ロシア人が乗った車が機銃掃射を受けたのを受け、シリア軍とロシア軍はマンビジュ市東にあるシリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会の拠点複数カ所を砲撃(2022年8月9日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の憲兵隊がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊でロシア人が乗った車に機関銃を発砲し、車を故障させた。

これを受けて、シリア軍とロシア軍はマンビジュ市東のアブー・ミンディール村、アブー・カフフ町の通行所に設置されているシリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会の拠点複数カ所に対して砲撃を行った。

 

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市に設置されているロシア軍基地が、シリア民主軍との連携なしに単独で部隊をパトロール任務のために出動させたところ、シリア民主軍が反発し、市内の街道を封鎖するなどして、進行を阻止、パトロール部隊は基地への帰還を余儀なくされた。

AFP, August 9, 2022、ANHA, August 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2022、Reuters, August 9, 2022、SANA, August 9, 2022、SOHR, August 9, 2022などをもとに作成。

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ダルアー県アドワーン村でシリア軍と地元の民兵に王位されたダーイシュのイラク人の幹部が自爆(2022年8月9日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、アドワーン村でシリア軍と地元の民兵がダーイシュ(イスラーム国)の幹部と思われるアブー・サーリム・イラーキーを名乗るイラク人を自宅で包囲、激しい戦闘の末、アブー・サーリム氏は自爆し、死亡した。

この爆発で、シリア軍側にも複数の負傷者が出た。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがスフナ市の入口に設置されている「イランの民兵」の検問所を襲撃し、外国人(非シリア人)の戦闘員3人が死亡、4人が負傷した。

AFP, August 9, 2022、ANHA, August 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2022、Reuters, August 9, 2022、SANA, August 9, 2022、SOHR, August 9, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍がハサカ県の国境地帯に対してドローンを投入するなどして激しい攻撃を加え、女性と子供を含む10人あまりが死亡(2022年8月9日)

ハサカ県では、ANHA(8月9日付)、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町のサルマーサ村を砲撃し、同地に身を寄せていた国内避難民(IDPs)の男性1人が死亡した。

トルコ軍はまた、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアームーダー市近郊の(上)ハルザ村にある民家とカーミシュリー市の南部環状線一帯を無人航空機(ドローン)で攻撃した。


トルコ軍はさらに、アームーダー市と同市近郊のハーニーカー(ハーニーキー)村、ジャルナク村、シューラキー村、タッル・ハムドゥーン村、カーミシュリー市近郊のスィーカルカー村、タッル・ザイワーン村、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市のウームリーク村、シャルフーミーヤ村、カルディーム村、カイル・ハスナーク村、タッル・ジハーン村、ルーターン村、ズールアーファー村、タッル・バシュク村、タッル・サイイド・ムッラー・アッバース村、ダクリー村、ダルバースィーヤ市近郊のカルマーナ村、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のファキーラ村、アッラーダ村、アサディーヤ村、タッル・タムル町近郊のダシーシャ村、クーザリーヤ村、マアバダ(カルキールキー)町の上サルマサーフ村を砲撃した。

これにより、ANHAによると、カーミシュリー市近郊のスィーカルカー村、タッル・ザイワーン村では女性と子供を含む子供4人と女性2人を含む7人が負傷した。

これに関して、シリア人権監視団によると、カーミシュリー市近郊での砲撃では、国連が新型コロナウイルス感染症の治療のために使用している病院一帯周辺で塹壕の掘削に従事していた作業員が狙われ、少なくとも4人が死亡、複数が負傷した。

また、SANA(8月9日付)は、トルコ軍がカーミシュリー市各所(スイス地区、マフマキーヤ地区、西部環状線一帯)および同市近郊のスィーカルカー村、タッル・ハムドゥーン村を砲撃し、カーミシュリー市スイス地区では住民1人が死亡、子供3人と女性3人が負傷、住居などに物的被害が出たと伝えた。

