シリア領内に侵攻中のイスラエル軍地上部隊がクナイトラ県北部のハドル村に近い複数ヵ所で、ヘリコプター用の空港の建設を開始(2025年1月25日)

スプートニク・アラビア語は、シリア南部の名士の1人ウマル・ウクラ氏の話として、シリア領内に侵攻中のイスラエル軍地上部隊が県北部のハドル村に近い複数ヵ所で、ヘリコプター用の空港の建設を始めたと伝えた。

空港は、ヘリコプター3機の離着陸が可能な小規模なもの。

ウクラ氏によると、イスラエル軍はまた、クナイトラ県とダマスカス郊外県を一望できるヘルモン山(シャイフ山)近くの戦略拠点を選んで空港を建設したという。

また、ダルアー県西部のヤルムーク川河畔地域にも基地を建設しようとしている。

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フランスとイタリアの使節団がそれぞれ北・東シリア地域民主自治局の支配地を訪問、シリア民主軍司令部、女性防衛隊(YPJ)総司令部と会談(2025年1月25日)

ANHAによると、フランスとイタリアの議員、政党関係者、ジャーナリストらからなる使節団がそれぞれ北・東シリア地域民主自治局の支配地を訪問、シリア民主軍司令部、女性防衛隊(YPJ)総司令部と会談し、地域情勢やトルコ軍とシリア国民軍の攻撃の影響などについて議論した。

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シリア民主軍は北・東シリア地域民主自治局支配地域での前政権の関係者の武器引き渡しの期限を2月10日まで延長すると発表(2025年1月25日)

シリア民主軍は声明を出し、北・東シリア地域民主自治局支配地域での前政権の関係者(国防隊など)の武器引き渡しの期限を2月10日まで延長すると発表した。

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トルコ、シリア国民軍とシリア民主軍がアレッポ県、ラッカ県で戦闘を続ける(2025年1月25日)

アレッポ県では、ANHAによると、シリア民主軍が午前11時頃、ティシュリーン・ダム一帯およびダイル・ハーフィル市一帯での戦闘で、シリア国民軍の車輛2台を破壊、戦闘員6人を殺害し、8人を負傷させた。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国人軍は午前12時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

ANHAによると、シリア国民軍は午後1時頃、ティシュリーン・ダム一帯およびカラ・クーザーク橋一帯での戦闘で、兵士4人が死亡したと発表した。

ANHAによると、トルコ軍は午後3時頃、有人・無人航空機でティシュリーン・ダム南方一帯を爆撃、また同地を砲撃した。

また同じ頃、カラ・クーザーク橋一帯に対しても爆撃を行った。

ANHAによると、トルコ軍は午後4時頃、戦闘機でアイン・アラブ(コバネ)市近郊のビール・ハッスー村を爆撃した。

ANHAによると、トルコ軍は午後4時頃、ティシュリーン・ダムに「人間の盾」として留まっている民間人を狙って無人航空機で攻撃を行った。

ANHAによると、この攻撃で民間人21人が負傷した。

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ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後1時頃、スィッリーン町を砲撃した。

また、ANHAによると、トルコ軍は午後3時頃、サブト村近くにあるスィッラーン空港、ティーナ村を爆撃した。

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ダーイシュのスリーパーセルがハサカ県でアサーイシュ、シリア民主軍を襲撃(2025年1月25日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがハサカ市とラッカ市を結ぶアブヤド街道沿線のマフズーム村にある北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)の検問所を襲撃し、隊員1人を殺害した。

シリア人権監視団によると、ダーイシュのスリーパーセルはまた、タッル・ハミース市近郊のハンワ村にあるシリア民主軍の陣地を攻撃、激しい戦闘となった。

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ANHAによると、アサーイシュは、隊員1人がダルバースィーヤ市での任務中に死亡したと発表した。

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シリア人権監視団:「イランの民兵」がアサド政権崩壊と前後してシリアから撤退した際に、ダイル・ザウル県内のダーイシュの活動地域に武器や弾薬を輸送していた(2025年1月25日)

シリア人権監視団は、「イランの民兵」がアサド政権崩壊と前後してシリアから撤退した際に、ダイル・ザウル県内のダーイシュ(イスラーム国)の活動地域に武器や弾薬を輸送していたと発表した。

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ダーイシュはビデオ声明で「もし新政権が国連憲章とその法を適用すれば、ダマスカスの政府には戦争と平和に関する責務が課されることになる」と脅迫(2025年1月25日)

イナブ・バラディーステップ・ニュースは、ダーイシュ(イスラーム国)が新たなビデオ声明を発表し、「もし新政権が国連憲章とその法を適用すれば、ダマスカスの政府には戦争と平和に関する責務が課されることになる」と表明し、脅迫した。

