イドリブ県ザーウィヤ山一帯でシャーム・ファトフ戦線がシャーム自由人イスラーム運動支配下の2カ村を襲撃し、1カ村を制圧(2017年1月21日)

イドリブ県では、ARA News(1月21日付)によると、県北部のザーウィヤ山に近いイブリーン村で、シャーム自由人イスラーム運動が、シャーム・ファトフ戦線および同戦線に完全統合された(旧)ジュンド・アクサー機構のメンバーと交戦、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員複数が死亡した。

イブリーン村はシャーム自由人イスラーム運動の支配下にあり、戦闘は、シャーム・ファトフ戦線側が同村に進攻することで発生した。

なお、シャーム・ファトフ戦線側は、これに先立ち同じくシャーム自由人イスラーム運動支配下のクマイナース村に進攻、20日深夜に制圧したことを受けて発生したという。

シャーム・ファトフ戦線とシャーム自由人イスラーム運動はともにファトフ軍を主導しているが、バーブ・ハワー国境通行所の管理をめぐって対立が表面化していた。

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一方、クッルナー・シュラカー(1月21日付)は、事態を受け、シャーム自由人イスラーム運動が、ザーウィヤ山一帯で、ジュンド・アクサー機構のメンバーを排除するための作戦司令室を、イスラーム軍、「命じられるまま正しく進め」連合、ムジャーヒディーン軍とともに設置したと伝えた。

ジュンド・アクサー機構は昨年末、シャーム・ファトフ戦線に吸収されている。


AFP, January 21, 2017、AP, January 21, 2017、ARA News, January 21, 2017、Champress, January 21, 2017、al-Hayat, January 22, 2017、Iraqi News, January 21, 2017、Kull-na Shuraka’, January 21, 2017、January 22, 2017、al-Mada Press, January 21, 2017、Naharnet, January 21, 2017、NNA, January 21, 2017、Reuters, January 21, 2017、SANA, January 21, 2017、UPI, January 21, 2017などをもとに作成。

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シャーム・ファトフ戦線の幹部2人が反体制派統合の失敗に抗議して離反(2017年1月21日)

クッルナー・シュラカー(1月21日付)などが伝えたところによると、シャーム・ファトフ戦線のシューラー評議会メンバー2人が声明を出し、組織からの離反を宣言した。

離反を表明したのは、経済部門責任者のジハード・シャイフ氏(アブー・アフマド・ズクール)、軍事部門の元責任者のアブドゥッラー・ハラブ氏(ハムザ・サナド)。

発表された声明は手書きで、前線での分断、統合に向けた試みの失敗が離反の理由で、離反後はいかなる組織にも所属しないと記されている。

ARA News, January 21, 2017
ARA News, January 21, 2017

AFP, January 21, 2017、AP, January 21, 2017、ARA News, January 21, 2017、Champress, January 21, 2017、al-Hayat, January 22, 2017、Iraqi News, January 21, 2017、Kull-na Shuraka’, January 21, 2017、al-Mada Press, January 21, 2017、Naharnet, January 21, 2017、NNA, January 21, 2017、Reuters, January 21, 2017、SANA, January 21, 2017、UPI, January 21, 2017などをもとに作成。

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シャーム・ファトフ戦線はアスタナ会議を「直接的、ないしは間接的にアサドが権力に留まることに同意する行為」と非難し改めて拒否(2017年1月21日)

シャーム・ファトフ戦線は声明を出し、1月23日にカザフスタンの首都アスタナで開催予定のシリア政府と反体制武装集団の和平協議(アスタナ会議)に対する拒否の姿勢を改めて示した。

声明において、シャーム・ファトフ戦線はアスタナ会議を「革命とムジャーヒディーンの犠牲に対する最大級の侮辱」と非難した、「アスタナに行く者は、直接的、ないしは間接的にアサドが権力に留まることに同意することになる」と主張した。

ARA News, January 21, 2017
ARA News, January 21, 2017
ARA News, January 21, 2017
ARA News, January 21, 2017

AFP, January 21, 2017、AP, January 21, 2017、ARA News, January 21, 2017、Champress, January 21, 2017、al-Hayat, January 22, 2017、Iraqi News, January 21, 2017、Kull-na Shuraka’, January 21, 2017、al-Mada Press, January 21, 2017、Naharnet, January 21, 2017、NNA, January 21, 2017、Reuters, January 21, 2017、SANA, January 21, 2017、UPI, January 21, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はアスタナ会議の決定に従わないと改めて表明(2017年1月21日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は声明を出し、1月23日にカザフスタンの首都アスタナで開催予定のシリア政府と反体制武装集団の和平協議(アスタナ会議)で交わされるいかなる決定をも遵守しないと発表した。

西クルディスタン移行期民政局および同局を主導する民主統一党はアスタナ会議に招かれていない。

AFP, January 21, 2017、AP, January 21, 2017、ARA News, January 21, 2017、Champress, January 21, 2017、al-Hayat, January 22, 2017、Iraqi News, January 21, 2017、Kull-na Shuraka’, January 21, 2017、al-Mada Press, January 21, 2017、Naharnet, January 21, 2017、NNA, January 21, 2017、Reuters, January 21, 2017、SANA, January 21, 2017、UPI, January 21, 2017などをもとに作成。

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米国務省はトランプ政権への移行に対応するため、本国からはアスタナ会議に代表をしないと発表(2017年1月21日)

米国務省のマーク・トナー(暫定)報道官は、1月23日にカザフスタンの首都アスタナで開催予定のシリア政府と反体制武装集団の和平協議(アスタナ会議)に関して、ドナルド・トランプ新政権発足に伴う政権移行プロセスに対応するため、本国から使節団の派遣は行わず、在カザフスタン米大使が米国代表として参加すると発表した。

AFP, January 21, 2017、AP, January 21, 2017、ARA News, January 21, 2017、Champress, January 21, 2017、al-Hayat, January 22, 2017、Iraqi News, January 21, 2017、Kull-na Shuraka’, January 21, 2017、al-Mada Press, January 21, 2017、Naharnet, January 21, 2017、NNA, January 21, 2017、Reuters, January 21, 2017、SANA, January 21, 2017、UPI, January 21, 2017などをもとに作成。

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ロシア大統領府報道官は、アスタナ会議への米国の参加を拒否するイランを非難(2017年1月21日)

ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、1月23日にカザフスタンの首都アスタナで開催予定のシリア政府と反体制武装集団の和平協議(アスタナ会議)への米国の参加を拒否しているイランの姿勢に関して「事態を複雑化する」と非難した。