一方、カルマーナ村では、ANHAによると、シリア軍兵士1人、シリア人権監視団によると2人が負傷した。

さらに、カフターニーヤ市近郊のカルキー・ザイラー村では、ANHAによると、少女1人が負傷、シリア人権監視団によると子供1人が死亡、複数が負傷した。



このほか、シリア人権監視団によるとアームーダー市近郊では1人が負傷した。

また、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(8月9日付)などによると、カフターニーヤ市一帯への砲撃では、米軍が拠点を設置しているマズカフト・ダム(マズカフト村)近く、マフラカーン村にあるシリア正教の聖ギルギル教会近くに砲弾が着弾した。

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アレッポ県では、ANHA(8月9日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のウンム・クラー村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市に隣接するシリア政府支配下のターディフ市一帯でシリア軍とシリア国民軍が交戦し、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属し、ダーイシュ(イスラーム国)の元メンバーなどからなる東部自由人連合の戦闘員1人が負傷した。

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ラッカ県では、ANHA(8月9日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のディブス村、フーシャーン村、ハーリディーヤ村、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, August 9, 2022、ANHA, August 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2022、Reuters, August 9, 2022、SANA, August 9, 2022、SOHR, August 9, 2022などをもとに作成。

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シリア学生国民総連合、シリア家族人口問題委員会が統一地方選挙への女性と若者の参加を促すための啓発活動を続ける(2022年8月9日)

シリア学生国民総連合が、地方行政環境省の協力を得て、各地で「第1の隣人」第2段階を開始し、9月18日に投票が予定されている統一地方選挙に対する若者の意識向上や参加を呼びかける啓発活動を行った。

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ハサカ県では、シリア家族人口問題委員会がシリア青年バスマ機構や関係省庁の協力のもとに開始した「あなた(貴女)にはできる…あなた(貴女)にはそれだけの価値がある」キャンペーンの一環として、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市でワークショップが開催され、女性の選挙参加が呼び掛けられた。

ワークショップには、ルワイユ・スユーフ県知事、バアス党ハサカ支部幹部らが出席した。

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タルトゥース県では、タルトゥース市のアラブ文化センターで、女性の選挙への参加を呼び掛ける啓発セミナーが開催され、県議会議長のアルヤー・マフムード女史らが公演を行った。

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ムハンマド・アルヌース首相を議長とする定例閣議が開かれ、統一地方選挙への有能で経験豊富な人材の立候補を奨励することの重要性を確認した。

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SANA(8月9日付)が伝えた。

AFP, August 9, 2022、ANHA, August 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2022、Reuters, August 9, 2022、SANA, August 9, 2022、SOHR, August 9, 2022などをもとに作成。

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ヒズブッラーのナスルッラー書記長:「シリアは生存をかけた戦争を乗り越えたが、封鎖と制裁に苦しんでいる。だから、この制裁を解除するために声を上げねばならない」(2022年8月9日)

レバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、首都ベイルート南部郊外で行われたアーシューラーの祝祭に向けてビデオ演説を行い、生存を書けた戦争を乗り越えたシリアに対して欧米諸国の依然として続けている制裁の解除に向けて声をあげるよう呼び掛けた。

ナスルッラー書記長の主な発言は以下の通り:

シリアは生存をかけた戦争を乗り越えたが、封鎖と制裁に苦しんでいる。だから、この制裁を解除するために声を上げねばならない。
米国とその同盟国はシリア、イエメン、ガザ地区での戦争に失敗した後、これらに制裁と封鎖を行うことで、諸国民を従属させようと試みている。
抵抗こそが、土地と聖地の奪還、イスラエルの占領によってさまざまな国に離散したパレスチナ避難民の帰還に向けた唯一の道である…。パレスチナは中核的大義であり、闘争を続けるパレスチナ国民に寄り添い続ける。
レバノンは、誰であれ、その富を奪おうとするものを許さなし、これらの富に手を伸ばそうとする者の手を切り落とす…。レバノン国民は40年にわたり封鎖、戦争、暗殺に直面してきたが、前途有望な未来を希求し続ける。
石油や領海の問題について、レバノンの国家の要請に対する回答を待っている。だが、我々は、あらゆる可能性、レバノンのあらゆる無辜の人に対する侵略に対処する用意がある。レバノンにおいて、抵抗は、無敵と言われた軍(イスラエル軍)を打ち負かせることを立証した。

