医療関連物資を積んだチェコ航空機がダマスカス国際空港に着陸(2016年6月6日)

『ハヤート』(6月8日付)は、医療関連物資を積載したチェコの航空機がダマスカス国際空港に着陸した。

航空機には、チェコ赤十字社からシリア赤新月社への「贈り物」として医療関連物資が積まれているという。

AFP, June 6, 2016、AP, June 6, 2016、ARA News, June 6, 2016、Champress, June 6, 2016、al-Hayat, June 7, 2016、Iraqi News, June 6, 2016、Kull-na Shuraka’, June 6, 2016、al-Mada Press, June 6, 2016、Naharnet, June 6, 2016、NNA, June 6, 2016、Reuters, June 6, 2016、SANA, June 6, 2016、UPI, June 6, 2016などをもとに作成。

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シリア人民議会で初の女性議長が選出(2016年6月6日)

第2期人民議会(2016年4月13日に投票実施)が首都ダマスカスの人民議会議事堂で召集され、正副議長、書記(2人)、監査(2人)を選出した。

人民議会議長には、ハディーヤ・ハラフ・アッバース女史(ダイル・ザウル県選挙区A部門選出、挙国一致リスト、バアス党)1名が出馬し、無投票で新議長に選出された。

シリア国会議長に女性が就くのは建国以降初。

SANA, June 6, 2016
SANA, June 6, 2016

アッバース新議長は1958年、ダイル・ザウル県生まれ。アレッポ県農学部を卒業後、ユーフラテス大学(ダイル・ザウル市)で教師を務めていた。

1978年から1983年にはシリア学生国民連合東部支部事務局メンバーを、1983年から1988年にはダイル・ザウル・ラッカ両県支部事務局長を、1988年から1998年にはバアス党ダイル・ザウル支部指導部メンバーを務めた。

2003年から2007年には第8期人民議会議員を務め、その後ダイル・ザウル県の国民和解委員会のメンバーとなった。

副議長には、ナジュダト・イスマーイール・アンズール議員(アレッポ県B部門)が無投票で選出され、書記にはラーミー・ムハンマド・サーリフ氏(タルトゥース県B部門、挙国一致リスト、バアス党)、ハーリド・ムーサー・アッブード氏(ダルアー県B部門、挙国一致リスト)、が、監査にはマーヒル・マフフーズ・カーウルマー氏(ハマー県A部門、挙国一致リスト、バアス党)、アーティフ・ザイバク氏(ダマスカス県選挙区A部門、挙国一致リスト、バアス党)が選出された。

SANA(6月6日付)が伝えた。

AFP, June 6, 2016、AP, June 6, 2016、ARA News, June 6, 2016、Champress, June 6, 2016、al-Hayat, June 7, 2016、Iraqi News, June 6, 2016、Kull-na Shuraka’, June 6, 2016、al-Mada Press, June 6, 2016、Naharnet, June 6, 2016、NNA, June 6, 2016、Reuters, June 6, 2016、SANA, June 6, 2016、UPI, June 6, 2016などをもとに作成。

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英『タイムズ』はヨルダン駐留の英特殊部隊がシリア領内でダーイシュと戦う「新シリア軍」を支援していると伝える(2016年6月6日)

英日刊紙『タイムズ』(6月6日付)は、英特殊部隊がシリア領内に展開、ダーイシュ(イスラーム国)と戦う「新シリア軍」を支援していると伝えた。

「新シリア軍」の司令官だというマフムード・サーリフ中尉は、ヨルダン北部の基地で『タイムズ』の取材に応じ、そのなかで、ヨルダン領内に駐留するこの英特殊部隊が、「新シリア軍」の要請を受けて、シリア領内に断続的に侵入し、ヒムス県南東部とイラクを結ぶタンフ国境通行所一帯を防衛する「新シリア軍」を支援していると述べた。

この「新シリア軍」はシリア軍を離反した特殊部隊隊員からなり、ヨルダン領内で英国と米国の教練を受け、現在シリア領内で活動しているという。

タンフ国境通行所は、2015年5月にダーイシュが制圧したが、2016年3月に「新シリア軍」が奪取したとされる。

5月にダーイシュはタンフ国境通行所一帯で「新シリア軍」に対して爆弾を仕掛けた車などで攻撃をしかけ、11人を殺害、負傷者17人は米軍のヘリコプターでヨルダンに搬送されている。