BBC(1月21日付)のインタビューに対して、ペスコフ報道官は「テヘランはシリアの事態正常化における重要なプレーヤーだが、米国の参加を拒否する姿勢は事態をさらに複雑化させる」と述べた。

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国連安保理は報道声明を出し、1月23日にカザフスタンの首都アスタナで開催予定のシリア政府と反体制武装集団の和平協議(アスタナ会議)に関して「シリア人主導の政治プロセスの重要な一部」と位置づけ支持を表明した。

同時に声明は、ダーイシュ(イスラーム国)がヒムス県タドムル市のUNESCO世界文化遺産パルミラ遺跡群のローマ式円形劇場と四面門を破壊したことを非難した。


AFP, January 21, 2017、AP, January 21, 2017、ARA News, January 21, 2017、BBC, January 21, 2017、Champress, January 21, 2017、al-Hayat, January 22, 2017、Iraqi News, January 21, 2017、Kull-na Shuraka’, January 21, 2017、al-Mada Press, January 21, 2017、Naharnet, January 21, 2017、NNA, January 21, 2017、Reuters, January 21, 2017、SANA, January 21, 2017、UPI, January 21, 2017などをもとに作成。

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ヒムス県でシリア軍とシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団との戦闘続く(2017年1月21日)

ヒムス県では、SANA(1月21日付)によると、シリア軍がフーシュ・ハッジュー村一帯でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(1月21日付)によると、カフル・ナースィジュ村で、反体制武装集団戦闘員の車に仕掛けられた爆弾が爆発し、乗っていた戦闘員3人が死亡した。

一方、SANA(1月21日付)によると、反体制武装州集団がダルアー市内の住宅街を砲撃し、1人が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(1月22日付)によると、バイト・サービル町(クナイトラ県)の和解委員会責任者のアッバーズ・ズライファ氏がバイト・ジン村で何者かによって暗殺された。

AFP, January 21, 2017、AP, January 21, 2017、ARA News, January 21, 2017、Champress, January 21, 2017、al-Hayat, January 22, 2017、Iraqi News, January 21, 2017、Kull-na Shuraka’, January 21, 2017、January 22, 2017、al-Mada Press, January 21, 2017、Naharnet, January 21, 2017、NNA, January 21, 2017、Reuters, January 21, 2017、SANA, January 21, 2017、UPI, January 21, 2017などをもとに作成。

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シリア軍とダーイシュの攻防戦が続くダイル・ザウル市一帯をロシア軍の長距離戦略爆撃機が爆撃(2017年1月21日)

RT(1月21日付)は、ロシア国防省消息筋の話として、ロシア軍の長距離戦略爆撃機6機が、ダイル・ザウル市一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対して集中的な爆撃を行ったと伝えた。

SANA, January 21, 2017
SANA, January 21, 2017

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ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(1月21日付)によると、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)の砲撃戦で、民間人17人が巻き添えとなって死亡、数十人が負傷した。

一方、SANA(1月21日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部の墓地地区一帯でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆、また労働者住宅地区などでダーイシュと交戦した。

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ヒムス県では、SANA(1月21日付)によると、シリア軍がタドムル市西部郊外のタイフール航空基地(T4)一帯近郊のティヤース丘をダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に奪還した。

AFP, January 21, 2017、AP, January 21, 2017、ARA News, January 21, 2017、Champress, January 21, 2017、al-Hayat, January 22, 2017、Iraqi News, January 21, 2017、Kull-na Shuraka’, January 21, 2017、al-Mada Press, January 21, 2017、Naharnet, January 21, 2017、NNA, January 21, 2017、Reuters, January 21, 2017、RT, January 21, 2017、SANA, January 21, 2017、UPI, January 21, 2017などをもとに作成。

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米国防総省はアレッポ県シャイフ・スライマーン村のシャーム・ファトフ戦線、ヌールッディーン・ザンキー運動の基地への爆撃を認める(2017年1月20日)

米国防総省のジェフ・デービス報道官は、1月19日にアレッポ県シャイフ・スライマーン村にあるシャーム・ファトフ戦線およびヌールッディーン・ザンキー運動の基地に対して行われた空爆に関して、米軍の有人・無人戦闘機が爆撃を実施し、100人以上のアル=カーイダ戦闘員を殲滅することに成功したと発表した。

デービス報道官によると、この基地は2013年から使用されていたという。

AFP, January 21, 2017、AP, January 21, 2017、ARA News, January 21, 2017、Champress, January 21, 2017、al-Hayat, January 22, 2017、Iraqi News, January 21, 2017、Kull-na Shuraka’, January 21, 2017、al-Mada Press, January 21, 2017、Naharnet, January 21, 2017、NNA, January 21, 2017、Reuters, January 21, 2017、SANA, January 21, 2017、UPI, January 21, 2017などをもとに作成。

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アサド大統領は日本のテレビ局(JNN)のインタビューに応じる「日本の対シリア政策は日本人の価値観、道徳、国際法に基づいていない!」(2017年1月20日)

アサド政権はJNNの単独インタビューに応じた。

アサド大統領が日本のテレビ局のインタビューに応じるのは2011年に「アラブの春」が同国に波及して以降初めて。

インタビューはTBSの「News 23」の星浩キャスターが英語で行い、その一部は19日午後11時の「News 23」(https://www.youtube.com/watch?v=OlW5Ku34O5M)で、全編は20日午後3時(日本時間)にCS放送の「TBSニュースバード」で放映された。

TBS News, January 19, 2017
TBS News, January 19, 2017

また、シリア大統領府も「TBSニュースバード」放送直後に、Youtubeを通じて全編(https://www.youtube.com/watch?v=At_KF5DjXSY)を公開、またSANAが英語全文(http://sana.sy/en/?p=98592)、アラビア語全訳(http://www.sana.sy/?p=497742)を公開した。

SANA, January 20, 2017
SANA, January 20, 2017

インタビューにおけるアサド大統領の主な発言は以下の通り:

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「(1月23日にカザフスタンの首都アスタナで開催予定のシリア政府と反体制武装集団の和平協議(アスタナ会議)に関して)我々は期待していない。アスタナがさまざまなシリアの当時者があらゆることについて話し合う場になればと希望している。だが、最初に焦点を当てるべきだと思うのは…生命を守り、人道支援がシリア各地に届くようにするための…停戦だ。この会議が政治的な対話になるのかがまだ明確ではない。なぜなら、だれが参加するのかが明確ではないからだ。今のところ、政府とテロ組織が停戦し、テロ組織が武器を棄て、政府の恩赦を受け、和解に参加できるようにするために対話すること…これが唯一期待できることだろう」。