マナール・チャンネル(8月9日付)などが伝えた。

AFP, August 9, 2022、ANHA, August 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2022、Qanat al-Manar, August 9, 2022、Reuters, August 9, 2022、SANA, August 9, 2022、SOHR, August 9, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で40人(2022年8月9日)

保健省は政府支配地域で新たに40人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者5人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、8月9日現在のシリア国内での感染者数は計56,604人、うち死亡したのは3,155人、回復したのは52,896人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid0ZCNv2zQvF9NF57nkHPwdt68Y5yJqQBcDk88W71NKWTiessBspsVQixY3uCnkBgf6l

AFP, August 9, 2022、ACU, August 9, 2022、ANHA, August 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2022、Reuters, August 9, 2022、SANA, August 9, 2022、SOHR, August 9, 2022などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間で緊張緩和地帯内でヌスラ戦線(シャーム解放機構)による8回の砲撃を確認したと発表(2022年8月9日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、過去24時間で緊張緩和地帯内でテロ組織のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)による8回の砲撃(すべてイドリブ県)を確認、これにより民間人2人が負傷したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月9日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 9, 2022をもとに作成。

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シリア軍部隊がダルアー県タファス市一帯に派遣され、指名手配を受けていた地元の反体制武装勢力メンバーらが退去(2022年8月8日)

ダルアー県では、シリア人権監視団、HFL(8月8日付)などによると、シリア軍部隊(第15師団など)がタファス市一帯に派遣され、拠点を強化、地元の反体制武装勢力が潜伏する同地に対して砲撃を行った。

これを受けて、当局の指名手配を受けていた地元の反体制武装勢力のメンバーら複数名はタファス市から退去した。

退去先は不明。

AFP, August 8, 2022、ANHA, August 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2022、HFL, August 8, 2022、Reuters, August 8, 2022、SANA, August 8, 2022、SOHR, August 8, 2022などをもとに作成。

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駐シリアEU代表部のストエネスク代表が2011年以降初めてシリア政府の支配下にあるアレッポ、ハマー、ヒムスを駐シリア国連常駐調整官兼人道調整官とともに訪問(2022年8月8日)

イムラーン・リザー駐シリア国連常駐調整官兼人道調整官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/EUinSyria)を通じて、駐シリア欧州連合(EU)代表部のダン・ストエネスク代表とともに、シリア政府の支配下にあるアレッポ県、ハマー県、ホムス県を訪問したと発表した。

リザー調整官、ストエネスク代表ら一行は、WFPが管理する国連人道支援航空サービス(UNHAS)のチャーター機に乗って現地に移動した。

シリア政府支配地にEU代表部の高官が公式に訪問するのは、2011年以降これが初めてで、「シリアの人道支援のニーズが急速に高まるなかで、さらなる悪化を回避するため、早期復旧とレジリエンスへの投資に力点を置く」のが狙い。

https://twitter.com/Imran_Riza/status/1556561726597959680

https://twitter.com/Imran_Riza/status/1556561730389434369

AFP, August 8, 2022、ANHA, August 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2022、Reuters, August 8, 2022、SANA, August 8, 2022、SOHR, August 8, 2022などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領:「テロ組織が巣を作っているシリア領内の最後の地域を浄化し、安全地帯の環を統合する」(2022年8月8日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は第13回大使会議で演説し、シリア北部への軍事作戦実施への決意を改めて表明した。

エルドアン大統領は以下のように述べた。

我々は「テロとの戦い」を続ける。我々はテロ組織が巣を作っているシリア領内の最後の地域を浄化し、安全地帯の環を統合する。
我が国の南部国境に沿って幅30キロの安全地帯を設置するという決意は変わっていない。

『ヒュッリイイェト・デイリー・ニュース』(8月8日付)などが伝えた。

AFP, August 8, 2022、ANHA, August 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2022、Hurriyet Daily News, August 8, 2022、Reuters, August 8, 2022、SANA, August 8, 2022、SOHR, August 8, 2022などをもとに作成。

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ラッカ県タブカ市で、ダーイシュのスリーパーセルと思われる武装グループが市内のアサーイシュ検問所を襲撃し、女性隊員1人を殺害(2022年8月8日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタブカ市で、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと思われる武装グループが市内の内務治安部隊(アサーイシュ)の検問所を襲撃し、女性隊員1人を殺害した。

