イスラエル軍がヒムス県南東部の旧シリア軍の拠点を爆撃(2025年3月19日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍地上部隊がイッシャ村西からラフィーダ村方面から、ハイラーン村、アスバフ村を経由して、マヒール丘一帯に侵攻、ハイラーン村の検問所を掌握した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍地上部隊はナースィリーヤ村一帯に設置されている二個連隊(アブー・ズィヤーブ連隊、コブラ連隊)基地から車輌50輌からなる部隊を撤退させた。

撤退に先だって、イスラエル軍部隊は両基地を破壊していた。

**

ヒムス県では、SANAによると、イスラエル軍が県南東部のシンシャール村一帯とシャムスィーン村一帯を爆撃した。

ロイター通信によると、攻撃は、旧シリア軍の拠点複数ヵ所を標的として行われた。

**

SANAによると、ムスリム世界連盟、オマーン政府、ヨルダン政府、クウェート国連大使、エジプト政府がイスれる軍の爆撃を非難した。



21日にはクウェートも、攻撃を非難する声明を出した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒムス県レバノン国境に近いフーシュ・サイイド・アリー村で男性1人がレバノンのヒズブッラーを支持するグループに銃で撃たれて死亡(2025年3月19日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、レバノン国境に近いフーシュ・サイイド・アリー村で、ハサカ県タッル・タムル町近郊のアッブーシュ村の男性1人がレバノンのヒズブッラーを支持するグループに銃で撃たれて死亡した。

**

SANAによると、国防軍部隊(新シリア軍)の第52師団第1旅団のアブドゥルムンイム・ダーヒル大佐が、シリア、レバノン両国の国防省の連絡と調整により、民間人を帰還させるため、両軍をフーシュ・サイイド・アリー村から撤退させることで合意したと発表した。

**

レバノン軍は声明を出し、国境地域の治安を確保し、安定を維持するためのパトロールを実施していると発表した。

また、別の声明で、ベカーア県ヘルメル郡、バアルベック郡の違法な国境通行所を閉鎖したと発表した。

また、ナハール・ネットによると、レバノンのジョゼフ・アウン大統領は、レバノン軍のルドルフ・ハイカル司令官と電話会談を行い、ベカーア県の国境地帯での戦闘を停止させ、停戦を強化するよう指示した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ県、ヒムス県、ハマー県、ダマスカス県、ダイル・ザウル県で住民を狙った犯罪相次ぐ(2025年3月19日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アウン・ダーダート村で若い男性1人が遺体で発見さrた。

**

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市マシュラファ地区で、何者かによって刃物で刺されて死亡した女性1人が遺体で発見された。

また、シリア人権監視団によると、ヒムス市ダイル・バアルバ地区のアリー・ブン・アビー・ターリブ・モスク近くで集団墓地が新たに発見された。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、カフラーア山近くで、何者かによって撃たれて死亡した住民1人が遺体で発見された。

**

一方、SANAによると、ミスヤーフ警察が盗難車5台を押収し、持ち主に返還した。

**

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、キスワ市で、内務省総合治安局の部隊と前政権支持者が撃ち合いとなり、住民1人が死亡した。

**

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シャアファ村で住民1人が正体不明の武装グループによって撃たれて死亡した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アラブ某国で活動するサイバー・セキュリティー・チームが沿岸地域の虐殺についての「偽情報」を拡散していたSNSのアカウントなどをサイバー攻撃(2025年3月19日)

シリア人権監視団は、複数筋から得た情報をもとに、アラブ某国で活動するサイバー・セキュリティー・チームが沿岸地域の虐殺についての「偽情報」を拡散していたSNSのアカウントなどに対して体系的なサイバー攻撃を行った。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍がアレッポ県ティシュリーン・ダム一帯でシリア国民軍と激しく交戦、戦闘員4人を殺害(2025年3月19日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍がティシュリーン・ダム一帯を三方面から攻撃、シリア国民軍と激しく交戦、この戦闘でシリア国民軍の戦闘員4人が死亡した。

**

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、アブー・ファース村に至る街道で、男性1人が正体不明の武装グループの発砲を受けて死亡した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合とシリア民主軍がラッカ県で合同治安作戦を実施し、ダーイシュに所属していると見られる指名手配者複数人を逮捕(2025年3月19日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合とシリア民主軍がサルハビーヤ村で合同治安作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)に所属していると見られる指名手配者複数人を逮捕した。

