イドリブ市でシャーム解放機構のメンバーや支持者が車で市内を回り、拡声器を通じてアフガニスタンのターリバーンによる政権掌握を歓迎、祝砲を放つ(2021年8月20日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市で、アフガニスタンのターリバーンによる政権掌握を歓迎する同機構のメンバーやその支持者が車で市内を回り、拡声器を通じて歓喜の声を上げ、祝砲を放つなどした。

AFP, August 20, 2021、ANHA, August 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 20, 2021、Reuters, August 20, 2021、SANA, August 20, 2021、SOHR, August 20, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下のアアザーズ市で和平・停戦プロセス拒否、ダルアー県の元反体制武装集団との連帯などを求めるデモ(2021年8月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のアアザーズ市での金曜日午後の集団礼拝後に、アスタナ会議や制憲委員会(憲法制定)委員会を通じた和平・停戦プロセス拒否、武装解除を拒否するダルアー県の元反体制武装集団メンバーとの連帯、シャーム解放機構が拘留している逮捕者の釈放を求める抗議デモが発生した。

AFP, August 20, 2021、ANHA, August 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 20, 2021、Reuters, August 20, 2021、SANA, August 20, 2021、SOHR, August 20, 2021などをもとに作成。

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シリア軍がダルアー市ダルアー・バラド地区、ダム街道地区などを砲撃し、反体制武装集団と交戦、元司令官1人を殺害(2021年8月20日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーが立て籠もるダルアー市のダルアー・バラド地区やダム街道地区、ヤードゥーダ村とタファス市を結ぶ街道一帯などを砲撃し、武装集団と交戦、ダム街道地区で元武装集団(タウヒード旅団)司令官のムハンマド・ヒラール・ザティーマ氏が死亡した。

AFP, August 20, 2021、ANHA, August 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 20, 2021、Reuters, August 20, 2021、SANA, August 20, 2021、SOHR, August 20, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ県北部、アレッポ県北部各所を砲撃(2021年8月20日)

ハサカ県では、ANHA(8月20日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるダルダーラ村を砲撃した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、ウンム・カイフ村をアッシリア教徒が暮らすタッル・シャンナーン村砲撃し、ウンム・カイフ村でシリア軍兵士1人が負傷した。

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アレッポ県では、ANHA(8月20日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のブルジュ・カース村、マイヤーサ村を砲撃した。

AFP, August 20, 2021、ANHA, August 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 20, 2021、Reuters, August 20, 2021、SANA, August 20, 2021、SOHR, August 20, 2021などをもとに作成。

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ラタキア市で第1回祖国負傷者スポーツ大会が開幕し、開会式にアスマー・アフラス大統領夫人が参列(2021年8月20日)

ラタキア県では、SANA(8月20日付)によると、ラタキア市のスポーツ・シティ(バースィル・アサド競技場)で、第1回祖国負傷者スポーツ大会が開幕した。
https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/4494281907282273
https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/4494503793926751
https://www.youtube.com/watch?v=BraYC_gJJwQ

ムラースィルーン・スーリーユーン(8月20日付)などによると、開会式にはアスマー・アフラス大統領夫人が参列し、シリア、イラク、ロシアの代表選手らと交流した。
https://www.facebook.com/SyrianReporters/posts/4224163527699018
https://www.facebook.com/SyrianReporters/posts/4224464777668893
https://www.facebook.com/SyrianReporters/posts/4224490554332982
https://www.facebook.com/SyrianReporters/posts/4224729254309112

AFP, August 20, 2021、ANHA, August 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 20, 2021、Murasilun Suriyun, August 20, 2021、Reuters, August 20, 2021、SANA, August 20, 2021、SOHR, August 20, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で85人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で331人(2021年8月20日)

保健省は政府支配地域で新たに85人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者20人が完治し、6人が死亡したと発表した。

これにより、8月20日現在の同地での感染者数は計26,719人、うち死亡したのは1,959人、回復したのは22,243人となった。

SANA(8月20日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で8月20日に新たに331人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、27人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡15人、イドリブ郡53人、ハーリム郡150人、アリーハー郡49人、アレッポ県スィムアーン山郡5人、ジャラーブルス郡19人、バーブ郡8人、アフリーン郡23人、アアザーズ郡9人。