AFP, August 8, 2022、ANHA, August 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2022、Reuters, August 8, 2022、SANA, August 8, 2022、SOHR, August 8, 2022などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県アアザーズ市で前日に続いて、高校を卒業した若者らがデモを続け、教育局に押し入りトルコ国旗を引きずり下ろす(2022年8月8日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のアアザーズ市で前日に続いて、高校を卒業した若者らが、シリア革命反体制勢力国民連立の傘下にある暫定内閣の教育局が修了試験の平均点を開示することも、解答用紙を返却することなく、試験結果の開示したことに抗議するデモを行った。

デモに参加した若者らは、アアザーズ市内の教育局の建物に押し入り、掲揚されていったトルコ国旗を引きずり下ろし、建物内の壁に「友愛に国境はない」などといった落書きをした。

AFP, August 8, 2022、ANHA, August 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2022、Reuters, August 8, 2022、SANA, August 8, 2022、SOHR, August 8, 2022などをもとに作成。

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カーミシュリー市内にある国連事務所前でトルコ軍による攻撃の激化に抗議するデモ(2022年8月8日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市内にある国連事務所前で、クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)を支持する住民らが、トルコ軍による攻撃の激化に抗議するデモを行った。

デモ参加者は、その後、ロシア軍の基地が設置されているカーミシュリー国際空港に向かい、空港前で抗議行動を行った。

AFP, August 8, 2022、ANHA, August 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2022、Reuters, August 8, 2022、SANA, August 8, 2022、SOHR, August 8, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍がロシアとの合意に基づき、占領下のラッカ県タッル・アブヤド市近郊のタヌーズ村とハルカリー村に設置していた基地から撤退(2022年8月8日)

ラッカ県では、シリア人権監視団が複数の活動家の情報に基づき発表したところによると、トルコ軍が占領下のタッル・アブヤド市近郊のタヌーズ村とハルカリー村に設置していた基地から撤退した。

撤退は、ロシアとトルコの非公式の合意に基づくもので、トルコ軍に代わって、ロシア軍、シリア軍が進駐する模様。

なお、シリア軍は、トルコ軍が撤退し、無人化した基地を砲撃した。

AFP, August 8, 2022、ANHA, August 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2022、Reuters, August 8, 2022、SANA, August 8, 2022、SOHR, August 8, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍がドローンを投入するなどして、ハサカ県、ラッカ県、アレッポ県を激しく攻撃(2022年8月8日)

トルコ軍は前日にアレッポ県北部のカルジャブリーン村に設置されているトルコ軍基地が攻撃を受け、トルコ軍兵士1人が死亡、5人が負傷したことへのを受け、シリア国民軍とともにハサカ県、ラッカ県、アレッポ県に対して、無人航空機(ドローン)を投入するなどして激しい攻撃を加えた。
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ハサカ県では、ANHA(8月8日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるダルバースィーヤ市西のジャトル(ジャトリー)村、アームーダー市西のハーニーカー村、ジャルナク村、タッル・ハムドゥーン村、ハルザ村、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町および同町近郊のカラーマ村、カーミシュリー市近郊のカッル・トゥーブ村、タッル・ザイワーン村、タッル・タムル町近郊のクーザリーヤ村、タッル・ラバン村、クブール・ガラージナ村、タウィーラ村を砲撃した。

この砲撃により、アブー・ラースィーン町西部地区の鉄塔が被弾し半壊、タッル・ザイワーン村では住民1人が負傷した。

また、ジャルナク村では、ロジャヴァ・チャンネルの取材チームが、ハルザ村ではシリア軍の拠点が狙われた。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ軍はドローンでダルバースィーヤ市西の入口に設置されている検問所近くの(人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の)拠点を爆撃した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(8月8日付)によると、トルコ軍はドローンでアブー・ラースィーン町のシリアテル電波塔を攻撃した。

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ラッカ県では、ANHA(8月8日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊一帯を砲撃し、同市近郊のジャディーダ村で住民1人が負傷した。

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アレッポ県では、ANHA(8月8日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市一帯を砲撃した。