「議論されるすべては憲法に基づくべきだ。なぜなら、それは政府と反体制派、ないしは政府とテロ組織の問題ではないからだ。それはシリアの未来を決定する権利を持つシリアの市民の問題だ。我々の憲法には、移行政府などというものはない…。もし政府、すなわち挙国一致政府に参加したい者がいるのであれば、シリア国内外のすべての当時者が参加できる」。

「彼(ドナルド・トランプ氏)は、これまでに政治に関わったことのない数少ない米国大統領だ…。米国のメディアを含む様々なメディアは、彼(の当選)が予想外だと見ている。なぜなら、彼のヴィジョンについてほとんど知らないからだ。我々が判断に際して依拠できる唯一の材料は、大統領選挙期間中の彼のレトリックだけで、こうしたレトリックのなかで良いものだと言えるのは、「テロとの戦いが今日、我々の優先課題だ」と言ったことだ。トランプ(次期)大統領は、自身の優先課題がダーイシュ(イスラーム国)との戦いだ、と言った。もちろん、ダーイシュはテロの一側面、一テロ組織に過ぎない。ダーイシュについて言及するとき、ヌスラ(シャーム・ファトフ戦線)について言及しなければならない。シリアには現在、多くのアル=カーイダ系組織がいる。しかし、ダーイシュという言葉で、彼はテロを言い表そうとしていたのだと思う。彼が示したこの優先課題は非常に重要だと思う。だから、私は次期政権が、テロに関するこのレトリックを本当に実行し、シリア以外の国の助けになることを期待している。なぜなら、テロは今日、シリアに限られた問題ではなく、中東の、そしてグローバルな問題だからだ。だから、私たちは現実的な真の同盟が作られ、地域におけるテロとの戦いを本当に行うことを希望している。もちろんそうした同盟には、何よりもまずシリアが含まれるものとなろう」。

「我々が目にしているのは、米国が直接、ないしはプロキシ、さまざまな企業、ロビー、メディアを通じて間接に戦争を行ってきたということだ…。それらが、テロとの戦いや他国の主権尊重であれ、ロシア、中国などといった大国との善隣関係を通じた世界の緊張緩和であれ、新大統領(トランプ氏)の政策を妨害しようとしていることは極めて明らかだ」。

「率直に言うと、ダーイシュは、米国の監督のもとに作り出された…。それ(2006年に結成されたイラク・イスラーム国)は当初はイラクにしかいなかった。その後、シリアで紛争が始まると、この組織はISIS(イラク・シャーム・イスラーム国)となり、トルコがこの「国家」を支援した。なぜなら、ダーイシュは、シリアの油田を利用して輸出を行い、資金を得て、戦闘員を勧誘してきたからだ。トルコは石油の密輸に直接関与してきた…。だから、我々は、トルコ、米国がダーイシュと本当に戦うことを期待できない…。例えば…、ダーイシュは今日、ダイル・ザウル市を攻撃しているが…、米国はダーイシュの動きを封じるために何もしていない。いわゆる有志連合が1年半以上も活動しているが、彼らは何も達成していない。なぜなら、真剣ではないからだ。トルコについて言うと、エルドアン(大統領)はムスリム同胞団で、生まれながらにして無意識に…ダーイシュやアル=カーイダに同情し、密接なつながりを持っている。なぜなら、彼らは同じイデオロギーを擁しており、彼はそこから逸脱などできないからだ。彼は自分がダーイシュやヌスラといったテロリストに対抗していると見せようと策略を試みてきた。だが、彼は日常的にこれらの組織を支援し、彼の組織がなければ、これらの組織は生き延びることができなくなっている」。

「ロシアとシリアの爆撃を非難しているのは…、米国、英国、フランス、トルコ、カタール、サウジアラビアといったテロリストを支援してきた国だ。これらの国は、メディア、実際の政策、武器・資金供与、兵站支援を通じてテロリストを直接支援しており、シリアの市民のために何かを求める権利などない。なぜなら、これらの国こそが、シリアの市民、無垢の人々が6年間にわたり殺されていることの理由だからだ。これが第1だ」。

「第2に、我々政府の役割は、憲法、法、道徳的義務…に基づき、テロリストからシリア国民やシリアの市民を解放することになる。人々を殺し、すべてを破壊し、憎むべきワッハーブ主義を実行するテロリストの支配地域を見ているだけの政府を誰が受け入れるというのか…? もちろん犠牲者について言及するのであれば、すべての戦争には犠牲はつきものだ。すべての戦争が悪い戦争だ。すべての戦争が流血と殺戮だ…。良い戦争について言及できないことは自明だ。しかし、テロと戦うための戦争に訴えれば、犠牲は生じてしまう…。犠牲者が出ないように最善を尽くしてきたが、市民のために要求をしてきたという連中は、シリア、ないしはロシアが市民を殺しているという証拠を少しでも示したことがあったか? 質問を言い換えると、政府が道徳的に自国民をどのようにして殺すことができるというのか? 我々が自国民、民間人を殺してきたのなら、なぜ我々は6年もの持ち堪えられたのか? 非論理的で、非現実的だ。我々は世論の支持を受けているのでここにいるのだ」。

「もっとも重要なのは、政府は道義的に自国民を決して殺すことはなく…、自国民に対して大量破壊兵器を使用することなどないということだ。そんなことは不可能だ…。さらに重要なのは、我々は2013年に、化学兵器禁止条約に調印し…、化学兵器を放棄したということだ。我々は化学兵器を保有していない…。テロリストこそが、こうした兵器を使用してきたのだ…。2013年春、我々は国連に調査団の派遣を要請したが、米国はこの試みを阻止した。なぜなら、米国は当時、もし監視団がシリアに派遣されれば、テロリストがサリン・ガスを我が軍に対して使用した具体的な証拠をつかむことを知っていたからだ」。