**

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍の軍用車輛1輌が、ジャルズィー村でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが仕掛けた即席爆弾による攻撃を受け、兵士2人が負傷した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

PYDとシリア・クルド国民評議会の折衝が続くも、クルド大会の開催は延期に(2025年3月19日)

民主統一党(PYD)はHPを通じてバルウィーン・ユースフ共同党首の声明を出し、18日にシリア・クルド国民評議会と合意に基づく共同ヴィジョンを策定するための会合を行ったと正式に発表した。

声明のなかで、ユースフ共同党首は、ナウルーズ(3月21日)までにクルド大会を開催する方針であったが、議論を完了させ、より広範な合意に達し、クルド人民の願いに応えるために、大会をナウルーズの祝祭後に延期する可能性があると述べた。

**

これに関して、ANHAによると、クルド大会の開催に向けて1月に設置されていた準備委員会が声明を出し、シリア・クルド国民評議会に大会への参加を呼びかけるとともに、対立を解消し、ロジャヴァ(西クルディスタン)とシリアのクルド人民の要望を実現することの重要性を確認した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダマスカス県で「サラフィー主義者」のグループが大型スピーカーを積んだ車住民がキリスト教徒が多く住む街区などを巡回し、大音量でイスラーム教の布教宣伝活動を行う(2025年3月19日)

ダマスカス県では、ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、大型スピーカーを積んだ車で、キリスト教徒が多く住む街区などを巡回し、大音量でイスラーム教の布教宣伝活動を行っていた「サラフィー主義者」のグループを住民らが追放した。

**

シリア人権監視団によると、その後(20日)、これらの「サラフィー主義者」のグループは、ドゥワイラア地区でキリスト教徒と見られる市民によって暴行を受け、拉致されたとの情報が流れた。

これに関して、住民らは内務省総合治安局によって逮捕されたとの見ているが、総合治安局は逮捕を否定しているという。

(C)青山弘之 All rights reserved.

国連のシリアに関する独立国際調査委員会ピネイロ委員長は沿岸地域での暴力と攻撃に懸念を表明(2025年3月19日)

国連のシリアに関する独立国際調査委員会(Independent International Commission of Inquiry:COI)のパウロ・ピネイロ委員長は国連人権会議(第58回)に出席し、アサド政権崩壊後初となる声明を発表した。

声明では、12月以降に前政権の刑務所の視察、失踪者の家族との面談、経済・人道状況の視察を行ったとしたうえで、ラタキア県やタルトゥース県で暴力と攻撃が続いていることに懸念を表明した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍はシャルア暫定政権の政府使節団と会談:シャルア暫定大統領とアブディー総司令官の会談で合意された執行委員会の活動の仕組み、憲法宣言、シリア全土における停戦について協議(2025年3月19日)

シリア民主軍は声明を出し、女性防衛隊(YPJ)司令部のルーフラーン・アフリーンらからなる代表団が、ダイル・ザウル県のフサイン・サラーマ知事からなるアフマド・シャルア暫定政権の政府代表団と会談し、10日のアフマド・シャルア暫定大統領とシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官の会談で合意された執行委員会の活動の仕組み、憲法宣言、シリア全土における停戦について意見が交わされたと発表した。

ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、会合は、アブディー総司令官、スコット・ボールズ米地域担当特使が出席した18日の民主統一党(PYD)とシリア・クルド国民評議会(ENKS)の非公式会合を受けたもので、ハサカ県のシャッダーディー市で約2時間にわたって行われた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ジャブラ郡の行政使節団がシリア駐留ロシア軍が司令部を設置しているフマイミーム航空基地を訪問し、同地に避難している住民の状況を視察(2025年3月19日)

ラタキア県では、SANAによると、ジャブラ郡の行政使節団がシリア駐留ロシア軍が司令部を設置しているフマイミーム航空基地を訪問し、同地に避難している住民の状況を視察した。

 

(C)青山弘之 All rights reserved.

イドリブ市の文化センターでシリア革命の犠牲者らを讃える祝典が開催され、ウマル暫定情報大臣が出席(2025年3月19日)

イドリブ県では、SANAによると、イドリブ市の文化センターで、シリア革命の犠牲者らを讃える祝典が開催され、ムハンマド・ウマル暫定情報大臣が出席した。

**

タルトゥース県では、SANAによると、アフマド・シャーミー県知事が、世界食糧計画(WFP)カタール事務所の所長と会談し、協力関係強化の方途について議論した。

(C)青山弘之 All rights reserved.