これにより、同地での感染者数は計29,521人、うち回復したのは23,658人、死亡したのは736人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1647499058788312/

AFP, August 20, 2021、ACU, August 20, 2021、ANHA, August 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 20, 2021、Reuters, August 20, 2021、SANA, August 20, 2021、SOHR, August 20, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が前日に続いてシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市西のアイン・シーブ村近郊にある軍事拠点を爆撃、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方を砲撃し、子供4人負傷(2021年8月20日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が前日に続いてシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市西のアイン・シーブ村近郊にある軍事拠点を6回にわたり爆撃した。

また、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、ファッティーラ村、シャンナーン村一帯を砲撃し、カンスフラ村でシリア軍の砲撃で、子供4人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・ヌーラーン村を砲撃し、住民多数が負傷した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を20件(イドリブ県11件、ラタキア県4件、アレッポ県2件、ハマー県3件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は20件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を18件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, August 20, 2021、ANHA, August 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 20, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 20, 2021、Reuters, August 20, 2021、SANA, August 20, 2021、SOHR, August 20, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民346人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は695,290人に(2021年8月20日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月20日付)を公開し、8月19日に難民346人(うち女性103人、子供176人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民346人(うち女性103人、子供176人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は695,290人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者300,042人(うち女性90,175人、子ども152,743人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,785,079人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は924,570人(うち女性277,451人、子供471,234人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は97,085人(うち女性36,932人、子供33,087人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,365,681人(うち女性419,491人、子供676,087人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 20, 2021をもとに作成。

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イスラエル軍戦闘機がレバノン領空を侵犯し、首都ベイルート南東上空から首都ダマスカス一帯とヒムス県ヒムス市一帯に向けて多数のミサイルを発射(2021年8月19日)

シリア軍筋は、午後11時3分、イスラエル軍戦闘機がレバノン領空を侵犯し、首都ベイルート南東上空から首都ダマスカス一帯とヒムス県ヒムス市一帯に向けて多数のミサイルを発射したのを確認、防空部隊が迎撃し、そのほとんどを撃破したと発表した。





SANA(8月19日付)が伝えた。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍の爆撃により、ダマスカス郊外県カーラ市一帯にあるレバノンのヒズブッラーの拠点や武器弾薬庫が狙われ、ヒズブッラーのメンバー4人(シリア人とレバノン人)が死亡し、多数が負傷した。

AFP, August 19, 2021、ANHA, August 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 19, 2021、Reuters, August 19, 2021、SANA, August 19, 2021、SOHR, August 20, 2021などをもとに作成。

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ダルアー県でシリア軍が襲撃を受け兵士6人死亡(2021年8月19日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、バイト・アーラ村にあるシリア軍第5軍団の検問所の近くで住民1人が遺体で発見された。

また、ナーフィア村とアイン・ズィクル村を結ぶ街道でシリア軍の車輌1台が道路に仕掛けられいた爆弾の爆発に巻き込まれ、兵士6人(うち大尉1人)が死亡、2人が負傷した。

死傷したのは、シリア軍第112旅団の兵士。

AFP, August 19, 2021、ANHA, August 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 19, 2021、Reuters, August 19, 2021、SANA, August 19, 2021、SOHR, August 19, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍のドローンがハサカ県タッル・タムル町にあるタッル・タムル軍事評議会(シリア民主軍)渉外局本部を爆撃し、1人死亡、シリア民主軍はアレッポ県でシリア国民軍戦闘員3人を殺害(2021年8月19日)

ハサカ県では、ANHA(8月19日付)によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)がタッル・タムル町にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属のタッル・タムル軍事評議会渉外局本部を爆撃した。

シリア人権監視団によると、この爆撃によって1人が死亡、5人が負傷した(シリア人権監視団は8月22日、この爆撃で女性司令官1人を含む9人が死亡、10人以上が負傷したと改めて発表した)。

一方、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治したにあるタッル・タムル町北部にあるロシア軍基地前で、民主統一党(PYD)を支持する同町とアブー・ラースィーン(ザルカーン)町の住民数百人がデモを行い、トルコ軍とシリア国民軍の攻撃に対するロシア軍の沈黙に抗議した。

