トルコ軍がバーブ市(アレッポ県)を爆撃し、民間人8人を殺害(2017年1月7日)

アレッポ県では、ARA News(1月7日付)によると、トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室が、ダーイシュ(イスラーム国)支配下のバーブ市の北部および東部郊外に進軍、ダーイシュと交戦した。

またトルコ軍がバーブ市を空爆し、民間人8人が死亡、18人が負傷した。

AFP, January 7, 2017、AP, January 7, 2017、ARA News, January 7, 2017、Champress, January 7, 2017、al-Hayat, January 8, 2017、Iraqi News, January 7, 2017、Kull-na Shuraka’, January 7, 2017、al-Mada Press, January 7, 2017、Naharnet, January 7, 2017、NNA, January 7, 2017、Reuters, January 7, 2017、SANA, January 7, 2017、UPI, January 7, 2017などをもとに作成。

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シャーム・ファトフ戦線、「ユーフラテスの盾」作戦参加組織の戦略拠点アアザーズ市(アレッポ県)で爆弾テロが発生し、40人以上が死亡、反体制武装集団の施設多数が利用不能に(2017年1月7日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団(シャーム・ファトフ戦線、ハワール・キリス作戦司令室などからなる反体制武装集団)の要衝であるトルコ国境に近いアアザーズ市の裁判所前で、爆弾が仕掛けられたタンクローリーが爆破され、43人が死亡、多数が負傷した。

アナトリア通信(1月7日付)によると死者は60人以上、負傷者は50人以上にのぼっているという。

『ハヤート』(1月8日付)によると、犠牲者のなかには、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団のシャリーア法廷の裁判官らもいるという。

なお、クッルナー・シュラカー(1月7日付)によると、この爆発により、アアザーズ市内の中央裁判所、シリア赤新月社ビル、広報局、障害者センター、郵便局、アアザーズ市庁舎が利用不能となったという。

ARA News, January 7, 2017
ARA News, January 7, 2017

AFP, January 7, 2017、Anadolu Ajansı, January 7, 2017、AP, January 7, 2017、ARA News, January 7, 2017、Champress, January 7, 2017、al-Hayat, January 8, 2017、Iraqi News, January 7, 2017、Kull-na Shuraka’, January 7, 2017、al-Mada Press, January 7, 2017、Naharnet, January 7, 2017、NNA, January 7, 2017、Reuters, January 7, 2017、SANA, January 7, 2017、UPI, January 7, 2017などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「一部の有能なシリア・イラク難民に国籍を付与する」(2017年1月7日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、テレビ演説でシリアおよびイラクからの難民の処遇について触れ、一部の「有能な人々」を受け入れるための準備を進めていると述べた。

エルドアン大統領は「内務省は現在、(難民受け入れに向けた)作業を実施しており、この作業の一環として、一部のシリア人・イラク人に対して、必要な調査の後に国籍を付与することになろう…。技師、弁護士、医師など高い能力を持った人々に違法労働させるより、活用すべきだと我々は主唱している。この国の市民として働く機会を我々は与えたい」と述べた。

AFP(1月7日付)が伝えた。

AFP, January 7, 2017、AP, January 7, 2017、ARA News, January 7, 2017、Champress, January 7, 2017、al-Hayat, January 8, 2017、Iraqi News, January 7, 2017、Kull-na Shuraka’, January 7, 2017、al-Mada Press, January 7, 2017、Naharnet, January 7, 2017、NNA, January 7, 2017、Reuters, January 7, 2017、SANA, January 7, 2017、UPI, January 7, 2017などをもとに作成。

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イドリブ県でシャーム・ファトフ戦線メンバーが爆殺される(2017年1月7日)

イドリブ県では、ARA News(1月7日付)によると、アブー・ズフール町でシャーム・ファトフ戦線メンバーが乗った車に仕掛けられた爆弾が爆発し、同戦線メンバー1人が死亡した。

また、シリア軍はこのアブー・ズフール町一帯を空爆した。

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アレッポ県では、ARA News(1月7日付)によると、シリア軍がアレッポ市南部郊外に位置するファトフ軍支配下のドゥマーン村、クナイトラート村、ハージブ村、サルジュ・ファーリジュ村、サミーリーヤ村を空爆した。

シリア軍はまた、アレッポ市北部郊外の科学研究センター一帯などで反体制武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、ARA News(1月7日付)によると、ダルアー市内のマンシヤ地区で、シリア軍、親政権武装勢力が、停戦を拒否する反体制武装集団と交戦した。

