『ワシントン・ポスト』は、情報交換に詳しい現職の米当局者および元当局者らの話として、米国がシリアの新政権(シリア軍事作戦総司令部)とダーイシュ(イスラーム国)の脅威に関する諜報を共有したと伝えた。
情報交換は、アサド政権崩壊(2024年12月8日)の約2週間後に開始されるが、当局者らは、諜報の共有を「正しく、賢明で、適切」としながらも、現在も国際テロ組織に指定されているシャーム解放機構を完全に受け入れたことを意味するものではないという。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
『ワシントン・ポスト』は、情報交換に詳しい現職の米当局者および元当局者らの話として、米国がシリアの新政権(シリア軍事作戦総司令部)とダーイシュ(イスラーム国)の脅威に関する諜報を共有したと伝えた。
情報交換は、アサド政権崩壊(2024年12月8日)の約2週間後に開始されるが、当局者らは、諜報の共有を「正しく、賢明で、適切」としながらも、現在も国際テロ組織に指定されているシャーム解放機構を完全に受け入れたことを意味するものではないという。
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タス通信によると、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣は記者会見で、ロシアはシリア領内の基地の処遇を含めたシリア・ロシア関係のすべての側面についての「建設的な対話」に応じる用意があると述べた。
ラブロフ外務大臣は、外国からの支援を求めているシリア人のニーズを踏まえて、シリア領内の基地に人道センターとしての追加の役割が与えるられるだろうとしたうえで、「シリア人に対してあらゆる支援を提供する用意がある」と述べた。
ラブロフ外務大臣は、みながその結果を承認する総選挙の実施がシリアの最終目的だとしつつ、それが「困難で時間を要する」との見方を示した。
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タス通信によると、シリアの新政権がタルトゥース港への投資にかかるロシアとの協定を破棄したとの一部報道に関して、複数筋の話として、ロシア側は基地に投資を行っているストロイトランスガス社への新政権からの通知はまだなされていないと述べた。
なお、『ワタン』は19日、タルトゥース県のリヤード・ジャウディー税関局長の話として、シリアの新政権がタルトゥース港にかかるストロイトランスガス社投資協定を解除したと伝えていた。
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タス通信は、シリアに対するEUの経済制裁が解除されるには、シリアの新政権は、タルトゥース港の基地(タルトゥース県)とフマイミーム航空基地(ラタキア県)を排除する必要があるとの欧州連合(EU)の関係筋の発言を伝えた。
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アレッポ県では、ANHAによると、シリア民主軍の広報センターが、マンビジュ市近郊のフーシャリーヤ村とダイル・ハーフィル市近郊での23日のトルコ軍、シリア国民軍との戦闘で、シリア国民軍の戦闘員19人を殺害、11人を負傷させたと発表した。
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ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後3時頃、タッル・アブヤド市近郊のウンム・ハルマル村を砲撃した。
ANHAによると、トルコ軍は午後3時頃、スィッリーン町近郊のティーナ村を戦闘機で爆撃した。
ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は、午後4時頃、タッル・アブヤド市近郊のタルワーズィーヤ村を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後3時頃、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のルバイアート村、ヒルバト・シャイール村を砲撃した。
ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は、タッル・タムル町近郊のフドル・ハサン村を砲撃した。
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SANAによると、ラタキア県のムスタファー・クナイファーティー治安局長は、県内の複数ヵ所から内務省総合治安局の部隊が撤退したとの情報がSNA上で拡散されていることに関して、一部の法律違反者らがこの情報拡散に乗じて内務省の施設などを狙った破壊工作を実施しようとしたが、これを頓挫させ、攻撃を行った3人を無力化、逃走者らを追跡していると述べた。
また、内務省総合治安局はK9部隊をラタキア市内に展開させた。
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シリア人民抵抗は、テロ組織がシリア軍の戦死者の墓を暴き、破壊していると発表、その写真を公開した。
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イナブ・バラディーによると、K9部隊は、警察犬などを使用して地雷の捜索や麻薬捜査を担当する部隊で、イドリブ県バーブ・ハワー国境通行所で配置されていた。
イナブ・バラディーによると、ラタキア県からシリア軍事作戦総司令部が撤退したとの情報は、マーヒル・アサド准将が沿岸部に戻ったとの噂などとともにSNS上で拡散されていた。
、『ワタン』によると、ジャブラ市の海軍士官学校検問所が「旧体制の残党」からなる「テロリスト」の攻撃を受け、内務省総合治安局がこれを迎撃した。
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ヒムス県では、SANAが県広報局の発表として伝えたところによると、治安部隊が県西部の農村地帯で法律違反者に対する掃討作戦を実施した。
作戦は数時間にわたり行われ、任務達成後に撤退した。
広報局はまた、マリーミーン村での宗教施設への破壊を非難した。
その後、アブドゥッラフマーン・アアマー県知事や県議会議員らからなる使節団がマリーミーン村を訪れ、住民らと面談、宗教施設などへの攻撃を拒否する意思を示した。
一方、シリア人権監視団によると、タッルカラフ市近郊のムシャイリファ村出身の若い男性がレバノン国境地域で、内務省総合治安局の暴行を受けた。
シリア人権監視団によると、軍服を着た正体不明の武装集団が県西部のファーヒル村を強襲し、民間人13人を処刑、53人を逮捕した。
シリア人権監視団によると、その後死者数は士官複数人を含む15人となった。
また、シリア人権監視団によると、27日に新たに1人の遺体が発見され、死者数は16人となった。
シリア人民抵抗は26日に、ファーヒル村で殺害された犠牲者の氏名を公開した。
シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部の傘下で活動する地元武装グループが、過去72時間に県西部各所で処刑したアラウィー派、シーア派、ムルシド派の宗徒を含む民間人の数は35人に上っている。
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ダマスカス郊外県では、SANAによると、ホワイト・ヘルメットをはじめとするボランティア・チームがザマルカー町で清掃美化活動を行った。
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シリア軍事作戦総司令部によると、アフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)は、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣とともに、シリアを訪れたファイサル・ビン・ファルハーン・アール・スウード外務大臣を代表とするサウジアラビアの上級使節団と会談した。
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