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ラッカ県では、ANHA(8月19日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるサワーン村、ザヌーバー村、アリーダ村、ヒルバト・バカル村、アフダクー村(いずれもタッル・アブヤド市近郊)を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(8月19日付)によると、シリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市北東のアルジャート村に潜入しようとしたシリア国民軍の戦闘員3人を殺害した。

また、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市近郊のクライディーヤ村にロケット弾1発が着弾し、女性1人が死亡、5人が負傷した。

ロケット弾は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治地域から発射された。

ANHAによると、これに対して、トルコ軍とシリア国民軍は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のアキーバ村を砲撃した。

このほか、シリア人権監視団によると、シリア国民軍の憲兵隊がアラブ・ブーラーン村近くの国境に設置されているコンクリート製の壁に近づこうとした男性1人を射殺した。

AFP, August 19, 2021、ANHA, August 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 19, 2021、Reuters, August 19, 2021、SANA, August 19, 2021、SOHR, August 19, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で80人、北・東シリア自治局支配地域で64人(2021年8月19日)

保健省は政府支配地域で新たに80人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者21人が完治し、6人が死亡したと発表した。

これにより、8月19日現在の同地での感染者数は計26,634人、うち死亡したのは1,953人、回復したのは22,223人となった。

SANA(8月19日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに64人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

これにより、8月19日現在の同地での感染者数は計19,231人、うち死亡したのは770人、回復したのは1,920人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性34人、女性30人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市12人、カーミシュリー市21人、マーリキーヤ(ダイリーク)市8人、カフヤアルビーヤ(タッル・クージャル)町1人、ルマイラーン町6人、ダルバースィーヤ市1人、マアバダ(カルキールキー)町1人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市2人、ラッカ県のラッカ市6人、タブカ市3人、ダイル・ザウル県3人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1666720030184594

AFP, August 19, 2021、ANHA, August 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 19, 2021、Reuters, August 19, 2021、SANA, August 19, 2021、SOHR, August 19, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市西のアイン・シーブ村近郊にある軍事拠点を爆撃、シリア軍の砲撃によりバルシューン村で5人が死亡(2021年8月19日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市西のアイン・シーブ村近郊にある軍事拠点を爆撃した。

この軍事拠点はシャーム解放機構のものと思われる。

また、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるバルシューン村、バーラ村、ルワイハ村などを砲撃し、バルシューン村で女性1人と子供4人が死亡、3人が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、トルコ軍憲兵隊が国境に設置したコンクリート製の壁に近づこうとした男性1人を殺害した。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月19日付)によると、殺害された男性は、トルコに不法入国しようとしていたところを撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を20件(イドリブ県11件、ラタキア県4件、アレッポ県2件、ハマー県3件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は20件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を2件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, August 19, 2021、ANHA, August 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 19, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 19, 2021、Reuters, August 19, 2021、SANA, August 19, 2021、SOHR, August 19, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民312人と国内避難民(IDPs)187人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は694,944人、2019年以降帰還したIDPsは97,085人に(2021年8月19日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月19日付)を公開し、8月18日に難民312人(うち女性94人、子供159人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民312人(うち女性94人、子供159人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は694,944人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者299,696人(うち女性90,072人、子ども152,567人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,785,079人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は924,224人(うち女性277,348人、子供471,058人)となった。

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一方、国内避難民187人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは187人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は97,085人(うち女性36,932人、子供33,087人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,365,681人(うち女性419,491人、子供676,087人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 19, 2021をもとに作成。

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シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構がアフガニスタンでのターリバーンの全権掌握を祝福(2021年8月18日)

シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構は声明を出し、アフガニスタンでターリバーンが全権を掌握したことに祝意を表明した。

声明のなかでシャーム解放機構は以下の通り述べた。

大いなる喜びをもって、我々はアフガニスタンにおける我らが住民が喚起するニュースを受け取った。アフガン国民よ、確固たる征服と力強い勝利おめでとう。真理は勝利する。たとえ時間が経とうとも。占領者は自らが蹂躙した土地に留まることはない…。真理が衰えたり、死ぬことはない…。歴史は自由なる意志と確固たる決意の勝利を目の当たりにしている。