AFP, January 7, 2017、AP, January 7, 2017、ARA News, January 7, 2017、Champress, January 7, 2017、al-Hayat, January 8, 2017、Iraqi News, January 7, 2017、Kull-na Shuraka’, January 7, 2017、al-Mada Press, January 7, 2017、Naharnet, January 7, 2017、NNA, January 7, 2017、Reuters, January 7, 2017、SANA, January 7, 2017、UPI, January 7, 2017などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合がラッカ市郊外、ダイル・ザウル市郊外での爆撃で民間人13人を殺害(2017年1月7日)

ラッカ県では、SANA(1月7日付)によると、米主導の有志連合の戦闘機が、ダーイシュ(イスラーム国)支配下のラッカ市の北部郊外および西部郊外を空爆、ガドバーン村で住民2人が、スワイディーヤ村で子供5人を含む住民9人が死亡した。

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ダイル・ザウル県では、ARA News(1月7日付)によると、米軍主導の有志連合は、ダーイシュ(イスラーム国)支配下のヒシャーム村内の市場を空爆し、民間人2人が死亡、複数が負傷した。

ARA News, January 7, 2017
ARA News, January 7, 2017

AFP, January 7, 2017、AP, January 7, 2017、ARA News, January 7, 2017、Champress, January 7, 2017、al-Hayat, January 8, 2017、Iraqi News, January 7, 2017、Kull-na Shuraka’, January 7, 2017、al-Mada Press, January 7, 2017、Naharnet, January 7, 2017、NNA, January 7, 2017、Reuters, January 7, 2017、SANA, January 7, 2017、UPI, January 7, 2017などをもとに作成。

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ロシアの仲介によりダマスカス郊外県バラダー渓谷一帯で停戦が成立、シリア政府側の修復チームがアイン・フィージャ町の水源と揚水施設入り、また反体制武装集団戦闘員の投降ないしはイドリブ県への退去が決定(2017年1月7日)

ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(1月8日付)などによると、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員など親政権武装勢力とシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団が、アイン・フィージャ町の水道施設にシリア政府側の修復作業チームを派遣することなどに合意、戦闘が停止された。

この停戦は、6日に同地に入ったロシア軍士官の代表団と武装集団代表者および「仲介者」との折衝によるもの。

ヒズブッラーの戦争広報局によると、停戦は1月7日午前9時に発効し、水道修復作業チームが現場に入ったという。

シリア人権監視団によると、この停戦合意は、①水源および揚水施設を修復する作業チームの派遣、②首都ダマスカスへのバラダー渓谷の水源の揚水施設の修復のほか、③投降した離反兵、兵役忌避者の恩赦、④バスィーマ町からバラダー渓谷市場にいたる地域から同地以外からの戦闘員の排除とイドリブ県への移送、⑤バラダー渓谷一帯出身の戦闘員のなかで同地からの退去を希望するもののイドリブ県への移送、⑥シリア軍の同地への展開と各町・村入口での検問所の設置、⑦投降した戦闘員、兵役忌避者の国防隊員としての復帰と同地への配属、などを骨子とするという。

ARA News, January 7, 2017
ARA News, January 7, 2017

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ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターは声明を出し、過去24時間(1月6日)での反体制武装集団による停戦違反が10件にのぼったと発表した。

また1月5日の反体制武装集団の停戦違反は15件だったという。

AFP, January 7, 2017、AP, January 7, 2017、ARA News, January 7, 2017、Champress, January 7, 2017、al-Hayat, January 8, 2017、Iraqi News, January 7, 2017、Kull-na Shuraka’, January 7, 2017、al-Mada Press, January 7, 2017、Naharnet, January 7, 2017、NNA, January 7, 2017、Reuters, January 7, 2017、SANA, January 7, 2017、UPI, January 7, 2017などをもとに作成。

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ヒムス県中部でシリア軍とダーイシュの戦闘続く(2017年1月7日)

ヒムス県では、SANA(1月7日付)によると、シリア軍がタドムル市西部郊外でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を集中的に攻撃、ダーイシュと交戦した。

AFP, January 7, 2017、AP, January 7, 2017、ARA News, January 7, 2017、Champress, January 7, 2017、al-Hayat, January 8, 2017、Iraqi News, January 7, 2017、Kull-na Shuraka’, January 7, 2017、al-Mada Press, January 7, 2017、Naharnet, January 7, 2017、NNA, January 7, 2017、Reuters, January 7, 2017、SANA, January 7, 2017、UPI, January 7, 2017などをもとに作成。

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