シャーム・ファトフ戦線は首都ダマスカスでの自爆テロへの関与を認める(2017年1月18日)

シャーム・ファトフ戦線は声明を出し、12日に首都ダマスカス県カフルスーサ地区で発生した自爆テロへの関与を認めた。

Kull-na Shuraka', January 18, 2017
Kull-na Shuraka’, January 18, 2017

 

AFP, January 18, 2017、AP, January 18, 2017、ARA News, January 18, 2017、Champress, January 18, 2017、al-Hayat, January 19, 2017、Iraqi News, January 18, 2017、Kull-na Shuraka’, January 18, 2017、al-Mada Press, January 18, 2017、Naharnet, January 18, 2017、NNA, January 18, 2017、Reuters, January 18, 2017、SANA, January 18, 2017、UPI, January 18, 2017などをもとに作成。

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アスタナ会議に参加する反体制武装集団・活動家の代表団の氏名一覧(2017年1月18日)

クッルナー・シュラカー(1月18日付)は、1月23日にカザフスタンの首都アスタナで開幕予定のシリア政府と反体制武装集団・政治組織の和平協議(アスタナ会議)に参加する反体制武装集団の代表団メンバーの氏名を公表した。

同サイトによると、代表団メンバーは以下の通り:

ムハンマド・アッルーシュ団長(イスラーム軍)
ヤースィル・アブドゥッラヒーム(アレッポ作戦司令室、シャーム軍団)
サイード・ナクラシュ(イスラーム殉教者旅団、ダマスカス郊外県ダーライヤー市)
フサーム・ヤースィーン(シャーム戦線)
ムスタファー・バイルー(「命じられるまま正しく進め」連合)
ヤーミン・タッルジュー(イスラーム軍)
ムンズィル・スィーラーン(シャーム軍団)
アフマド・スルターン(スルターン・ムラード旅団)
マアムーン・ハーッジ・ムスタファー(シャームの鷹)

アブドゥルハキーム・バッシャール
ナズィール・ハキーム
ナスル・ハリーリー
ウサーマ・アブー・ザイド
ヤフヤー・アリーディー
ヒシャーム・ムルーワ
ハーリド・シハーブッディーン
アンマール・タバーブ

AFP, January 18, 2017、AP, January 18, 2017、ARA News, January 18, 2017、Champress, January 18, 2017、al-Hayat, January 19, 2017、Iraqi News, January 18, 2017、Kull-na Shuraka’, January 18, 2017、al-Mada Press, January 18, 2017、Naharnet, January 18, 2017、NNA, January 18, 2017、Reuters, January 18, 2017、SANA, January 18, 2017、UPI, January 18, 2017などをもとに作成。

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シャーム自由人イスラーム運動はアスタナ会議への参加拒否を正式決定(2017年1月18日)

シャーム自由人イスラーム運動は声明を出し、シューラー評議会において1月23日にカザフスタンの首都アスタナで開幕予定のシリア政府と反体制武装集団の和平協議(アスタナ会議)への不参加が正式に決定されたと発表した。

声明によると、不参加は、①シリア国内各所、とりわけダマスカス郊外県バラダー渓谷一帯で停戦が実現していないこと、②ロシアが(トルコとともに)停戦合意の保証人となることで、停戦が取引材料に利用されていること、③国内の軍事的優劣が会議の行方に影を落としかねないこと、④反体制派内の会議賛成派と反体制派の対立が助長されようとしていること、が理由だという。

Kull-na Shuraka', January 18, 2017
Kull-na Shuraka’, January 18, 2017

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「活動家」、「革命家」、離反士官ら300人が共同声明を出し、1月23日にカザフスタンの首都アスタナで開幕予定のシリア政府と反体制武装集団の和平協議(アスタナ会議)のボイコットとダマスカス郊外県バラダー渓谷で抵抗を続けるシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団との連帯を呼びかけた。

クッルナー・シュラカー(1月18日付)が伝えた。


AFP, January 18, 2017、AP, January 18, 2017、ARA News, January 18, 2017、Champress, January 18, 2017、al-Hayat, January 19, 2017、Iraqi News, January 18, 2017、Kull-na Shuraka’, January 18, 2017、al-Mada Press, January 18, 2017、Naharnet, January 18, 2017、NNA, January 18, 2017、Reuters, January 18, 2017、SANA, January 18, 2017、UPI, January 18, 2017などをもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外相「アスタナ会議に参加するイスラーム軍をテロ組織とみなさない」(2017年1月18日)

セルゲイ・ラブロフ外務大臣はモスクワを訪問中のオーストリアのセバスチャン・クルツ外務大臣との共同記者会見で、シリア情勢について触れ、1月23日にカザフスタンの首都アスタナで開幕予定のシリア政府と反体制武装集団の和平協議(アスタナ会議)への参加を決断したイスラーム軍などの武装集団に関して、国連のリスト(アル=カーイダ制裁委員会リスト)においてテロ組織に指定されていないと述べ、参加を歓迎する意思を示した。