「難民について言うと、それは悲劇だ。とりわけ子供は…無垢で、この戦争とは無関係だ。子供には…政治的帰属はないにもかかわらず…社会の誰にも増して代償を払わされている…。それゆえ、我々は…この問題を作り出したテロリストを排除し、平和をもたらすために最善の努力をしなければならないと感じている。これはシリア人が大統領に求めるべき問題だ…。しかし問題はどのような感情を抱いているかではなく、何をこれからするかだ。いつテロリストを排除するかが問題だ…。また西側や世界の多くの人々が言及しないもっとも重要な点は、難民問題がテロリストとかかわりがあるだけでなく、その一部は西側およびその同盟国がシリア国民に科している制裁とかかわっているということだ。この制裁は政府に対して効果はないが、シリアのすべての市民に及んでいる…。だから、多くの難民が国を去ったのだ。テロの脅威が理由ではなく、生活必需品、生活の糧が得られず、正常な生活を送れないからだ」。

「大統領の進退は国民全体にかかわる問題だ。それはすべてのシリア人にかかわっている。なぜならシリアでは大統領は国民によって直接選ばれるからだ。つまりそれは政府の権限でも反体制派の権限でもない。それはシリア人の権利で、この点に関して唯一決定を下すことができるのは、投票箱だけだ…。だから(和平プロセスにおいて辞任を考えているかとの問いへの答えは)「いいえ」だ。この問題は我々が反体制派、あるいは他国と議論する問題ではない…。改めて言うが、私は問題の原因ではない。大統領として、私は危機にあるこの国を救わねばならず、逃げたり、「私は去って、人々が自力で暮らしていかねばならない」と言ってはならないのだ。こうしたことは解決策にはならない。危機のなかにあって、大統領は陣頭指揮をとって、危機に対処すべきだ。危機が収束したら、進退について意思表明しても良いだろうが、その際でもシリア国民が、大統領が残留するか否かについて意見を述べることになる」。

「日本からの客人に対して率直に言わせて欲しい。シリアが独立して以降、数十年前にシリアと日本が関係を結んで以降、日本は、インフラ支援などで、シリアを含む国々の開発において極めて重要な役割を果たしてきた。日本は中東のさまざまな問題に関してバイアスのない姿勢を常に撮ってきた。この危機が始まるまで国際法を常に尊重してきた。しかし、日本は「シリア大統領は去るべきだ」と主張することで、初めてこうした方針に背いた。こうした姿勢は日本国民の価値観や道徳に基づいているのか? もちろん違う。日本の市民がどれだけ道徳に基づいているかは皆が知っていることだ…。日本の姿勢は国際法に基づいているのか? 違う。我々は主権国家であり、独立国家だ。世界の誰一人として、誰がとどまるべきだとか、誰が去るべきだなどと言う権限はない。残念ながら、こうした方針は欧米諸国の政策と一致している…。日本は対シリア制裁に参加した。シリア国民を支援してきたのにだ。シリア国民への制裁は日本国民の国益、日本人の価値観、法律、憲法と何か関係があるのか? 私はあるとは思わない。大使館を閉鎖し、ここで起きていることを見ずして、日本はどのような役割を果たせるというのか? 政治的に日本は多くの西側諸国同様、盲目状態で、我が国およびその政府とは関係を持っていない。日本は何が起きているのか知らないがゆえに、何の役割も果たすことはできない。情報は西側諸国からもたらされているが、それらは我々にとっては馬鹿げたものだ…。制裁を科していては、シリア復興について言及することはできない。片方の手で食糧を与えながら、もう片方の手でそれを取り上げることなどできない…。日本は、国際法に立ち返らねばならない…。我々は、世界のほとんどの国と日本とを区別してきた路線に日本が立ち返ることを期待している。そうすることで、日本は、流血を食い止め、シリア復興のために重要な役割を必ずや果たすことができる。難民のほとんどが、「ようこそドイツへ」とか「ようこそフランスへ」…などと声をかけてもらいたいとは思っていない。彼らは自分の国に帰りたいのだ。彼らは外国で助けてもらいたいのではなく、ここで助けてもらいたいと考えているのだ。日本には将来、そのような役割を果たしてもらいたいと考えている。我々は、日本が過去数十年にわたって行ってきた方針に回帰することを望んでいる」。

「(安田純平氏の安否に関して)今のところ分からない。我々は彼について何の情報も持っていない。このことについて残念だと感じており、我々シリア人は、彼の家族の感情を理解できる。なぜなら、我々にも多くの行方不明者がいるからだ…。何らかの情報を得ていたのなら、あなたに伝えていただろう…。情報格差を埋めることができるのはトルコだと思う。なぜなら、トルコは(安田氏を誘拐したとされる)ヌスラ(シャーム・ファトフ戦線)の監督者だからだ。トルコはヌスラが持っているすべての情報を持っているはずだ…。残念ながら…、この件に関して日本政府からシリア政府へのコンタクトは一度もない」。

SANA, January 20, 2017、TBS News, January 19, 2017などをもとに作成。

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ロシア・シリア両政府はタルトゥース港のMTSPの軍事基地への拡張と事実上の永代使用に関する二国間合意を発効(2017年1月20日)

ロシア大統領府はホームページを通じて、タルトゥース市に設置されているロシア海軍補給基地(MTSP)とラタキア県のフマイミーム航空基地の利用に関するロシア・シリア両政府の合意文書を公開した。

合意は、2017年1月18日付で署名、発効されている。

タルトゥース港の基地使用に関して、合意では、補給基地から軍事基地へと拡張することを保証、その貸与期間を49年のしたうえで、「合意に反しない限り自動更新される」と規定されている。

合意ではまた、基地内の動産、不動産に対して治外法権が適用され、シリア当局が事前許可なく基地内に立ち入ることを禁じている。

さらに基地への戦艦11隻の配備やそのほかの艦船の寄港についても、ロシア側が同地の環境を保全することを条件に認められている。

『ハヤート』(1月21日付)などが伝えた。

ARA News, January 20, 2017
ARA News, January 20, 2017

 

AFP, January 20, 2017、AP, January 20, 2017、ARA News, January 20, 2017、Champress, January 20, 2017、al-Hayat, January 21, 2017、Iraqi News, January 20, 2017、Kull-na Shuraka’, January 20, 2017、al-Mada Press, January 20, 2017、Naharnet, January 20, 2017、NNA, January 20, 2017、Reuters, January 20, 2017、SANA, January 20, 2017、UPI, January 20, 2017などをもとに作成。

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スプートニクはトルコのシムシェキ副首相が「アサド大統領抜きでシリア紛争解決は非現実」と述べたと伝える一方、副首相本人は発言を否定(2017年1月20日)