また、タンフ国境通行所はダーイシュの度重なる攻撃で甚大な被害を受けたという。

なお、英国防省は、英特殊部隊がシリア、そしてリビア領内で活動しているとのこうした情報を否定している。

http://www.thetimes.co.uk/article/brit-special-forces-in-syria-gvtn97nbg

シリア人権監視団によると、ダマスカス国際空港に着陸した航空機には、チェコ赤十字社からシリア赤新月社への「贈り物」として医療関連物資が積まれていたという。


AFP, June 6, 2016、AP, June 6, 2016、ARA News, June 6, 2016、Champress, June 6, 2016、al-Hayat, June 7, 2016、Iraqi News, June 6, 2016、Kull-na Shuraka’, June 6, 2016、al-Mada Press, June 6, 2016、Naharnet, June 6, 2016、NNA, June 6, 2016、Reuters, June 6, 2016、SANA, June 6, 2016、UPI, June 6, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍はシリア領内(ハサカ県)に土塁とコンクリート製の壁の建設を開始(2016年6月6日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がダルバースィーヤ市西部のジャトラ村の農地に侵入し、土塁とコンクリート製の壁の建設を始めた。

ARA News, June 6, 2016
ARA News, June 6, 2016

 

AFP, June 6, 2016、AP, June 6, 2016、ARA News, June 6, 2016、Champress, June 6, 2016、al-Hayat, June 7, 2016、Iraqi News, June 6, 2016、Kull-na Shuraka’, June 6, 2016、al-Mada Press, June 6, 2016、Naharnet, June 6, 2016、NNA, June 6, 2016、Reuters, June 6, 2016、SANA, June 6, 2016、UPI, June 6, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市南部郊外のハミーラ村一帯でシリア軍とファトフ軍が一進一退の攻防を続ける(2016年6月6日)

アレッポ県では、シリア人権監視団、クッルナー・シュラカー(6月6日付)によると、アレッポ市南部郊外のハミール村一帯を戦闘機(所属明示せず)が空爆するなか、シリア軍、シリア人・外国人民兵が、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、トルキスターン・イスラーム党などからなるファトフ軍と交戦し、同村に進軍した。

ARA News(6月6日付)によると、シリア軍はこの進軍でハーン・トゥーマーン市郊外の武器燃料庫などを一時制圧したが、ファトフ軍が反撃し、これらを再奪取した。

一方、アレッポ市北部では、シリア軍ヘリコプターがアレッポ市マサーキン・ハナーヌー地区、カースティールー街道一帯、アルド・マッラーフ地区、ハンダラート・キャンプ一帯、フライターン市を「樽爆弾」で空爆した。

また戦闘機(所属明示せず)もフライターン市、アレッポ市サーフール地区、マルジャ地区などを空爆し、3人が死亡した。

このほか、ナハールネット(6月6日付)などによると、ヒズブッラーのハリール・アリー・サイイド・ハサン司令官がアレッポ県での戦闘で死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハラスター市近郊のダーヒヤト・アサド町に反体制武装集団が撃ったと思われる迫撃砲弾が着弾し、住民2人が死亡した。

これに対し、シリア軍はハーン・シャイフ・キャンプ一帯、ダイル・ハビーヤ村、アッバーサ農場に対して「樽爆弾」などで攻撃を加えるとともに、ダーライヤー市を地対地ミサイルと思われる砲弾で攻撃、イスラーム軍などからなるジハード主義武装集団と同地一帯で交戦した。

シリア軍の包囲を受けるマダーヤー町から脱出しようとした男性が狙撃され、死亡した。

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ダルアー県では、SANA(6月6日付)によると、シリア軍がダルアー氏バジャービジャ地区西部などでシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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クナイトラ県では、SANA(6月6日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線がバアス市を砲撃し、3人が負傷した。

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クッルナー・シュラカー(6月7日付)によると、マアッラト・ヌウマーン市北部の武装集団の武器庫が爆発し、1人が死亡した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、6月6日に5件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県、ダマスカス県マサーキン・バルザ地区でのイスラーム軍による砲撃だったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は640件。

AFP, June 6, 2016、AP, June 6, 2016、ARA News, June 6, 2016、Champress, June 6, 2016、al-Hayat, June 7, 2016、Iraqi News, June 6, 2016、Kull-na Shuraka’, June 6, 2016、June 7, 2016、al-Mada Press, June 6, 2016、Naharnet, June 6, 2016、NNA, June 6, 2016、Reuters, June 6, 2016、SANA, June 6, 2016、UPI, June 6, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はラッカ市近郊のダーイシュの拠点タブカ軍事基地30キロ弱の地点まで進軍(2016年6月6日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍、シリア軍の航空支援を受けるシリア軍地上部隊および砂漠の鷹旅団などの民兵は、ダーイシュ(イスラーム国)を追撃し、アサド湖南東に位置するタブカ航空基地(第17師団基地)から30キロ弱の地点、アサド湖から約25キロの地点まで進軍した。

一方、クッルナー・シュラカー(6月6日付)によると、シリア軍はダーイシュとの激しい戦闘の末、ラッカ市とイスリヤー村(ハマー県)を結ぶ街道上のビール・インバージュ村から撤退した。

