロシア軍爆撃をめぐって米国との連携態勢を改善し、「事故」を回避するための意見交換を米国と行ったと発表(2016年6月19日)

ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は声明を出し、ロシア軍戦闘機が米国などの欧米諸国の支援を受ける「新シリア軍」を空爆した件に関して、「シリア国内でのテロ組織との戦いにおける連携態勢を改善し、同国における軍事作戦でのいかなる事故も回避することをめざすため、事件に関する意見交換が建設的に行われた」と発表した。

しかしコナシェンコフ報道官は、「新シリア軍」の拠点をロシア軍戦闘機が空爆したとする米国側の主張を否定し、「過去数ヶ月にわたり、ロシア国防省は米国にシリアで活動する部隊の拠点にかかわる情報を記載した統一地図の作成を提案してきた。しかし、本件に関しては何の具体的な進展もない」と述べ、米国の非協力的な姿勢を非難した。

『ハヤート』(6月20日付)が伝えた。

AFP, June 19, 2016、AP, June 19, 2016、ARA News, June 19, 2016、Champress, June 19, 2016、al-Hayat, June 20, 2016、Iraqi News, June 19, 2016、Kull-na Shuraka’, June 19, 2016、al-Mada Press, June 19, 2016、Naharnet, June 19, 2016、NNA, June 19, 2016、Reuters, June 19, 2016、SANA, June 19, 2016、UPI, June 19, 2016などをもとに作成。

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ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、第13師団などからなるファトフ軍は、アレッポ市南部郊外のシリア軍、ヒズブッラー、イラン革命防衛隊の拠点3カ村を制圧、ロシア軍の爆撃支援がないことが敗北の主因(2016年6月18日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市南部郊外のハルサ村一帯で、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、「穏健な反体制派」の第13師団(自由シリア軍)からなるなどからなるファトフ軍がシリア軍、ヒズブッラー戦闘員、イラン人民兵などと交戦、クッルナー・シュラカー(6月18日付)によると、ファトフ軍は戦闘の末、ハルサ村、ズィーターン村、バルナ村を完全制圧した。

過去2日間での戦闘で、シリア軍側は、ヒズブッラー戦闘員25人を含む86人が死亡したという。

同地でのシリア軍側の劣勢は、ロシア軍の空爆による航空支援が行われていないことが主因だという。

一方、SANA(6月18日付)によると、アレッポ市シャイフ・マクスード地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、6人が死亡した(ARA News(6月18日付)によると、住民9人が死亡、25人以上が負傷)。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーライヤー市を地対地ミサイルと思われる砲弾で攻撃、また戦闘機(所属明示せず)が、マイダアーニー農場、バハーリーヤ村一帯を空爆した。

一方、SANA(6月18日付)によると、シリア軍部隊がクタイファ市郊外のダマスカス・ヒムス街道上で、ダマスカス県方面に潜入しようとした「テロ細胞」を摘発した。

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ヒムス県では、ARA News(6月18日付)によると、シリア軍戦闘機がラスタン市を空爆し、子供3人が死亡した。

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ダルアー県では、SANA(6月18日付)によると、シリア軍がダルアー市カラク地区、旧税関地区南部などでシャームの民のヌスラ戦線の拠点を攻撃した。

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イドリブ県では、ARA News(6月19日付)によると、ファトフ軍が本部として使用しているイドリブ市内のホテルの前で深夜、爆弾が仕掛けられた車が爆発した。

AFP, June 18, 2016、AP, June 18, 2016、ARA News, June 18, 2016、Champress, June 18, 2016、al-Hayat, June 19, 2016、Iraqi News, June 18, 2016、Kull-na Shuraka’, June 18, 2016、al-Mada Press, June 18, 2016、Naharnet, June 18, 2016、NNA, June 18, 2016、Reuters, June 18, 2016、SANA, June 18, 2016、UPI, June 18, 2016などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はマンビジュ市一帯でダーイシュとの戦闘を続ける(2016年6月18日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がマンビジュ市一帯でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続けた。

シリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会によると、有志連合のマンビジュ市一帯への空爆でダーイシュのアミールの一人アブー・ハムザ・アンサーリーが死亡したという。