AFP, August 8, 2022、ANHA, August 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2022、Reuters, August 8, 2022、SANA, August 8, 2022、SOHR, August 8, 2022などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは声明を出し、ヌスラ戦線(現シャーム解放機構)がホワイト・ヘルメットとともにイドリブ県で民間人に対するロシア・シリア軍の爆撃を偽装して、ビデオに撮影していると発表(2022年8月8日)

ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置されている当事者和解調整センターのオレグ・ジュラフロフ副センター長(海軍少将)は声明を出し、シャームの民のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)のテロリストがホワイト・ヘルメットと共同で、イドリブ県のカッターン地区で民間人に対する爆撃を偽装して、ビデオに撮影しているとする複数の報告を得たと発表した。
タス通信(8月8日付)が伝えた。

このビデオは、ロシア軍、シリア軍が民間人や都市インフラを爆撃したとの嫌疑をかけることを目的として撮影されたという。

AFP, August 8, 2022、ANHA, August 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2022、Reuters, August 8, 2022、SANA, August 8, 2022、SOHR, August 8, 2022、TASS, August 8, 2022などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がイドリブ県ジュ―バース村近郊で特攻(インギマースィー)攻撃を行い、シリア軍兵士多数を殺傷(2022年8月8日)

イドリブ県では、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(8月8日付)によると、シリア政府の支配下にある県東部のジューバース村近郊に設置されているシリア軍の拠点複数カ所に対して、「決戦」作戦司令室に所属するジハード主義者らが特攻(インギマースィー)攻撃を行い、兵士多数を殺傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は、「決戦」作戦司令室の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村、ザーウィヤ山地方のバーラ村、ファッティーラ村、フライフィル村、スフーフン村、マウザラ村、バイニーン村、サーン村、ジャドラーヤー村、ラジュ村、ダクマーク村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室もシリア政府の支配下にあるミラージャ村、ダール・カビーラ村を砲撃した。

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ハマー県では、SANA(8月8日付)によると、「テロ組織」がシリア政府の支配下にある県北部のジューリーン村を砲撃し、民家などに物的被害が出た。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村、カーヒラ村、ハミーディーヤ村、ザクーム村、クライディーン村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がクルド山地方のカッバーナ村一帯で砲撃戦を行った。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がミーズナーズ村近郊でシリア軍の重機を狙って砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タッル・シハーブ町で、治安機関の協力者と思われる男性1人が、正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

また、アルマー町では住居に仕掛けられていた爆弾の爆発で、治安機関協力者の男性1人と女性1人が死亡、4人が負傷した。

AFP, August 8, 2022、ANHA, August 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2022、Reuters, August 8, 2022、SANA, August 8, 2022、SOHR, August 8, 2022などをもとに作成。

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ダマスカス県、ヒムス県、アレッポ県でシリア家族人口問題委員会のイニシアチブのもと統一地方選挙への女性の参加を啓発するセミナーが開催される(2022年8月8日)

最高司法選挙委員会(選挙管理委員会)のジハード・ムラード委員長は、ムハンマド・ダーリク・クライシャーティー・ダマスカス県知事とともに、ダマスカス県庁に設置された立候補者登録開場を視察した。

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ダマスカス県では、SANA(8月8日付)によると、シリア家族人口問題委員会がシリア青年バスマ機構や関係省庁の協力のもとに開始した「あなた(貴女)にはできる…あなた(貴女)にはそれだけの価値がある」キャンペーンの一環として、フィルドゥース・ホテルでドラマ・ロード学院と共催で、女性の選挙への参加を促すための啓発セミナーを開催し、シリア家族人口問題委員会の委員で人民議会議員を務めるラバー・ミールザー女史が公演を行った。

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ヒムス県では、SANA(8月8日付)によると、シリア家族人口問題委員会がヒムス県と共催で、9月18日に投票が予定されている統一地方選挙への女性の参加を促すための入門セミナーを開催した。

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アレッポ県では、SANA(8月8日付)によると、シリア家族人口問題委員会がアレッポ県と共催で、9月18日に投票が予定されている統一地方選挙への女性の参加を促すための入門セミナーを開催した。

 