スプートニク・ニュース(1月20日付)は、トルコのメフメト・シムシェキ副首相が、アサド大統領抜きでシリアの紛争を解決することが非現実だと述べたと伝えた。

シムシェキ副首相は、スイスで開催中の世界経済フォーラム(ダボス会議)でのシリア・イラクに関するセッションで「我々はプラグマティストにならねばならない。現地情勢は大きく変化した。トルコはもはや、アサドなしでの事態正常化に固執することなどできない。これは非現実的だ」と述べたという。

シムシェキ副首相はまた、「アサドに対する我々の姿勢に関して、我々はシリア国民の苦難と悲劇の責任の一切が明らかにアサドにあることと考えている」と付言したという。

しかし、副首相はその後、声明を出し、そうした発言は行っていないと否定した。

ARA News, January 20, 2017
ARA News, January 20, 2017

AFP, January 20, 2017、AP, January 20, 2017、ARA News, January 20, 2017、Champress, January 20, 2017、al-Hayat, January 21, 2017、Iraqi News, January 20, 2017、Kull-na Shuraka’, January 20, 2017、al-Mada Press, January 20, 2017、Naharnet, January 20, 2017、NNA, January 20, 2017、Reuters, January 20, 2017、Sputnik News, January 20, 2017、SANA, January 20, 2017、UPI, January 20, 2017などをもとに作成。

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ダーイシュがバーブ市(アレッポ県)でトルコ軍に対して爆弾攻撃し、兵士5人を殺害(2017年1月20日)

アレッポ県では、アアマーク通信(1月21日付)が、バーブ市内でダーイシュ(イスラーム国)が爆弾を仕掛けた車でトルコ軍部隊に対して攻撃を行い、トルコ軍兵士5人が死亡したと報じ、その画像をインターネットを通じて公開した。

Youtube, January 20, 2017
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DHA(1月20日付)によると、この攻撃ではまた、兵士9人が負傷したという。

AFP, January 20, 2017、AP, January 20, 2017、ARA News, January 20, 2017、Champress, January 20, 2017、DHA, January 20, 2017、al-Hayat, January 21, 2017、Iraqi News, January 20, 2017、Kull-na Shuraka’, January 20, 2017、al-Mada Press, January 20, 2017、Naharnet, January 20, 2017、NNA, January 20, 2017、Reuters, January 20, 2017、SANA, January 20, 2017、UPI, January 20, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はトルコ軍が後略をめざすバーブ市方面に南部から進軍し、2カ村を制圧する一方、ダイル・ザウル市一帯、ヒムス県東部でもダーイシュとの戦闘を続ける(2017年1月20日)

アレッポ県では、ARA News(1月20日付)によると、シリア軍がバーブ市南部のダイル・フール市一帯で進軍を続け、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末にシャーミル村、バルラヒーン村を制圧した。

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ヒムス県では、SANA(1月20日付)によると、シリア軍がカルヤタイン市北東部約25キロの地点に位置するカルヤタイン交差点を、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に奪還した。

シリア軍はまた、タドムル市西部郊外にあるタイフール航空基地(T4)に近いビイル・ムッル地区を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(1月20日付)によると、シリア軍およびロシア軍戦闘機がダイル・ザウル航空基地一帯、ダイル・ザウル市南部パノラマ交差点一帯、墓地地区に展開するダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して集中的な爆撃を行うとともに、シリア軍地上部隊が同地に進軍し、複数拠点を奪還した。

ARA News(1月20日付)によると、シリア軍およびロシア軍戦闘機の空爆は40回以上に及んだ。

一方、ARA News(1月20日付)によると、ダーイシュは第137旅団基地に突入した。

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ハマー県では、ARA News(1月20日付)によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)支配下のハーヌータ村、ハドラ村を空爆し、民間人4人が死亡した。

AFP, January 20, 2017、AP, January 20, 2017、ARA News, January 20, 2017、Champress, January 20, 2017、al-Hayat, January 21, 2017、Iraqi News, January 20, 2017、Kull-na Shuraka’, January 20, 2017、al-Mada Press, January 20, 2017、Naharnet, January 20, 2017、NNA, January 20, 2017、Reuters, January 20, 2017、SANA, January 20, 2017、UPI, January 20, 2017などをもとに作成。

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ダーイシュがタドムル市にあるUNESCO世界遺産のパルミラ遺跡のローマ劇場と四面門を破壊(2017年1月20日)

SANA(1月20日付)は、ヒムス県タドムル市の複数の住民の話として、12月11日に同市を再制圧したダーイシュ(イスラーム国)が、UNESCO世界文化遺産のパルミラ遺跡群のローマ式の円形劇場、四面門に爆弾を仕掛け、破壊したと伝えた。

Kull-na Shuraka', January 20, 2017
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なお、シリア人権監視団によると、破壊に先立って、ダーイシュはローマ式円形劇場で18日、シリア軍兵士ら12人を斬首している

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これに関して、UNESCOのイリナ・ボコバ事務局長は「こうした意図的破壊は新たな戦争犯罪だ。それはシリア国民、そして人類にとって大きな損失だ」と非難した。

AFP, January 20, 2017、AP, January 20, 2017、ARA News, January 20, 2017、Champress, January 20, 2017、al-Hayat, January 21, 2017、Iraqi News, January 20, 2017、Kull-na Shuraka’, January 20, 2017、al-Mada Press, January 20, 2017、Naharnet, January 20, 2017、NNA, January 20, 2017、Reuters, January 20, 2017、SANA, January 20, 2017、UPI, January 20, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県のバイト・ジン村、マガル・ミール村から停戦を拒否する戦闘員約100人が退去する一方、シリア政府の支配に復帰したダルアー県フィキーア村で住民400人が帰宅(2017年1月20日)

ダマスカス郊外県では、SANA(1月20日付)によると、西グータ地方で活動を続けてきた反体制武装集団とシリア政府による停戦合意に基づき、バイト・ジン村、マガル・ミール村から、投降を拒否する戦闘員約100人がその家族とともに、シャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍支配下のイドリブ県に向けて退去を開始した。

当局への投降を受け入れた戦闘員は2016年政令第15号に基づき、恩赦されるという。

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しかし、バイト・サービル町では、地元の和解委員会メンバーが乗った車が爆弾の爆発に巻き込まれ、2人が死亡、1人が負傷した。