15分19秒のビデオのなかで、ダーイシュは、「もしお前がシャリーアと言うのなら、お前は革命を知らないか、シャリーアを知らないことになる。もしお前が移行評議会や国民憲法と言うのなら、では革命家たちの問題は一体誰とともにあったのか? アサド一家とだけだったのか?」と問いかけている。

また、アサド政権を崩壊に追い込んだ「攻撃抑止」軍事作戦局(現在のシリア軍事作戦総司令部)について、「トルコなどの国の手先となって代理戦争を遂行している駒」だと断じたうえで、「トルコの駒とイランの手先による争いは、より有利な交渉条件を得るためのもので、例えばアスタナ会議のような場で、シリアの未来、自由を求める「覚醒委員会」派(ダーイシュに対抗したイスラーム教スンナ派勢力)が目指すシリアの未来、未来の自由シリアを描くためのものだ」と批判した。

さらに、「もし革命の行き着く先が憲法に基づく統治体制であるならば、なぜそもそもアサド体制に反旗を翻したのか」と疑義を呈し、「それは組織の理念とは相容れない」と主張した。

そのうえで、過去の声明を振り返り、ダーイシュの報道官を務めていたアブー・ムハンマド・アドナーニーの発言を引用、「シリアで民政国家を主張する者は、ユダヤ人と十字軍の協力者であり、新たな暴君だ」と述べたことを強調した。

ダーイシュは声明のなかで、アサド政権の崩壊が「一般のムスリムたちにとって圧政からの解放として大きな歓喜をもたらした」ことを認め、「現状において、それは自然で正当なものだ」としつつも、「ヌサイリー(アラウィー)派の支配から解放された地域が、トルコの世俗主義とその支援を受けたナショナリスト諸派の支配下に入ったとしても、それはジャーヒリーヤからの脱却ではなく、別のジャーヒリーヤへの移行に過ぎない」と強調した。 また、アサド政権の崩壊は、国際社会や世界秩序の枠組みを超えたものではなく、結局のところ、「ジハード主義者や革命勢力の利益は、国際秩序以外の何ものとも交わるものではない」と非難した。

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ロシアのラヴロフ外務大臣がカタールのムハンマド首相兼外務大臣と電話会談を行い、シリア情勢を安定化させるための国際貢献のありようについて議論(2025年1月25日)

タス通信によると、セルゲイ・ラヴロフ外務大臣がカタールのムハンマド・ビン・アブドゥッラフマーン・アール・サーニー首相兼外務大臣と電話会談を行い、シリア情勢を安定化させるための国際貢献のありようについて議論した。

会談では、シリアの主権、独立、統合、領土の一体性の維持、国際社会による事態の安定化、思想信条を問わず、すべてのシリア人のための復興促進に向けた努力が確認された。

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シリア人民抵抗は「軍事声明」を出し、ヒムス県、沿岸地方、ハマー県、アレッポ県でのシャーム解放機構による民間人への虐殺への報復として一連の特殊作戦を実施したと発表(2025年1月25日)

シリア人民抵抗は「軍事声明」を出し、ヒムス県、沿岸地方、ハマー県、アレッポ県でのシャーム解放機構による民間人への虐殺への報復として、一連の特殊作戦を実施し、テロリストの司令官やメンバーらに甚大な損害を与えたと発表した。

声明によると、シリア人民抵抗は、1月22日に、ラタキア市農村部にあるシャーム解放機構の検問所を標的とし、イブラーヒーム・アブドゥッラフマーン・クライス、アブー・フサイン・ジュンディーら6人以上を殺傷した。

また1月25日には、シャーム解放機構の幹部司令官のアフマド・ワズィール・アブー・アカルを含む多数をヒムス県のダブースィーヤ村一帯で殺害した。

同日には、ヒムス県でシャーム解放機構の軍用車輛1台を要撃し、ムハンマド・アブドゥルカーディル・ハリール(アブー・アブドゥー・タルビーサ)ら複数人を殺傷した。

1月24日には、ダマスカス県の複数ヵ所で、偵察部隊諜報活動を実施し、標的に関する貴重な情報を入手することに成功した。

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「シリア革命の咆哮者たち」もアブー・アカルとハリールの死亡を伝えた。

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シャラム暫定運輸大臣はあらゆる種類の自動車および車両の輸入を許可することを決定(2025年1月24日)

『ワタン』によると、バハーッディーン・シャラム暫定運輸大臣は、あらゆる種類の自動車および車両の輸入を許可することを決定した。

ただし、輸入される車輛は製造から15年以上経過していないものに限定されるという。

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情報省はSNS上で宗派間の亀裂を助長し、噂を広めようとするサイトが多数現れていることに関して、「旧体制を象徴する人物ら」とつながりがある犯罪者とつながりがある勢力によるキャンペーンであることを突き止めたと発表(2025年1月25日)

