米国防省のシン副報道官はアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市方面に増援部隊を派遣したとの情報に関して、米軍基地を建設する計画はないと述べ、これを否定(2025年1月3日)

米国防省のサブリナ・シン副報道官はアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市方面に増援部隊を派遣したとの情報に関して、記者会見で、米軍基地を建設する計画はないと述べ、これを否定した。

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イスラエル軍はイエメンからミサイル1発が飛来、中部のモディアン地域に迎撃した際の破片が落下したと発表(2025年1月3日)

イスラエル軍は午前5時37分から午前6時2分にかけて、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)で、イエメンからミサイル1発が飛来、イスラエル領空に侵入したことを確認し、これを撃破、中部のモディアン地域に迎撃した際の破片が落下したと発表した。また、午前9時45分には、イエメンから飛来した1機のUAVをイスラエル空軍が領内に侵入する前に撃破したと発表した。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

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レバノン軍がベカーア県バアルベック市南のマアルブーン村に近い国境地帯でシリア人と交戦し、兵士1人が負傷(2025年1月3日)

レバノンのベカーア県では、シリア人権監視団などによると、レバノン軍がバアルベック市南のマアルブーン村に近い国境地帯でシリア人と交戦し、兵士1人が負傷した。

レバノン軍と交戦したのは密輸業者。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、Naharnet, January 3, 2025、NNA, January 3, 2025、Qanat al-Manar January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

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トルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市であるハサカ県ラアス・アイン市で、シリア国民軍に所属し、ダーイル(イスラーム国)の元メンバーを要する東部自由人運動のメンバー2人相次いで殺害(2025年1月3日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、2日深夜から3日未明にかけて、トルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市であるラアス・アイン市で、シリア国民軍に所属し、ダーイル(イスラーム国)の元メンバーを要する東部自由人運動のメンバー2人が正体不明の武装集団によって相次いで殺害された。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

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ダマスカス県ウマウィーイーン広場でサイドナーヤー刑務所での殺害に関与した責任者の処罰、失踪者の消息究明を求める抗議デモ(2025年1月3日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ウマウィーイーン広場でサイドナーヤー刑務所での殺害に関与した責任者の処罰、失踪者の消息究明を求める抗議デモが行われた。

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シリア人権監視団は、前政権下の刑務所で拷問などにより約500人が死亡していたことを新たに確認したと発表した。

2025年に入って確認された死者数は1700人。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

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チェコは米国市民の保護を担当する部署の責任者と、治安を担当する技術職員をダマスカスの大使館に派遣(2025年1月3日)

チェコのヤン・リパフスキー外務大臣は、米国市民の保護を担当する部署の責任者と、治安を担当する技術職員がダマスカスの大使館に復帰したことを明らかにした。

プラハ国際ラジオ(1月3日付)が伝えた。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、Radio Prague International, January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

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ベルギーのカンタン外務大臣:「シリア国内の刑務所や収容所に拘束されているベルギー人戦闘員のベルギーへの送還はシリアの新政権に委ねられるべき」(2025年1月3日)

ベルギーのベルナール・カンタン外務大臣は、シリア国内の刑務所や収容所に拘束されているベルギー人戦闘員のベルギーへの送還について、シリアの新政権にに委ねられるべきだと述べた。

ベルギー通信社(1月3日付)が伝えた。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、Belga News Agency, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

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レバノンの総合治安総局はシリア在住者を除くレバノン人に対してシリアに入国しないよう通達(2025年1月3日)

『ナハール』(1月3日付)などレバノンの複数のメディアは、レバノンの総合治安総局がシリア在住者を除くレバノン人に対してシリアに入国しないよう通達した。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、al-Nahar, January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

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トルコ軍がラッカ県、アレッポ県、ハサカ県を無人航空機などで攻撃(2025年1月3日)

ラッカ県では、ANHA(1月3日付)によると、トルコ軍の無人航空機1機が、フッリーヤ村にある北・東シリア地域民主自治局の人民庁舎を爆撃した。

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アレッポ県では、ANHA(1月3日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がマンビジュ市郊外のヒルバト・ハーリド村、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

トルコ軍はまた、ダイル・ハーフィル市を無人航空機複数機で攻撃した。

一方、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会によると、マンビジュ市南方および東方での戦闘で、シリア国民軍の戦闘員72人を殺害した。