我々はシリア革命のなかにあって、抵抗とジハードを選択することにこだわったこの生きた経験、そして実際に目にすることができるこの先例から、不屈と不動の精神を触発され、犯罪者体制とその支援者どもを打倒することで表される自由と尊厳を達成したい。

ターリバーンの政権掌握は、国際社会、そしてバッシャールとその支援者どもの犯罪に沈黙する諸外国にとっての教訓であり、チャンスだ。なぜなら、諸国民の意志を支援し、その要求を尊重し、死刑執行人どもの側につかないよう促しているからだ。

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トルコのイスタンブールを拠点とする反体制派系サイトのシリア・テレビ(8月20日付)によると、シャーム解放機構は8月15日まで、幹部のアブー・マーリヤー・カフターニー氏が「イスラームのウンマに対して占領者どもに対する我らが同胞学徒の勝利の祝意を表明する…。ターリバーンの勝利はイスラーム教徒の勝利であり、スンナの民の勝利、不正に喘ぐすべての人々の勝利である」と表明していた。

また、マズハル・ワイス氏も以下の通り表明していた。

20年前にアフガニスタンで崩壊が起きた時、我々の心は悲しみで満ちていた。だが今、アッラーのおかげ、そしてターリバーンの犠牲と忍耐のおかげで形勢は変わった。彼らの背後にいるのは偉大で才能に満ちた国民だ…。我々はそこでのアッラーの勝利に歓喜している。この喜びがシャームのくにぐに、イラクなど、不正に苦しむ抑圧された我らがウンマにおいて広まることを…アッラーに願ってやまない。

AFP, August 18, 2021、ANHA, August 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 18, 2021、Reuters, August 18, 2021、SANA, August 18, 2021、SOHR, August 18, 2021、Syria TV, August 20, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でダーイシュの攻撃によりシリア軍兵士1人とイラク人民動員隊民兵1人が死亡(2021年8月18日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるシューラー村近郊の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の武装グループがシリア軍の拠点複数カ所を襲撃し、兵士(士官)1人が死亡、5人が負傷した。

また、ビシュリー山ではイラク人民動員隊(ヒズブッラー大隊)の拠点複数カ所が砲撃を受け、民兵1人が死亡、複数が負傷した。

AFP, August 18, 2021、ANHA, August 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 18, 2021、Reuters, August 18, 2021、SANA, August 18, 2021、SOHR, August 18, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県アフリーン市の中心街が砲撃を受けて3人死亡、トルコ軍とシリア国民軍はアレッポ県タッル・リフアト市一帯やハサカ県北部を激しく砲撃し、2人死亡(2021年8月18日)

アレッポ県では、ANHA(8月18日付)によると、トルコの占領下にあるアフリーン市の中心街が何者かによる砲撃を受けた。

シリア人権監視団によると、この砲撃により、灯油街道、ヴィーラート通りに砲弾多数が着弾し、住民3人が死亡、多数が負傷した。

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による砲撃か、シリア軍による砲撃かは不明だが、トルコ軍とシリア国民軍はこれまでシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるシリア民主軍の拠点などに対して砲撃を続けてきた。

一方、ANHAやSANA(8月18日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍は、アフリーン市が砲撃されたのを受け、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市と同地近郊のダイル・ジャマール村、ズィヤーラ村、アイン・ダクナ村、マルアナーズ村、マンナグ航空基地、スーガーニカ村、アキーバ村、マーリキーヤ村、イルシャーディーヤ村、シャワーリガ村、カンタラ村、カフル・アントゥーン村、スムーカ村、タッル・マディーク村、シャフバー・ダムを砲撃した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍がタッル・タムル町一帯、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町一帯の村々を砲撃し、女性1人と女児1人が死亡、女性と子供を含む12人以上が負傷した。

トルコ軍とシリア国民軍の砲撃はタッル・タムル町北に設置されているロシア軍基地一帯にも及んだ。

AFP, August 18, 2021、ANHA, August 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 18, 2021、Reuters, August 18, 2021、SANA, August 18, 2021、SOHR, August 18, 2021などをもとに作成。

