『デイリー・メール』:ダーイシュのバグダーディー指導者は320人のメンバーを反逆罪で処刑(2018年10月11日)

『デイリー・メール』(10月11日付)は、イラクの複数の諜報筋の情報として、ダーイシュ(イスラーム国)のアブー・バクル・バグダーディー指導者が、320人のメンバーを、反逆罪で処刑するよう命じ、刑が執行されたと伝えた。

AFP, October 11, 2018、ANHA, October 11, 2018、AP, October 11, 2018、The Daily Mail, October 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 11, 2018、al-Hayat, October 12, 2018、Reuters, October 11, 2018、SANA, October 11, 2018、UPI, October 11, 2018などをもとに作成。

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シリア民主評議会報道官「シリア政府との対話を頓挫させたシリア側の問題は今も存在する」(2018年10月11日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のアムジャド・ウスマーン報道官は、シリア政府との交渉に関して「対話が頓挫した原因、そして対話プロセスに関してダマスカスの政府が課している狭量な枠組みは今も存在する」と述べた。

DPA(10月11日付)が伝えた。

AFP, October 11, 2018、ANHA, October 11, 2018、AP, October 11, 2018、DPA, October 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 11, 2018、al-Hayat, October 12, 2018、Reuters, October 11, 2018、SANA, October 11, 2018、UPI, October 11, 2018などをもとに作成。

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ヨルダン北東部のラクバーン難民キャンプでシリア難民が封鎖解除を求めてデモ(2018年10月11日)

米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所に近いヨルダン北東部のルクバーン難民キャンプに収容されているシリア難民が、ヨルダン政府および国民に対して、キャンプへの封鎖を解除し、人道支援を行うよう訴えた。

この抗議行動は、9日にキャンプで児童2人が医療行為を受けられずに死亡したことを受けたもので、キャンプで暮らすシリア難民たちは、ビデオ映像を通じて窮状を訴えた。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(10月11日付)、『ハヤート』(10月11日付)によると、キャンプ内では、数十人が座り込みを行い、「ルクバーン・キャンプの子供たちには食糧も薬もない」、「アサドはルクバーンの子供たちから食べ物とミルクを奪っている」、「ルクバーンは難民キャンプでテロの集積地ではない」といったプラカードを掲げて抗議の意思を示した。

Orient News, October 11, 2018

なお、ドゥラル・シャーミーヤによると、キャンプの「封鎖」は、シリア政府が同地にいたるすべての街道を封鎖したことによると言うが、キャンプは有志連合占領下のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)、ヨルダン領と接している。

また、シリア政府は10月10日にナスィーブ国境通行所を再開すると発表しているが、ヨルダン政府はこれに応じていない。

https://www.dailymotion.com/video/x6v9388

AFP, October 11, 2018、ANHA, October 11, 2018、AP, October 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 11, 2018、al-Hayat, October 12, 2018、Reuters, October 11, 2018、SANA, October 11, 2018、UPI, October 11, 2018などをもとに作成。

 

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ポンペオ米国務長官「イランが支援する武装勢力の完全撤退をシリアが保証しなければ、米国は復興のために1ドルたりとも支援しない」(2018年10月11日)

マイク・ポンペオ米国務長官は、シリア復興への資金援助の是非に関して「イランが支援する武装勢力の完全撤退をシリアが保証しなければ、米国から復興のために1ドルたりとも得ることはできないだろう」と述べた。

ポンペオ国務長官は「我々はそれ(イランの復興への参画)を許さない。シリアは自国だけで復興する力があるはずだ」と付言した。
AFP(10月11日付)が伝えた。

AFP, October 11, 2018、ANHA, October 11, 2018、AP, October 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 11, 2018、al-Hayat, October 12, 2018、Reuters, October 11, 2018、SANA, October 11, 2018、UPI, October 11, 2018などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「マンビジュ市に関するトルコと米国の合意の実施は遅れているが、まだ死んでいない」(2018年10月11日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は訪問先のハンガリーからの帰国途中の機内で記者団に対して、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)の支配下にあり、米軍が駐留するアレッポ県マンビジュ市一帯の情勢に関して「マンビジュ市に関するトルコと米国の合意の実施は遅れているが、まだ死んでいない」と述べた。

『ヒュッリイイェト』(10月11日付)が伝えた。

AFP, October 11, 2018、ANHA, October 11, 2018、AP, October 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 11, 2018、al-Hayat, October 12, 2018、Hurriyet, October 11, 2018、Reuters, October 11, 2018、SANA, October 11, 2018、UPI, October 11, 2018などをもとに作成。

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YPGはトルコの実質占領下にあるアレッポ県アフリーン郡で反体制武装集団を攻撃(2018年10月11日)

アレッポ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)の広報センターによると、トルコの実質占領下にあるアフリーン郡シーヤ村近郊、ラージュー町近郊、ジンディールス町近郊で9、10日にYPGがスルターン・ムハンマド・ファーティフ旅団、ムウタスィム・ビッラー旅団を攻撃し、戦闘員4人を殺害した。

AFP, October 11, 2018、ANHA, October 11, 2018、AP, October 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 11, 2018、al-Hayat, October 12, 2018、Reuters, October 11, 2018、SANA, October 11, 2018、UPI, October 11, 2018などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:2015年9月末以降、難民17,426人が帰国、避難民246,186人が帰宅(2018年10月11日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月11日付)を公開し、10月10日に難民175人(うち女性54人、子供89人)が新たに帰国したと発表した。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は17,426人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者17,108人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は246,186人(うち女性74,010人、子供125,806人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,639,529人(うち女性1,991,892人、子供3,386,150人)。

一方、国内避難民28人(女性5人、子供9人)が10月10日に新たに帰宅した。

帰宅先は東グータ地方で、イドリブ県アブー・ズフール町からの避難民の帰宅はなかった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は158,612人(うち女性48,001人、子供80,249人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,240,974人(うち女性372,999人、子供632,632人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を12件(アレッポ県8件、ラタキア県4件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 11, 2018をもとに作成。

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