一方、ARA News(6月18日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がジャルハート村にあるスルターン・ムラード旅団とシャーム軍団の拠点を攻撃し、同地一帯を制圧した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタドムル市・スフナ市間、アーラーク油田一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(6月18日付)によると、シリア軍がアーラーク村など県東部のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対して空爆を実施した。

他方、ダーイシュの広報部門アアマーク通信がカルヤタイン市東部でシリア軍兵士15人を殺害したと発表した。

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ハマー県では、SANA(6月18日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマフカル村一帯に展開するシリア軍拠点を襲撃、シリア軍がこれを撃退した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(6月18日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地南部および西部一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対して空爆を実施した。

AFP, June 18, 2016、AP, June 18, 2016、ARA News, June 18, 2016、Champress, June 18, 2016、al-Hayat, June 19, 2016、Iraqi News, June 18, 2016、Kull-na Shuraka’, June 18, 2016、al-Mada Press, June 18, 2016、Naharnet, June 18, 2016、NNA, June 18, 2016、Reuters, June 18, 2016、SANA, June 18, 2016、UPI, June 18, 2016などをもとに作成。

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カーター米国防長官は、欧米諸国が支援する「新シリア軍」へのロシアの爆撃を批判しつつ、「誤爆」との見方を示す(2016年6月18日)

アシュトン・カーター米国防長官は、16日にシリア・イラク国境のタンフ国境通行所一帯でのロシア軍による「新シリア軍」拠点の空爆に関して、「この事件はロシア軍がダーイシュ(イスラーム国)と戦う部隊を攻撃している一例だ」と述べ、遺憾の意を示しつつも、「ロシア軍が空爆に際して依拠している情報の質を明白に示すものだ」と付言、攻撃が「誤爆」によるものだとの見方を示した。

AFP, June 18, 2016、AP, June 18, 2016、ARA News, June 18, 2016、Champress, June 18, 2016、al-Hayat, June 19, 2016、Iraqi News, June 18, 2016、Kull-na Shuraka’, June 18, 2016、al-Mada Press, June 18, 2016、Naharnet, June 18, 2016、NNA, June 18, 2016、Reuters, June 18, 2016、SANA, June 18, 2016、UPI, June 18, 2016などをもとに作成。

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ロシアのショイグ国防大臣がシリア駐留ロシア軍の拠点を視察、アサド大統領と会談(2016年6月18日)

アサド大統領は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部などを視察するためにシリアを訪問中のセルゲイ・ショイグ国防大臣と会談し、シリア・ロシア両国の軍事協力関係、シリア領内での「テロとの戦い」の合同作戦などについて意見を交わした。

mil.ru, June 19, 2016
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SANA(6月18日付)が伝えた。

なおロシア国防省のセルゲイ・コナシェンコフ報道官によると、ショイグ国防大臣は、地対空ミサイル・システムS-400が配備されている拠点などの視察を行ったという。

AFP, June 18, 2016、AP, June 18, 2016、ARA News, June 18, 2016、Champress, June 18, 2016、al-Hayat, June 19, 2016、Iraqi News, June 18, 2016、Kull-na Shuraka’, June 18, 2016、al-Mada Press, June 18, 2016、Naharnet, June 18, 2016、NNA, June 18, 2016、Reuters, June 18, 2016、SANA, June 18, 2016、UPI, June 18, 2016などをもとに作成。

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ロシア国防省はシリア国内での任務中に重傷を負ったロシア軍兵士が死亡したと発表(2016年6月17日)

ロシア外務省は、ヒムス県で、人道支援物資を輸送するロシアの支援チームの車輌に警護のために随行していたロシア軍兵士1人(ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センター付の兵士)が6月15日に、自爆攻撃に巻き込まれ負傷し、死亡したと発表した。

ロイター通信(6月17日付)によると、負傷したロシア軍兵士はロシアに搬送され、モスクワで治療を受けていたという。

AFP, June 17, 2016、AP, June 17, 2016、ARA News, June 17, 2016、Champress, June 17, 2016、al-Hayat, June 18, 2016、Iraqi News, June 17, 2016、Kull-na Shuraka’, June 17, 2016、al-Mada Press, June 17, 2016、Naharnet, June 17, 2016、NNA, June 17, 2016、Reuters, June 17, 2016、SANA, June 17, 2016、UPI, June 17, 2016などをもとに作成。