他方、米主導の有志連合はアイン・アラブ(コバネ)市一帯地域に、装甲車やタンクローリー13輌からなる増援部隊を派遣した。

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ハサカ県では、ANHA(1月3日付)によると、トルコ軍がタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村、クーザリーヤ村、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のタッル・ワルド村、ルバイアート村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

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シリア軍事作戦総司令部と内務省はヒムス市、アレッポ市、ブーカマール市で掃討作戦を継続(2025年1月3日)

ヒムス県では、SANA(https://www.facebook.com/syrianarabnews/)によると、シリア軍事作戦総司令部と内務省がヒムス市での掃討作戦を継続、アッバースィーヤ地区、サビール地区、ザフラー地区、ムハージリーン地区で「アサド体制の民兵の残党」の追跡、摘発を行った。


これにより、総合治安局はヒムス市内で、シリア軍事作戦総司令部によるサイドナーヤー刑務所の掌握前に監視カメラを破壊したムハンマド・ヌールッディーン・シャルフーム容疑者、和解を拒否した「民兵残党」のサーヒル・ナッダーフ容疑者を逮捕した。

「シリア革命の咆哮者たち」のテレグラムのアカウント(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シリア軍事作戦総司令部は、シリア軍第4師団と共和国護衛隊の士官5人以上を逮捕、大量の武器を押収した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部は、治安作戦の一環でヒムス市で逮捕していた作家のムイーン・サーリフ氏ら約20人を釈放した。

ヒムス県では、シリア人民抵抗によると、シリア軍事作戦総司令部に所属する武装集団がズフーリーヤ村で、一家7人を拉致した。

また、「シリア革命の咆哮者たち」によると、ヒムス市で「アサドの民兵の残党」で航空士官1人を逮捕した。

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アレッポ県では、SANA(https://www.facebook.com/syrianarabnews/)によると、総合治安局(内部治安部隊)の部隊がアレッポ市で「アサド体制の民兵の残党」に対する治安作戦を実施、国民に対する犯罪に関与した者たちを逮捕した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部がブーカマール市で大規模な掃討作戦を実施し、数日前に発生した同総司令部所属の武装集団のメンバー2人の殺害に関与したと見られる10人以上を逮捕した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部がシリア軍から鹵獲したヘリコプター複数機が治安作戦の一環として、カルダーハ市上空一帯を旋回し、指名手配中の元シリア軍の士官らの捜索を行った。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

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シャルア総司令官、シャイバーニー暫定外務大臣はバロー仏外務大臣、ベアボック独外務大臣と会談:ベアボック外務大臣はシリアの新政権支援の条件を示す(2025年1月3日)

国防省のテレグラムの公式アカウント(https://t.me/Sy_Defense/)によると、シリア軍事作戦局総司令部(「攻撃抑止」軍事作戦局)のアフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)とアスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務大臣は、シリアを訪れたフランスのジャン=ノエル・バロー外務大臣、ドイツのアナリーナ・ベアボック外務大臣、マイケル・オンマフト在シリアEU代表団代理と会談した。

ロイター通信(1月3日付)によると、ドイツのベアボック外務大臣は会談後の記者会見で、EUのシリア新政権への支援に関して、女性やクルド人をなどすべてのシリア国民を政治移行プロセスに参加させ、欧州からの資金が「新たなイスラーム主義的な構造」の手に渡らないよう保証する必要があるとの条件を示した。

一方、SANA(https://www.facebook.com/syrianarabnews/)によると、EU使節団が ダマスカス郊外県のサイドナーヤー刑務所を視察した。

また、イタリアのNGOの使節団がユースフ・アナーン養育教育省計画国際協力長とともに県内の学校を施設した。

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国防省のテレグラムの公式アカウント(https://t.me/Sy_Defense/)によると、シャルア総司令官はまた、レバノンのナジーブ・ミーカーティー首相と電話会談を行った。
会談のなかで、ミーカーティー首相は、シリア国民への支援、国境警備での連携の必要を確認、これに対してシャルア総司令官は、両国の関係の重要性と安全維持における協力の必要性を強調した。

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SANA(https://www.facebook.com/syrianarabnews/)によると、シャイバーニー暫定外務大臣がヨルダンのアイマン・サファディー外務大臣と電話会談を行った。
会談のなかで、サファディー外務大臣は、シリア国民への支持を表明、治安と安定の強化、および再建に向けた支援を行うことを確認した。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

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