ラブロフ外務大臣は「イスラーム軍はこの合意(トルコ・ロシア仲介による停戦合意)に参加しており、多くの国がこの組織に対してどのような態度をとろうと、イスラーム軍は国連のテロ組織のリストに記載されていない。イスラーム軍がほかの武装集団とともに、シリア政府との交渉開始に関する合意に署名する意思を示していることを踏まえ、我々はこうしたアプローチを支持している」と述べた。

そのうえで「ダーイシュ(イスラーム国)、ヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)とつながりのないすべての組織が、12月29日の停戦合意に参加できる。私はそのことをすべての組織に呼びかけている」と付言した。

『ハヤート』(1月19日付)が伝えた。


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ダイル・ザウル市一帯でシリア軍とダーイシュの攻防戦続く(2017年1月18日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市一帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が激しい戦闘を続けるなか、シリア・ロシア両軍は同地一帯のダーイシュ拠点に対して空爆を行った。

ダーイシュ側は空爆を攪乱するため、市内の広場複数カ所で石油を燃やし、その煙が立ち上がっている光景が確認されているという。

一方、SANA(1月18日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市郊外の工業地区、丘陵地帯などのダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆、またダイル・ザウル航空基地一帯、サルダ山、ブガイリーヤ村、フサイニーヤ町、ジュナイナ村、ダイル・ザウル市パノラマ交差点、墓地地区、ハウィーカ地区、ラシュディーヤ地区、工業地区、ジュバイラ地区、バルーク丘で予備部隊とともにダーイシュと交戦した。

クッルナー・シュラカー(1月18日付)によると、ダイル・ザウル市各所に対するシリア軍の空爆で女性と子供を含む17人が死亡したという。

他方、ダーイシュ(イスラーム国)ハイル州広報局は声明を出し、ダイル・ザウル市南部の電力会社施設およびその一帯を制圧したと発表した。image012

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ヒムス県では、SANA(1月18日付)によると、シリア軍がタドムル市西部郊外のタイフール航空基地(T4)一帯、ティヤース村南東部一帯などでダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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アレッポ県では、SANA(1月18日付)によると、シリア軍がアレッポ市東部郊外のダイル・ハーフィル市一帯でダーイシュ(イスラーム国)の車列を攻撃した。

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ダマスカス郊外県バラダー渓谷でシリア軍、ヒズブッラーとシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団との戦闘続く(2017年1月18日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員などからなる親政権武装勢力が、アイン・フィージャ町一帯のバラダー渓谷の占拠を続けるシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

戦闘は同地の北西部一帯やアイン・フィージャの水源一帯で集中的に行われ、シリア軍戦闘機・ヘリコプターが空爆を行った。

また、シリア軍は、反体制武装集団の支配下にとどまるマダーヤー町を砲撃し、10人が負傷した。

一方、ARA News(1月18日付)によると、シリア軍がバハーリーヤ村一帯で反体制武装集団と交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、カフルハラブ村を戦闘機(所属明示せず)が空爆し、子供1人を含む3人が死亡した。

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イドリブ県では、SANA(1月18日付)によると、反体制武装集団(ファトフ軍)がフーア市を砲撃し、8人が負傷した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(1月18日付)によると、ナワー市にあるシャーム自由人イスラーム運動の本部近くに仕掛けられた爆弾が爆発し、走行中の車に乗っていた幹部の一人ターヒル・ファイサル・シャクラーン氏が死亡した。

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イランを訪問中のハミース首相はロウハーニー大統領らと会談(2017年1月18日)

イランを訪問中のイマード・ハミース首相はテヘランでハサン・ロウハーニー大統領と会談し、シリア国内での「テロとの戦い」、とりわけアレッポ市解放や、停戦プロセス、和平協議などについて意見を交わした。

ハミース首相はまた、アリー・アクバル・ヴェラーヤティー最高指導者国際問題担当上級顧問、アリー・ラリージャーニー国会議長とも個別に会談した。

SANA, January 18, 2017
SANA, January 18, 2017

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ロシア・トルコ空軍がアレッポ県北部のダーイシュの拠点都市バーブ市に対して初の合同軍事作戦を実施、米主導の有志連合もトルコ軍との協力のもとバーブ市を初めて爆撃、シリア軍もバーブ市南方で爆撃を激化(2017年1月18日)

ロシア軍参謀本部機動総局のセルゲイ・ルドスコイ局長は記者団に対して、ロシア・トルコ両軍が18日にアレッポ県北部のバーブ市のダーイシュ(イスラーム国)に対して初の合同空爆作戦を実施したと発表した。

ルドスコイ局長によると、作戦にはロシア軍戦闘機9機とトルコ軍戦闘機8機が参加し、シリア政府の許可を得て空爆を実施したという。

『ハヤート』(1月19日付)が伝えた。

一方、有志連合のジョン・ドリアン報道官は、米軍主導の有志連合が、「トルコ軍との協力のもと」にバーブ市一帯のダーイシュ拠点に対して初の空爆を実施したことを明らかにした。

また、米中央軍(CENTCOM)は、1月17日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して23回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は17回で、ブーカマール市近郊(2回)、バーブ市近郊(1回)、ラッカ市近郊(10回)、アイン・イーサー市近郊(2回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

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このほか、ARA News(1月18日付)によると、シリア軍もバーブ市南東部郊外にあるダーイシュの拠点複数カ所に対して、砲撃を行った。

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