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人民議会の地方都市開発委員会(ムスタファー・ライリー委員長)は、9月18日に投票が予定されている統一地方選挙への対応について協議、選挙を成功に導くために議員が果たすべきなどについて意見を交わした。

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内務省は声明を出し、9月18日に投票が予定されている統一地方選挙に備えて、民事身分総局、市民登録センター、刑事治安局、各県におけるこれらの部局の支部の執務時間を午後8時まで延長したと発表した。

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SANA(8月8日付)が伝えた。

AFP, August 8, 2022、ANHA, August 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2022、Reuters, August 8, 2022、SANA, August 8, 2022、SOHR, August 8, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で45人(2022年8月8日)

保健省は政府支配地域で新たに45人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者8人が完治したと発表した。

これにより、8月8日現在のシリア国内での感染者数は計56,564人、うち死亡したのは3,153人、回復したのは52,891人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid02ZUKbatReg3hDJMnpbE6XzmE6htYcKsEqfdbq56aaJPzWgsK7A4i8N4f2wByWUzYCl

AFP, August 8, 2022、ACU, August 8, 2022、ANHA, August 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2022、Reuters, August 8, 2022、SANA, August 8, 2022、SOHR, August 8, 2022などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間で緊張緩和地帯内でヌスラ戦線(シャーム解放機構)による4回の砲撃を確認したと発表(2022年8月8日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、過去24時間で緊張緩和地帯内でテロ組織のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)による4回の砲撃(アレッポ県3回、イドリブ県1回)を確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月8日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 8, 2022をもとに作成。

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シャーム解放機構の匿名軍事筋はアル=カーイダ総司令部のザワーヒリー指導者に弔意を示す声明を出したことを否定(2022年8月7日)

シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)の匿名軍事筋は、イナブ・バラディー(8月7日付)の取材に対して、8月1日にシャーム解放機構がアル=カーイダ総司令部のアイマン・ザワーヒリー指導者に弔意を示す声明を出したことに関して、「捏造で正しくない」と否定し、一部の法学者や司令官が弔意を示したものの、組織として正式に弔意を示してはいないと述べた。

AFP, August 7, 2022、ANHA, August 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2022、‘Inab Baladi, August 7, 2022、Reuters, August 7, 2022、SANA, August 7, 2022、SOHR, August 7, 2022などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県アアザーズ市で高校を卒業した若者らが、暫定内閣教育局に抗議するデモ(2022年8月7日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月7日付)によると、トルコ占領下のアアザーズ市で、高校を卒業した若者らが、シリア革命反体制勢力国民連立の傘下にある暫定内閣の教育局が修了試験の平均点を開示することも、解答用紙を返却することなく、試験結果の開示したことに抗議するデモを行った。

AFP, August 7, 2022、ANHA, August 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2022、Reuters, August 7, 2022、SANA, August 7, 2022、SOHR, August 7, 2022などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県シュハイル村でダーイシュのスリーパーセルと思われる武装集団がシリア民主軍の兵士1人を殺害(2022年8月7日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるシュハイル村でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと思われる武装集団が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人を銃で撃ち殺害した。

AFP, August 7, 2022、ANHA, August 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2022、Reuters, August 7, 2022、SANA, August 7, 2022、SOHR, August 7, 2022などをもとに作成。

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シリア軍がハサカ県ハークーラ村近郊でトルキスタン・イスラーム党に共鳴する反体制武装組織アンサール・トルキスタンの車輌を攻撃、メンバー3人殺害(2022年8月7日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のハークーラ村近郊でトルキスタン・イスラーム党に共鳴する反体制武装組織アンサール・トルキスタンの車輌を地対地ミサイルで攻撃、メンバー3人を殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村一帯、スフーフン村を砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハフィール・ファウカー村で治安機関の協力者とされる男性が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、フラーク市近郊のラハム村出身の男性が、シリア軍第52機械化旅団基地近くで遺体で発見された。

AFP, August 7, 2022、ANHA, August 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2022、Reuters, August 7, 2022、SANA, August 7, 2022、SOHR, August 7, 2022などをもとに作成。