SANAによると、情報省の報道関係局は、SNS上で宗派間の亀裂を助長し、噂を広めようとするサイトが多数現れていることに関して、調査の結果「旧体制を象徴する人物ら」とつながりがある犯罪者とつながりがある勢力によるキャンペーンであることを突き止めたと発表した。

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イドリブ県とハマー県でシリアへの制裁解除を求めるデモ(2025年1月25日)

イドリブ県では、SANAによると、シリア国民連帯国際デーに合わせて、シリアへの制裁解除を求めるデモが行われた。

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ハマー県では、SANAによると、弁護士組合ハマー支部がハマー市で米国のシーザー法の廃止や欧米諸国による制裁の解除を求めるデモを行った。

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ヨルダンのアズラク難民キャンプに収容されていたシリア難民40世帯が自発的にシリアに帰国(2025年1月25日)

『ワタン』がヨルダンの複数のメディアの報道として伝えたによると、ヨルダンのアズラク難民キャンプに収容されていたシリア難民40世帯が自発的にシリアに帰国した。

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SANAは、「旧体制」の犯罪により強制移住を余儀なくされていた多くの世帯の帰還が確認されるとして、M5高速道路を移動する車の画像を公開した。

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人道支援物資を積んだサウジアラビアの貨物機と貨物車輛がシリアに到着(2025年1月25日)

SANAによると、人道支援物資を積んだサウジアラビアの貨物機がダマスカス国際空港に到着した。

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『ワタン』によると、人道支援物資を積んだサウジアラビアの貨物車輛54輌がダルアー県のナスィーブ国境通行所を経由してシリアに入国した。

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イドリブ県ビンニシュ市の農地で2人が殺害され、3人が負傷:ラタキア県などでシリア軍事作戦総司令部と内務省総合治安局が掃討作戦を実施継続(2025年1月25日)

イドリブ県では、「シリア革命の咆哮者たち」によると、ビンニシュ市の農地で2人が殺害され、3人が負傷した。

また、SANAによると、イドリブ県警察は、ビンニシュ市で市民2人が殺害された事件に関して、調査を継続していると発表した。

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ヒムス県では、SANAによると、内務省総合治安局が深夜に治安強化のためにヒムス市に展開した。

県の治安当局によると、5日前に誘拐されていた大学教授を務めるラシャー・ナースィル・アリー氏を捜索・解放するための作戦を内務省総合治安局が開始した。

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ラタキア県では、SANAなどによると、シリア軍事作戦総司令部が県農村部で内務省総合治安局が実施している掃討作戦に参加した。

また、内務省総合治安局も「アサドの民兵の残党」を追跡するための掃討作戦の一環として、同県に部隊を重点的に展開させた。

内務省総合治安局は、カルダーハ市の森林地帯で「旧体制の残党」から大量の武器・弾薬を押収した。

内務省総合治安局はさらに、和解プロセスに応じていない「旧体制」の関係者らに社会復帰に向けた手続きを行うよう改めて呼びかけた。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部と内務省総合治安局は沿岸地域の複数の都市や村で、24日深夜から25日未明にかけて多数を逮捕した。

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クナイトラ県では、SANAによると、内務省総合治安局が民間人が所持する武器を回収するため、同県各所に展開した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市のカラム・ナズハ地区で拷問を受けて殺害されたと見られる男性の遺体が発見された。

シリア人権監視団によると、何者かによって射殺されたと見られるハイマル・ジャイス村の男性の遺体が発見された。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、カムハーナ村の墓地で何ものかによって殺害されたと見られる若い男性の遺体が発見された。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局とシリア軍事作戦総司令部がバーニヤース市のクスール地区を強襲し、1人を銃で撃ち殺害、1人を負傷させた。

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ムルハフ・アブー・カスラ暫定国防大臣はハマー県ムハルダ市の住民ら、マジュファル駐シリア・サウジアラビア大使と会談(2025年1月25日)

国防省によると、ムルハフ・アブー・カスラ暫定国防大臣はアリー・ナアサーン参謀長とともに、治安状況が悪化しているハマー県のムハルダ市の住民らと会談した。

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アブー・カスラ暫定国防大臣はまた、ファイサル・マジュファル駐シリア・サウジアラビア大使と会談した。

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シャルア総司令官はシャイバーニー暫定外務在外居住者大臣とともに、グランディ国連難民高等弁務官と会談(2025年1月25日)

シリア軍事作戦総司令部によると、アフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)はアスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣とともに、シリアを訪れたフィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官と会談した。

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