また、クッルナー・シュラカー(1月19日付)によると、シリア軍がイスラーム軍の拠点都市ドゥーマー市を砲撃し、子供2人と女性2人の4人が死亡した。

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ダルアー郊外県では、SANA(1月20日付)によると、シャイフ・マスキーン市近郊のフィキーア村がシリア政府の支配下に復帰し、治安と安定を回復したことを受け、住民数百世帯(約400人)が帰宅した。

SANA, January 20, 2017
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米主導の有志連合は1月19日、アレッポ県バーブ市近郊、ラッカ市近郊に対して20回の爆撃を実施(2017年1月20日)

米中央軍(CENTCOM)は、1月19日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して31回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は23回で、バーブ市近郊(3回)、ラッカ市近郊(18回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、タドムル市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

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一方、米国防総省のピーター・クック報道官は19日、1月17日に米主導の有志連合が実施したイドリブ県に対する空爆で、シャーム・ファトフ戦線の幹部でチュニジア人のムハンマド・ハビーブ・ブーサアドゥーンを殺害したことを確認したと発表した。

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所属不明の戦闘機がシャーム・ファトフ戦線と米国の支援を受けるヌールッディーン・ザンキー運動の拠点を爆撃しメンバー40人以上が死亡(2017年1月19日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、所属不明の戦闘機が19日夜、アレッポ市西部郊外のシャイフ・スライマーン村にあるシャーム・ファトフ戦線の基地を空爆し、メンバー40人以上が死亡した(クッルナー・シュラカー(1月19日付)によると少なくとも30人が死亡、50人以上が負傷)。

同監視団によると、この空爆によって、基地内にいたヌールッディーン・ザンキー運動のメンバー3人も死亡したという。

ヌールッディーン・ザンキー運動は「穏健な反体制派」と目される組織で、米国の支援を受けていたが、最近になってシャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍に合流していた。

ヌールッディーン・ザンキー運動の報道官を名乗るアブドゥッサラーム・アブドゥッラッザーク氏は、ツイッターのアカウントで、空爆がロシア軍によるものだと主張したうえで、戦闘機がヌールッディーン・ザンキー運動の拠点を拠点にしたのち、シャーム・ファトフ戦線の基地を爆撃したことを明らかにした。

Orient News, January 20, 2017
Orient News, January 20, 2017
Orient News, January 20, 2017
Orient News, January 20, 2017
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AFP, January 20, 2017、AP, January 20, 2017、ARA News, January 20, 2017、Champress, January 20, 2017、al-Hayat, January 21, 2017、Iraqi News, January 20, 2017、Kull-na Shuraka’, January 20, 2017、al-Mada Press, January 20, 2017、Naharnet, January 20, 2017、NNA, January 20, 2017、Orient News Net, January 20, 2017、Reuters, January 20, 2017、SANA, January 20, 2017、UPI, January 20, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県ザーキヤ町で反体制武装集団戦闘員のイドリブ県への退去が開始(2017年1月19日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(1月19日付)によると、ザーキヤ町での停戦に関するシリア政府と反体制武装集団の合意に基づき、当局への投降を拒否する戦闘員約150人のイドリブ県への退去が開始された。

Kull-na Shuraka', January 19, 2017
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AFP, January 19, 2017、AP, January 19, 2017、ARA News, January 19, 2017、Champress, January 19, 2017、al-Hayat, January 20, 2017、Iraqi News, January 19, 2017、Kull-na Shuraka’, January 19, 2017、al-Mada Press, January 19, 2017、Naharnet, January 19, 2017、NNA, January 19, 2017、Reuters, January 19, 2017、SANA, January 19, 2017、UPI, January 19, 2017などをもとに作成。

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ドイツ大使館の仲介によりバラダー渓谷の反体制武装集団とシリア政府が和解(停戦)に合意(2017年1月19日)

ダマスカス郊外県では、バラダー渓谷広報委員会が、同地の「革命家たち」とシリア政府代表との間で和解(停戦)合意が締結された、と発表した。

和解(停戦)合意の締結には、反体制武装集団側からはバラダー渓谷の民間組織・武装集団の代表者が、シリア政府側からはカイス・ファッルーワ准将、ハマーム・ハイダル准将、アラー・イブラーヒーム・ダマスカス郊外県知事が出席、また在ダマスカス・ドイツ大使館の外交官が仲介者として同席したという。

これは、バラダー渓谷の「革命家」を代表する交渉団が、ドイツ大使館に連絡し、赤十字国際委員会の代理人として合意締結への出席を要請したことを受けたものだという。

バラダー渓谷のウマル・シャーミー氏はクッルナー・シュラカー(1月19日付)に対して、和解(停戦)合意は円滑に交わされ、19日午前3時に発効し、すべての当時者がこれを遵守しているという。

和解(停戦)合意は、①アイン・フィージャ町の水源に設置されている揚水施設などを修復するためのシリア政府側の修復作業チームの派遣、②バスィーマ町からのシリア軍および親政権武装勢力の一時的な撤退とアイン・フィージャ町に至る通路一帯の残留、③バスィーマ町とアイン・フィージャ町の復興、④残留を希望する戦闘員の投降(放免)、⑤退去希望者の6ヶ月以内のイドリブ県方面への退去、を骨子とするという。

ARA News, January 19, 2017
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AFP, January 19, 2017、AP, January 19, 2017、ARA News, January 19, 2017、Champress, January 19, 2017、al-Hayat, January 20, 2017、Iraqi News, January 19, 2017、Kull-na Shuraka’, January 19, 2017、al-Mada Press, January 19, 2017、Naharnet, January 19, 2017、NNA, January 19, 2017、Reuters, January 19, 2017、SANA, January 19, 2017、UPI, January 19, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合はラッカ市南西部郊外のヤマーマ橋を爆撃で破壊(2017年1月19日)

ラッカ県では、ARA News(1月19日付)によると、米主導の有志連合がラッカ市南西部のヤマーマ村を空爆し、ユーフラテス川に架かるヤマーマ橋を破壊した。

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ARA News(1月19日付)によると、バーブ市一帯で、ハワール・キリス作戦司令室がトルコ軍の航空支援を受け、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続けた。

AFP, January 19, 2017、AP, January 19, 2017、ARA News, January 19, 2017、Champress, January 19, 2017、al-Hayat, January 20, 2017、Iraqi News, January 19, 2017、Kull-na Shuraka’, January 19, 2017、al-Mada Press, January 19, 2017、Naharnet, January 19, 2017、NNA, January 19, 2017、Reuters, January 19, 2017、SANA, January 19, 2017、UPI, January 19, 2017などをもとに作成。