ビール・インバージュ村はタブカ市から約40キロ南方に位置する。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍のラッカ県進軍に対抗し、ダーイシュ(イスラーム国)はサラミーヤ市とイスリヤー村を結ぶ街道一帯でシリア軍と交戦、同街道を寸断した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタドムル市近郊でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同市北東部郊外穀物サイロ東部の複数拠点を制圧した。

一方、SANA(6月6日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、タドムル市東部郊外の穀物サイロ北東部にある拠点3カ所をダーイシュ(イスラーム国)から奪還、これを制圧した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がアシャーラ市の市場を空爆し、女性、子供を含む16人が死亡した。

これに関して、一方、国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、ロシア軍戦闘機が空爆したとのロイター通信の報道を否定した。

一方、ダイル・ザウル航空基地一帯ではシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

また、SANA(6月6日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南西部のパノラマ交差点検問所一帯、サルダ山一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, June 6, 2016、AP, June 6, 2016、ARA News, June 6, 2016、Champress, June 6, 2016、al-Hayat, June 7, 2016、Iraqi News, June 6, 2016、Kull-na Shuraka’, June 6, 2016、al-Mada Press, June 6, 2016、Naharnet, June 6, 2016、NNA, June 6, 2016、Reuters, June 6, 2016、SANA, June 6, 2016、UPI, June 6, 2016などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はアレッポ県のダーイシュの拠点都市ダーイシュを三方から包囲(2016年6月6日)

アレッポ県では、『ハヤート』(6月7日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市マンビジュ市一帯を三方(南部、東部、北東部)から包囲したと発表した。

マンビジュ軍事評議会のシャルファーン・ダルウィーシュ報道官はロイター通信(6月6日付)に対し、シリア民主軍のマンビジュ市への進撃を受けて、ダーイシュ戦闘員が家族とともに闘争しているという。

シリア人権監視団によると、シリア民主軍が制圧した村・農村は48にのぼり、またマンビジュ市・ラッカ市街道、マンビジュ市・ジャラーブルス市街道を遮断したという。

ARA News(6月6日付)によると、ジュッブ・カルブ村、下クールダーラー村などを新たに制圧したという。

シリア民主軍とダーイシュの戦闘を受け、マンビジュ市周辺の地域では住民数千人が避難しており、国連によるとマンビジュ市およびその周辺から21万6,000人が避難を迫られており、すでに2万人が避難したという。

また両者の戦闘および有志連合の空爆による死者数は107人を記録、うち25人が民間人、56人がダーイシュ、19人がシリア民主軍で、シリア民主軍の犠牲者のなかには、北の太陽大隊司令官のファイサル・アブディー・サアドゥーン氏(アブー・ライラー)も含まれているという。

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ラッカ県では、ARA News(6月6日付)によると、アイン・イーサー市近郊の第93旅団基地一帯にダーイシュ(イスラーム国)が侵入し、シリア民主軍と交戦した。

AFP, June 6, 2016、AP, June 6, 2016、ARA News, June 6, 2016、Champress, June 6, 2016、al-Hayat, June 7, 2016、Iraqi News, June 6, 2016、Kull-na Shuraka’, June 6, 2016、al-Mada Press, June 6, 2016、Naharnet, June 6, 2016、NNA, June 6, 2016、Reuters, June 6, 2016、SANA, June 6, 2016、UPI, June 6, 2016などをもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外務大臣「米国は我々がシリア軍をより効果的に空から支援することを承知している」(2016年6月6日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、アレッポ市一帯でのシリア軍に対する航空支援を強化する意思を表明した。

ラブロフ外務大臣はプレス向け声明で「アレッポ市およびその一帯で現在起きているのは、我々が米国にあらかじめ警告していた事態だ。米国は我々がシリア軍をより効果的に空から支援し、テロリストがこの地を掌握しないようすることを承知している」と述べた。

『ハヤート』(6月7日付)が伝えた。

AFP, June 6, 2016、AP, June 6, 2016、ARA News, June 6, 2016、Champress, June 6, 2016、al-Hayat, June 7, 2016、Iraqi News, June 6, 2016、Kull-na Shuraka’, June 6, 2016、al-Mada Press, June 6, 2016、Naharnet, June 6, 2016、NNA, June 6, 2016、Reuters, June 6, 2016、SANA, June 6, 2016、UPI, June 6, 2016などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合は3~5日にマンビジュ市近郊を中心にシリア領内で37回の爆撃を実施(2016年6月6日)

米中央軍(CENTCOM)は、6月3日から5日の2日間でのシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。

発表によると、6月3日はシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して25回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は12回で、マンビジュ市近郊(8回)、マーリア市近郊(4回)に対して攻撃が行われた。

6月4日はシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して23回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は13回で、マンビジュ市近郊(9回)、マーリア市近郊(4回)に対して攻撃が行われた。

6月5日はシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して22回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は14回で、シャッダーディー市近郊(1回)、ラッカ市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(4回)、マーリア市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, June 6, 2016などをもとに作成。

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