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民主統一党(PYD)幹部がブリュッセルでのシリア国民連合と民主的変革諸勢力国民調整委員会の会合に参加か(2016年6月17日)

バスニュース(6月16日付)は、西クルディスタン移行期民政局に近い匿名クルド人指導者の話として、民主統一党の支持団体である民主連合運動(TEV-DEM)の幹部の一人アルダール・ハリール氏が、ベルギーの首都ブリュッセルで開かれていたシリア革命反体制派国民連立と民主的変革諸勢力国民調整委員会の会合に参加していたと伝えた。

ハリール氏は民主統一党の使節団とともにこの会合に参加していたという。

しかし、シリア革命反体制勢力国民連立は声明で、民主統一党の使節団との会談を否定した。

AFP, June 17, 2016、AP, June 17, 2016、ARA News, June 17, 2016、Basnews, June 17, 2016、Champress, June 17, 2016、al-Hayat, June 18, 2016、Iraqi News, June 17, 2016、Kull-na Shuraka’, June 17, 2016、al-Mada Press, June 17, 2016、Naharnet, June 17, 2016、NNA, June 17, 2016、Reuters, June 17, 2016、SANA, June 17, 2016、UPI, June 17, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市南部郊外のハルサ村一帯でヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、第13師団などからなるファトフ軍がシリア軍、ヒズブッラー戦闘員、イラン革命防衛隊などに対して攻勢を激化(2016年6月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、イラン人・アフガン人などの外国人戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、第13師団などからなるファトフ軍とアレッポ市南部郊外のハルサ村回廊一帯で交戦した。

なお同地での戦闘により、ヒズブッラー戦闘員が過去72時間で14人死亡、20人以上が負傷しているという(これに関して、ファトフ軍は、ハルサ村一帯での戦闘でシリア軍兵士ら30人以上を殺害し、多数を捕捉たと発表した)。

また、シャームの民のヌスラ戦線によると、ファトフ軍がハルサ村近郊のイラン・イスラーム革命防衛隊所属部隊の重要拠点を制圧した。

一方、SANA(6月16日付)によると、アレッポ市ハーリディーヤ地区を反体制武装集団が砲撃し、7人が負傷した。

また、ARA News(6月17日付)によると、シリア軍ヘリコプターがアレッポ市カーティルジー地区を「樽爆弾」で空爆し、10人以上が死亡した。

このほか、クッルナー・シュラカー(6月17日付)によると、マンナグ村で活動する反体制武装集団が統合し、統一軍事評議会を結成した。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(6月17日付)によると、戦闘機(所属明示せず)がナシャービーヤ町、バハーリーヤ村などを空爆し、4人が死亡した。

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ハマー県では、クッルナー・シュラカー(6月17日付)によると、ロシア軍と思われる戦闘機がアトシャーン村近郊の避難民キャンプを空爆し、女性と子供を含む5人が死亡、18人が負傷した。

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ヒムス県では、国連人道問題調整事務所(OCHA)の報道官によると、シリア軍が包囲を続けるヒムス市ワアル地区にとどまる住民3万7,500人に対する緊急人道支援物資の搬入作業が行われた。

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ダルアー県では、SANA(6月16日付)によると、シリア軍がヌアイマ村一帯のシャームの民のヌスラ戦線の拠点を攻撃した。

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イドリブ県では、SANA(6月16日付)によると、反体制武装集団がフーア市を砲撃し、子供1人が死亡した。

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ラタキア県では、ARA News(6月17日付)などによると、反体制武装集団がトルクメン山のシャフルーラ村、ブルジュ・ハヤート村を奪還した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、6月16日に5件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス県ジャウバル区、ダマスカス郊外県ザマルカー町などで発生し、イスラーム軍などが砲撃を行ったという。

AFP, June 17, 2016、AP, June 17, 2016、ARA News, June 17, 2016、Champress, June 17, 2016、al-Hayat, June 18, 2016、Iraqi News, June 17, 2016、Kull-na Shuraka’, June 17, 2016、al-Mada Press, June 17, 2016、Naharnet, June 17, 2016、NNA, June 17, 2016、Reuters, June 17, 2016、SANA, June 17, 2016、UPI, June 17, 2016などをもとに作成。

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