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シャーム・ファトフ戦線は共闘組織であるシャーム自由人イスラーム運動が掌握していたバーブ・ハワー国境通行所を制圧(2017年1月19日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(1月19日付)によると、シャーム・ファトフ戦線が、シャーム自由人イスラーム運動の掌握下にあるトルコ国境沿いヒルバト・ジャウズ村の国境通行所(バーブ・ハワー国境通行所)を制圧した。

シャーム・ファトフ戦線は、トルキスタン・イスラーム党とともに、シャーム自由人イスラーム運動の拠点を襲撃し、戦闘員らを拘束、バーブ・ハワー国境通行所のほか、ザイーナ村、ズール村の2カ村を制圧した。

この襲撃で死傷者は出なかったという。

シャーム・ファトフ戦線とシャーム自由人イスラーム運動はイドリブ県においてファトフ軍をともに主導するなど各地で共闘しているが、今回の衝突は、密輸、不法入国にかかる金銭の授受が原因だと思われるという。

Kull-na Shuraka', January 19, 2017
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シリア軍は、ヒムス県東部、ダイル・ザウル市一帯、バーブ市(アレッポ県)南西部一帯でダーイシュとの戦闘を続ける(2017年1月19日)

ヒムス県では、SANA(1月19日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにタドムル市西部郊外のタイフール航空基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、同地南部および西部の丘陵地帯を奪還した。

シリア軍はまた、カルヤタイン市東部郊外のダーイシュ拠点に対して集中的な攻撃を加えた。

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ダイル・ザウル県では、SANA(1月19日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市墓地地区、ダイル・ザウル航空基地、サルダ山一帯でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

一方、AKI(1月19日付)は、アレッポ市一帯に駐留していたヒズブッラーの戦闘員が、ダーイシュ(イスラーム国)の攻勢が続くダイル・ザウル市一帯に援軍として派遣された、と伝えた。

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アレッポ県では、ARA News(1月19日付)によると、シリア軍がバーブ市南西部のラスム・ハルマル・イマーム町一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(1月19日付)によると、シリア軍がダイル・ハーフィル市近郊のハッサーフ村でダーイシュ(イスラーム国)の武器弾薬庫を攻撃、これを破壊した。


AFP, January 19, 2017、AKI, January 19, 2017、AP, January 19, 2017、ARA News, January 19, 2017、Champress, January 19, 2017、al-Hayat, January 20, 2017、Iraqi News, January 19, 2017、Kull-na Shuraka’, January 19, 2017、al-Mada Press, January 19, 2017、Naharnet, January 19, 2017、NNA, January 19, 2017、Reuters, January 19, 2017、SANA, January 19, 2017、UPI, January 19, 2017などをもとに作成。

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シリア・ロシア両軍はダマスカス郊外県バハーリーヤ村一帯、アレッポ市西部郊外などで反体制武装集団に対する攻撃を継続(2017年1月19日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(1月19日付)によると、シリア軍と親政権武装勢力がバハーリーヤ村一帯に進軍し、反体制武装集団との戦闘の末、拠点4カ所を制圧した。

これに関して、ARA News(1月19日付)は、シリア軍がバハーリーヤ村を制圧したと伝えた。

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アレッポ県では、ARA News(1月19日付)によると、ロシア軍に所属すると見られる無人航空機が、アレッポ市西部郊外の第111連隊基地を占拠するヌールッディーン・ザンキー運動の拠点を空爆し、戦闘員3人が死亡した。

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ヒムス県では、SANA(1月19日付)によると、シリア政府の支配下にあるヒムス市バーブ・ジュナイン地区、バーブ・アンターキヤー地区の住宅街に反体制武装集団が迫撃砲弾複数初を撃ち込み、住民2人が死亡した。

またシャニーヤ村ではシャーム・ファトフ戦線が住民を狙撃、殺害した。

SANA, January 19, 2017
SANA, January 19, 2017

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ダマスカス県では、SANA(1月19日付)によると、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾2発が税関地区に着弾した。

AFP, January 19, 2017、AP, January 19, 2017、ARA News, January 19, 2017、Champress, January 19, 2017、al-Hayat, January 20, 2017、Iraqi News, January 19, 2017、Kull-na Shuraka’, January 19, 2017、al-Mada Press, January 19, 2017、Naharnet, January 19, 2017、NNA, January 19, 2017、Reuters, January 19, 2017、SANA, January 19, 2017、UPI, January 19, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は1月18日、アレッポ県バーブ市近郊、ラッカ市近郊に対して20回の爆撃を実施(2017年1月19日)

米中央軍(CENTCOM)は、1月18日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して26回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は20回で、ブーカマール市近郊(2回)、バーブ市近郊(3回)、シャッダーディー市近郊(1回)、ラッカ市近郊(12回)、アイン・イーサー市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

AFP, January 19, 2017、AP, January 19, 2017、ARA News, January 19, 2017、Champress, January 19, 2017、al-Hayat, January 20, 2017、Iraqi News, January 19, 2017、Kull-na Shuraka’, January 19, 2017、al-Mada Press, January 19, 2017、Naharnet, January 19, 2017、NNA, January 19, 2017、Reuters, January 19, 2017、SANA, January 19, 2017、UPI, January 19, 2017などをもとに作成。

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シャーム・ファトフ戦線は首都ダマスカスでの自爆テロへの関与を認める(2017年1月18日)

シャーム・ファトフ戦線は声明を出し、12日に首都ダマスカス県カフルスーサ地区で発生した自爆テロへの関与を認めた。

Kull-na Shuraka', January 18, 2017
Kull-na Shuraka’, January 18, 2017

 

AFP, January 18, 2017、AP, January 18, 2017、ARA News, January 18, 2017、Champress, January 18, 2017、al-Hayat, January 19, 2017、Iraqi News, January 18, 2017、Kull-na Shuraka’, January 18, 2017、al-Mada Press, January 18, 2017、Naharnet, January 18, 2017、NNA, January 18, 2017、Reuters, January 18, 2017、SANA, January 18, 2017、UPI, January 18, 2017などをもとに作成。

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アスタナ会議に参加する反体制武装集団・活動家の代表団の氏名一覧(2017年1月18日)

クッルナー・シュラカー(1月18日付)は、1月23日にカザフスタンの首都アスタナで開幕予定のシリア政府と反体制武装集団・政治組織の和平協議(アスタナ会議)に参加する反体制武装集団の代表団メンバーの氏名を公表した。