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米軍がハサカ県内で盗奪した物資を冷凍トレーラーなど42輌に積んでワリード国境通行所からイラク領内に持ち出す(2021年8月18日)

ハサカ県では、SANA(8月18日付)がヤアルビーヤ町近郊のスワイディーヤ村の複数の地元筋の話として伝えたところによると、ユーフラテス川西岸地域各所に違法駐留を続ける米軍が、県内で盗奪した物資を冷凍トレーラーなど42輌に積んでワリード国境通行所からイラク領内に持ち出した。

一方、アブー・ガズィール村では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が地元の若者多数を徴兵するために連行しようとし、無差別に発砲したため、住民が抵抗し、これを撃退した。

AFP, August 18, 2021、ANHA, August 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 18, 2021、Reuters, August 18, 2021、SANA, August 18, 2021、SOHR, August 18, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で75人、北・東シリア自治局支配地域で39人(2021年8月18日)

保健省は政府支配地域で新たに75人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者19人が完治し、5人が死亡したと発表した。

これにより、8月18日現在の同地での感染者数は計26,554人、うち死亡したのは1,947人、回復したのは22,202人となった。

SANA(8月18日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに39人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

これにより、8月12日現在の同地での感染者数は計19,167人、うち死亡したのは770人、回復したのは1,916人となった。

新規感染者の内訳は、ハサカ県のハサカ市21人、カーミシュリー市8人、マーリキーヤ(ダイリーク)市9人、ラッカ県のラッカ市1人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1665961600260437

AFP, August 18, 2021、ANHA, August 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 18, 2021、Reuters, August 18, 2021、SANA, August 18, 2021、SOHR, August 18, 2021などをもとに作成。

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ダルアー県ジャースィム市、ハイト村、タファス市、ムザイリーブ町で、シリア軍と武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーとの対立解消に向けてロシアが提示した停戦案に異議を唱えるデモが行われ、数十人が参加(2021年8月18日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャースィム市、ハイト村、タファス市、ムザイリーブ町で、シリア軍と武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーとの対立解消に向けてロシアが提示した停戦案に異議を唱えるデモが行われ、数十人が参加した。

一方、ダルアー市ダルアー・バラド地区では、ロシア軍使節団の仲介のもと、シリア政府の治安委員会と、元反体制武装集団メンバーを代表する中央委員会が2日目となる停戦交渉を行った。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるジューリーン村にあるシリア軍の拠点を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカフル・ウワイド村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を25件(イドリブ県14件、ラタキア県8件、アレッポ県2件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は20件。

AFP, August 18, 2021、ANHA, August 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 18, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 18, 2021、Reuters, August 18, 2021、SANA, August 18, 2021、SOHR, August 18, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民308人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は694,632人に(2021年8月18日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月18日付)を公開し、8月17日に難民308人(うち女性93人、子供157人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民308人(うち女性93人、子供157人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は694,632人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者299,384人(うち女性89,978人、子ども152,408人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,785,079人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は923,912人(うち女性277,254人、子供470,899人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は96,898人(うち女性36,750人、子供33,045人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,365,494人(うち女性419,309人、子供676,811人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 18, 2021をもとに作成。

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英財務相はアスマー・アフラス大統領夫人のおじでビジネスマンのタリーフ・アフラス氏に対する金融制裁を解除(2021年8月17日)

英『テレグラフ』(8月17日付)やイナブ・バラディー(8月18日付)は、英財務省は先週、アスマー・アフラス大統領夫人のおじでビジネスマンのタリーフ・アフラス氏(1951年、ヒムス市生まれ)に対する金融制裁を解除したと伝えた。

英政府が制裁解除を行うのはEU脱退後初めて。

解除の理由は不明。


EUは2011年9月にアフラス氏、を制裁対象に加え、英最高裁判所は、2014年に同氏がシリアへの食品輸入の対価として米国の企業に2600万ドルを支払わなかったとして、12年の禁固刑を宣告していた。