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タンフ国境通行所に違法に駐留を続ける米主導の有志連合の使節団がルクバーン・キャンプから14キロ離れたダカーカ地区の国内避難民を視察(2022年8月7日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タンフ国境通行所に違法に駐留を続ける米主導の有志連合の使節団が、同通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプから14キロ離れたダカーカ地区を訪問し、同地で避難生活を送る住民の状況を視察した。

AFP, August 7, 2022、ANHA, August 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2022、Reuters, August 7, 2022、SANA, August 7, 2022、SOHR, August 7, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍の砲撃に対抗して、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地からアレッポ県北部のトルコ占領地に砲撃、トルコ軍兵士6人負傷、イラン製の自爆型ドローンがシリア国民軍の拠点1ヵ所を攻撃(2022年8月7日)

アレッポ県では、ANHA(8月7日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北のアウン・ダーダート村、トゥーハール村、フーシャリーヤ村、タッル・リフアト市一帯および同市近郊のバイナ村、ウンム・フーシュ村、マルアナーズ村、ハルバル村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地から発射された砲弾複数発が、トルコの占領下にある県北部のカルジャブリーン村に設置されているトルコ軍基地に着弾、トルコ軍兵士6人が負傷した(トルコ国防省の発表によると、その後2人が死亡した)。

https://twitter.com/tcsavunma/status/1556748069798117376

https://twitter.com/tcsavunma/status/1557110125827133441

またイラン製の自爆型の無人航空機(ドローン)がトルコの占領下にあるアアザーズ市近郊のシリア国民軍の拠点1ヵ所を攻撃した。

 

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人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、8月6日のハサカ県カーミシュリー市工業地区に対するトルコ軍の無人航空機(ドローン)での攻撃で死亡した4人のうちの1人が、同軍の軍規機構のメンバーだったと発表した。

AFP, August 7, 2022、ANHA, August 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2022、August 8, 2022、Reuters, August 7, 2022、SANA, August 7, 2022、SOHR, August 7, 2022などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県、ダルアー県で若者や女性の統一地方選挙への参加を啓発するセミナー・集会が開催(2022年8月7日)

ダイル・ザウル県では、SANA(8月7日付)によると、統一地方選挙の告示(9月18日投票)を受け、シリア家族人口問題委員会がシリア青年バスマ機構や関係省庁の協力のもとに開始した「あなた(貴女)にはできる…あなた(貴女)にはそれだけの価値がある」キャンペーンの一環で、ダイル・ザウル市で入門セミナーが開催され、女性や若者に選挙参加に向けた啓発活動が行われた。

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ダルアー県では、SANA(8月7日付)によると、革命青年連合のダルアー支部に所属する殉教者アミーン・ナッジャール連盟が、統一地方選挙の告示(9月18日投票)を受けて、若者の選挙参加を促すための啓発活動を行った。

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ハサカ県では、SANA(8月7日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配統治下にあるハサカ市の県庁で、ルワイユ・スユーフ県知事がサービス部門担当者らと会合を開き、9月18日に投票が予定されている統一地方選挙への関心を高め、選挙への参加を希望する住民にかかる諸問題への対応について意見を交わした。

AFP, August 7, 2022、ANHA, August 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2022、Reuters, August 7, 2022、SANA, August 7, 2022、SOHR, August 7, 2022などをもとに作成。

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パレスチナ民族評議会の駐シリア本部でパレスチナ人民との連帯会合が開かれ、シャアバーン大統領府特別顧問が出席(2022年8月7日)

ダマスカス県では、SANA(8月7日付)によると、パレスチナ民族評議会の駐シリア本部でパレスチナ人民との連帯会合が開かれ、パレスチナのガザ地区に対するイスラエル軍の新たな攻撃に関して、国際社会、とりわけ国連の沈黙に疑義を呈し、イスラエルによる侵略や犯罪に加担していると非難する声明を発表した。

会合には、パレスチナ諸派の代表、シリア・エルサレム国際機構、シオニストの計画に反対するシリア・アラブ人民委員会の代表らが出席、ブサイナ・シャアバーン大統領府特別顧問、パレスチナ人民解放戦線(PFLP)のタラール・ナージー書記長、イスラーム聖戦機構のイスマーイール・サンダーウィー在ダマスカス代表、アブドゥッラー・サブリー駐シリア・イエメン大使らが発言した。