同サイトによると、代表団メンバーは以下の通り:

ムハンマド・アッルーシュ団長(イスラーム軍)
ヤースィル・アブドゥッラヒーム(アレッポ作戦司令室、シャーム軍団)
サイード・ナクラシュ(イスラーム殉教者旅団、ダマスカス郊外県ダーライヤー市)
フサーム・ヤースィーン(シャーム戦線)
ムスタファー・バイルー(「命じられるまま正しく進め」連合)
ヤーミン・タッルジュー(イスラーム軍)
ムンズィル・スィーラーン(シャーム軍団)
アフマド・スルターン(スルターン・ムラード旅団)
マアムーン・ハーッジ・ムスタファー(シャームの鷹)

アブドゥルハキーム・バッシャール
ナズィール・ハキーム
ナスル・ハリーリー
ウサーマ・アブー・ザイド
ヤフヤー・アリーディー
ヒシャーム・ムルーワ
ハーリド・シハーブッディーン
アンマール・タバーブ

AFP, January 18, 2017、AP, January 18, 2017、ARA News, January 18, 2017、Champress, January 18, 2017、al-Hayat, January 19, 2017、Iraqi News, January 18, 2017、Kull-na Shuraka’, January 18, 2017、al-Mada Press, January 18, 2017、Naharnet, January 18, 2017、NNA, January 18, 2017、Reuters, January 18, 2017、SANA, January 18, 2017、UPI, January 18, 2017などをもとに作成。

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シャーム自由人イスラーム運動はアスタナ会議への参加拒否を正式決定(2017年1月18日)

シャーム自由人イスラーム運動は声明を出し、シューラー評議会において1月23日にカザフスタンの首都アスタナで開幕予定のシリア政府と反体制武装集団の和平協議(アスタナ会議)への不参加が正式に決定されたと発表した。

声明によると、不参加は、①シリア国内各所、とりわけダマスカス郊外県バラダー渓谷一帯で停戦が実現していないこと、②ロシアが(トルコとともに)停戦合意の保証人となることで、停戦が取引材料に利用されていること、③国内の軍事的優劣が会議の行方に影を落としかねないこと、④反体制派内の会議賛成派と反体制派の対立が助長されようとしていること、が理由だという。

Kull-na Shuraka', January 18, 2017
Kull-na Shuraka’, January 18, 2017

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「活動家」、「革命家」、離反士官ら300人が共同声明を出し、1月23日にカザフスタンの首都アスタナで開幕予定のシリア政府と反体制武装集団の和平協議(アスタナ会議)のボイコットとダマスカス郊外県バラダー渓谷で抵抗を続けるシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団との連帯を呼びかけた。

クッルナー・シュラカー(1月18日付)が伝えた。


AFP, January 18, 2017、AP, January 18, 2017、ARA News, January 18, 2017、Champress, January 18, 2017、al-Hayat, January 19, 2017、Iraqi News, January 18, 2017、Kull-na Shuraka’, January 18, 2017、al-Mada Press, January 18, 2017、Naharnet, January 18, 2017、NNA, January 18, 2017、Reuters, January 18, 2017、SANA, January 18, 2017、UPI, January 18, 2017などをもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外相「アスタナ会議に参加するイスラーム軍をテロ組織とみなさない」(2017年1月18日)

セルゲイ・ラブロフ外務大臣はモスクワを訪問中のオーストリアのセバスチャン・クルツ外務大臣との共同記者会見で、シリア情勢について触れ、1月23日にカザフスタンの首都アスタナで開幕予定のシリア政府と反体制武装集団の和平協議(アスタナ会議)への参加を決断したイスラーム軍などの武装集団に関して、国連のリスト(アル=カーイダ制裁委員会リスト)においてテロ組織に指定されていないと述べ、参加を歓迎する意思を示した。

ラブロフ外務大臣は「イスラーム軍はこの合意(トルコ・ロシア仲介による停戦合意)に参加しており、多くの国がこの組織に対してどのような態度をとろうと、イスラーム軍は国連のテロ組織のリストに記載されていない。イスラーム軍がほかの武装集団とともに、シリア政府との交渉開始に関する合意に署名する意思を示していることを踏まえ、我々はこうしたアプローチを支持している」と述べた。

そのうえで「ダーイシュ(イスラーム国)、ヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)とつながりのないすべての組織が、12月29日の停戦合意に参加できる。私はそのことをすべての組織に呼びかけている」と付言した。

『ハヤート』(1月19日付)が伝えた。


AFP, January 18, 2017、AP, January 18, 2017、ARA News, January 18, 2017、Champress, January 18, 2017、al-Hayat, January 19, 2017、Iraqi News, January 18, 2017、Kull-na Shuraka’, January 18, 2017、al-Mada Press, January 18, 2017、Naharnet, January 18, 2017、NNA, January 18, 2017、Reuters, January 18, 2017、SANA, January 18, 2017、UPI, January 18, 2017などをもとに作成。

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ダイル・ザウル市一帯でシリア軍とダーイシュの攻防戦続く(2017年1月18日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市一帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が激しい戦闘を続けるなか、シリア・ロシア両軍は同地一帯のダーイシュ拠点に対して空爆を行った。

ダーイシュ側は空爆を攪乱するため、市内の広場複数カ所で石油を燃やし、その煙が立ち上がっている光景が確認されているという。

一方、SANA(1月18日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市郊外の工業地区、丘陵地帯などのダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆、またダイル・ザウル航空基地一帯、サルダ山、ブガイリーヤ村、フサイニーヤ町、ジュナイナ村、ダイル・ザウル市パノラマ交差点、墓地地区、ハウィーカ地区、ラシュディーヤ地区、工業地区、ジュバイラ地区、バルーク丘で予備部隊とともにダーイシュと交戦した。

クッルナー・シュラカー(1月18日付)によると、ダイル・ザウル市各所に対するシリア軍の空爆で女性と子供を含む17人が死亡したという。

他方、ダーイシュ(イスラーム国)ハイル州広報局は声明を出し、ダイル・ザウル市南部の電力会社施設およびその一帯を制圧したと発表した。image012

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ヒムス県では、SANA(1月18日付)によると、シリア軍がタドムル市西部郊外のタイフール航空基地(T4)一帯、ティヤース村南東部一帯などでダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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アレッポ県では、SANA(1月18日付)によると、シリア軍がアレッポ市東部郊外のダイル・ハーフィル市一帯でダーイシュ(イスラーム国)の車列を攻撃した。

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