AFP, August 18, 2021、ANHA, August 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 18, 2021、‘Inab Baladi, August 18, 2021、Reuters, August 18, 2021、SANA, August 18, 2021、SOHR, August 18, 2021、Telegraph, August 17, 2021などをもとに作成。

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イスラエル軍がクナイトラ県を越境攻撃、シリア軍と「イランの民兵」の拠点が被弾(2021年8月17日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍が県北部ハドル村の西に位置するカルス・ナフル丘にあるシリア軍と「イランの民兵」の拠点に対して越境攻撃を行い、拠点1カ所が被弾、火災が発生した。

イフバーリーヤ・チャンネル(8月17日付)などは、県北部で複数回にわたって爆音が聞こえたとしたうえで、イスラエル軍がカルス・ナフル丘をミサイル攻撃したとの報道があると伝えていた。

AFP, August 17, 2021、ANHA, August 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 17, 2021、al-Ikhbariya, August 17, 2021、Reuters, August 17, 2021、SANA, August 17, 2021、SOHR, August 17, 2021などをもとに作成。

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イドリブ県でシャーム解放機構が解体を迫っていた新興のアル=カーイダ系組織参加のシャーム・イスラーム運動のモロッコ人メンバーが殺害される(2021年8月17日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るジスル・シュグール市近郊を流れるアブヤド川河畔一帯でシャーム・イスラーム運動のモロッコ人メンバーが何者かによって殺害された。

モロッコ人メンバーが殺害されたのは、シャーム解放機構の検問所の近く。

シャーム・イスラーム運動は、モロッコ人、アフワーズ市一帯地域出身のイラン人からなる武装グループで、ハマー県北西部のガーブ平原(サルマーニーヤ村一帯)で活動しており、2014年7月に新興のアル=カーイダ系組織であるアンサール・ディーン戦線に参加した。

シャーム解放機構はこのグループに対して、組織を解体し、自らの参加に入るよう求めていた。

AFP, August 17, 2021、ANHA, August 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 17, 2021、Reuters, August 17, 2021、SANA, August 17, 2021、SOHR, August 17, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がユーフラテス川西岸地域でダーイシュの拠点を爆撃、東岸のフール・キャンプではダーイシュと思われるグループが2人を殺害、米軍はイラクから兵站物資を搬入(2021年8月17日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第4区で、アレッポ県からの国内避難民(IDPs)の男女2人が、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われるグループによって銃で撃たれて死亡した。

一方、米主導の有志連合の車輌約30輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、マーリキーヤ市近郊に設置されている基地に向かった。

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シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がダイル・ザウル県のシューラー村近郊の砂漠地帯、ラッカ県ラサーファ砂漠でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を狙って30回以上の爆撃を実施した。

AFP, August 17, 2021、ANHA, August 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 17, 2021、Reuters, August 17, 2021、SANA, August 17, 2021、SOHR, August 17, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ県北部を砲撃し、子供1人と女性1人が死亡、多数負傷(2021年8月17日)

ハサカ県では、ANHA(8月17日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町、同地の南部郊外に位置するタッル・ワルド村、ルバイアート村、バーブ・ハイル村などを砲撃した。

この砲撃で、子供1人と女性1人が死亡、住民10人以上が負傷した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、タッル・タムル町西に位置するM4高速道路沿線のタウィーラ村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(8月17日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のアルカミーヤ村、マルアナーズ村を砲撃した。

AFP, August 17, 2021、ANHA, August 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 17, 2021、Reuters, August 17, 2021、SANA, August 17, 2021、SOHR, August 17, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で70人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で278人(2021年8月17日)

保健省は政府支配地域で新たに70人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者17人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、8月17日現在の同地での感染者数は計26,479人、うち死亡したのは1,942人、回復したのは22,183人となった。

SANA(8月17日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で8月17日に新たに278人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、42人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡14人、イドリブ郡79人、ハーリム郡109人、アリーハー郡25人、アレッポ県スィムアーン山郡3人、ジャラーブルス郡9人、バーブ郡5人、アフリーン郡28人、アアザーズ郡6人。

これにより、同地での感染者数は計28,407人、うち回復したのは23,548人、死亡したのは734人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1645179805686904/