AFP, August 7, 2022、ANHA, August 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2022、Reuters, August 7, 2022、SANA, August 7, 2022、SOHR, August 7, 2022などをもとに作成。

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イスラエル軍によるガザ地区への連日の爆撃を受け、ミクダード外務在外居住者大臣はグテーレス国連事務総長、イランのアブドゥッラフヤーン外務大臣、パレスチナ・イスラーム聖戦機構のナッハーラ書記長と相次いで電話会談(2022年8月7日)

パレスチナのガザ地区のジャバーリヤーとラファフに対して8月5日に開始したイスラエル軍の爆撃は8月7日も続き、3日間で子供6人を含む31人が死亡、260人以上が負傷した。


これに対して、イスラーム聖戦機構の軍事部門であるクドス連隊やパレスチナ人民解放戦線(PFLP)の軍事部門であるアブー・アリー・ムスタファー大隊がガザ地区に隣接する入植地、アシュケロ、占領下のエルサレム、スデロット、テルアビブ、ベエルシェバなどに対してロケット弾で報復攻撃を行った。

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こうした事態を受けて、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、国連のアントニオ・グテーレス事務総長と電話会談を行い、ガザ地区に対するイスラエル軍の侵略を阻止し、シリアに対して繰り返されるイスラエルの攻撃を非難し、占領下のゴラン高原の状況に必要な関心を払うことで、国連の諸決議に沿った対応をとるよう強調した。

ミクダード外務在外居住者大臣はまた、シリア北東部に対する米軍の占領、ヒムス県タンフ国境地帯一帯地域(55キロ地帯)でのテロ組織の支援にも言及するとともに、電力部門などでの早期復旧プロジェクトの完全実施の重要性を力説、国連が欧米諸国によるシリア国民への違法な一方的制裁の解除に向けて声をあげるべきだと述べた。

これに対して、グテーレス事務総長は、シリアの主権、独立、領土の一体性を尊重し、国連憲章の諸目的を遵守する必要を確認、ガザ地区での自体悪化を回避するため関係当事者とともに取り組むとともに、シリアをめぐっては早期復旧プロジェクト実施に向けた努力を惜しまないとの意思を示した。
SANA(8月7日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/pfbid032XzqCbbGHk8QxsFDRgcyfhSLXdosCk7S8WkNRu514HYP7FmEBb5zL5wcWAJhxzqdl

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ミクダード外務在外居住者大臣はまた、イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務大臣と電話会談を行い、シオニズムの侵略に対するパレスチナ人民の不屈の精神を支持し、パレスチナ人が正当な権利を回復することを支えることを確認、国際社会に対してパレスチナ人民に対する抑圧を解消し、シオニストによる破壊から彼らを保護するために真の役割を果たすよう求めた。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/pfbid014pJzCLUsG4tsTHW2aJ6qAe9FteBe5VB3n1K8q8E88thJBDVyCDku35VneaDFzLKl

 

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ミクダード外務在外居住者大臣はさらに、パレスチナのイスラーム・ジハード運動のズィヤード・ナッハーラ、書記長と電話会談を行い、イスラエル占領軍の犯罪に対して英雄的な抵抗と報復を行うパレスチナ人民およびパレスチナ諸派への全面支援を表明した。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/pfbid02rU3uuhPETVojJrmq3uJd6QStird9Evv4hwfwaD9hh3LYyNkQPFifKhT7hKcuVoLpl

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SANA(8月7日付)が伝えた。

AFP, August 7, 2022、ANHA, August 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2022、Reuters, August 7, 2022、SANA, August 7, 2022、SOHR, August 7, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で45人(2022年8月7日)

保健省は政府支配地域で新たに45人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者6人が完治したと発表した。

これにより、8月7日現在のシリア国内での感染者数は計56,519人、うち死亡したのは3,153人、回復したのは52,883人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid0hDcUUefXaTbHMRPmsZ8bopt9nik4oqYhbvwsjHedQMiJC4MMcGXUJJTYELzGtf5ml

AFP, August 7, 2022、ACU, August 7, 2022、ANHA, August 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2022、Reuters, August 7, 2022、SANA, August 7, 2022、SOHR, August 7, 2022などをもとに作成。

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