AFP, August 17, 2021、ACU, August 17, 2021、ANHA, August 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 17, 2021、Reuters, August 17, 2021、SANA, August 17, 2021、SOHR, August 17, 2021などをもとに作成。

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ダルアー県では、元反体制武装集団メンバーらが武装解除を拒否し続けるなか、シリア軍は各地に部隊を増派、検問所を設置(2021年8月17日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーの対立が続くなか、元反体制武装集団メンバーを代表する中央委員会とシリア政府の治安委員会がロシア軍使節団の仲介により、ダルアー市ダルアー・バラド地区で会談し、停戦合意の履行について意見を交わした。

同監視団によると、元反体制武装集団メンバー側は、依然として武装解除を拒否し続けている。

これに対して、シリア軍はタッル・サマン村、ティーラ村、カルファー村、ナーミル村、イズラア市からウンム・マヤーズィン町に至る街道などに増援部隊を派遣、検問所を設置した。

また、ダルアー市ダルアー・バラド地区一帯で、武装集団と交戦、同地のほか、サイダー町、ウンム・マヤーズィン町を砲撃した。

一方、ジッリーン村近郊の街道で、シャジャラ村出身の住民が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

また、ムサイフラ町で正体不明の武装集団が住民1人を銃で撃ち殺害した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるサラーキブシ近郊のジャウバース村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるアウラム・クブラー町同地近郊のザアタル工場を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を24件(イドリブ県13件、ラタキア県8件、アレッポ県0件、ハマー県3件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は20件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を12件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, August 17, 2021、ANHA, August 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 17, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 17, 2021、Reuters, August 17, 2021、SANA, August 17, 2021、SOHR, August 17, 2021、August 18, 2021などをもとに作成。

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ジャアファリー外務在外居住者副大臣「米国の政策は脆く、非道徳的で、アフガニスタンからの撤退は計略の失敗を示している」(2021年8月17日)

バッシャール・ジャアファリー外務在外居住者副大臣は、アフガニスタンでターリバーンが全権を掌握(8月16日)したことに関して、『ワタン』(8月17日付)に対し、米国の政策は脆く、非道徳的で、アフガニスタンからの撤退は、計略の失敗を示していると述べた。

ジャアファリー副大臣の主な発言は以下の通り:

米国が自分たちの歴史から過ちを学ぶことは決してないだろう。アフガニスタンに軍を派遣してから20年が経ち、この国から撤退している今であってもだ…。米国には、撤退後もこの地域を爆発させたいというアジェンダ、そして計略があると我々は確認している。だが、このようなかたちでアフガニスタンから撤退することは、この地域における彼らの計略が失敗したことを示している。

米国は20年にわたってターリバーンのテロと戦っていると主張してきた。だが、突如として、我々は、彼らがカタールのドーハで彼らと席を共にし、彼らと交渉し、連絡を取り合い、ひと月あまりで撤退に合意したのを目にした…。米国の政策は、脆く、脆弱で、非道徳だ。米国は、アフガニスタンで行ったことを多くの国で行ってきた。だから、アフガニスタンで起きていることは、この地域、そして世界中のすべての諸国民にとっての教訓だ。いかなる場所であっても、米国は信用できない。それは皆にとって例外なく言えることだ。そのなかには、今も米国の支援を受けているシリア国内の当事者も含まれる…。シリア国内の米軍の駐留は国際法、国連憲章に従えば占領だ。

AFP, August 17, 2021、ANHA, August 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 17, 2021、Reuters, August 17, 2021、SANA, August 17, 2021、SOHR, August 17, 2021、al-Watan, August 17, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民295人と国内避難民(IDPs)260人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は694,324人、2019年以降帰還したIDPsは96,898人に(2021年8月17日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月17日付)を公開し、8月16日に難民295人(うち女性88人、子供150人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民295人(うち女性88人、子供150人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は694,324人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者299,076人(うち女性89,885人、子ども152,251人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,785,079人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は923,604人(うち女性277,161人、子供470,742人)となった。

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一方、国内避難民260人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは212人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は96,898人(うち女性36,750人、子供33,045人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,365,494人(うち女性419,309人、子供676,811人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 17, 2021をもとに作成。

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