ルビオ米国務大臣とトルコのフィダン外務大臣が会談:シリアが国際テロ組織の拠点やイランによる地域不安定化の経路になるのを阻止することを(2025年3月25日)

米国務省は声明を出し、マルコ・ルビオ国務大臣とトルコのハカン・フィダン外務大臣が会談、シリアが国際テロ組織の拠点やイランによる地域不安定化の経路になるのを阻止することなどを確認したと発表した。

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国連安保理会合:ペデルセン特使は宗派主義的、復讐的な重大な人権侵害を懸念、米国と中国は安保理が指定しているテロ組織、外国人戦闘員への対処を要求(2025年3月25日)

国連安保理でシリア情勢への対応をめぐる会合では、ロシア、フランス、A3プラス・グループ(国連安保理非常任理事国のアフリカ諸国など)、ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表がイスラエルによるダルアー県での砲撃などの攻撃、シリア領内の不法占拠を非難した。

一方、ペデルセン特使は、宗派主義的、復讐的な重大な人権侵害について懸念を表明、加害者の特定に向けたさらなる調査を求めた。

中国は、アフマド・シャルア暫定政権に対して、安保理が指定しているすべてのテロ組織への厳正な措置をとるよう求めた。

米国も、アフマド・シャルア暫定政権に対して、外国人戦闘員の即時排除を要求するとともに、クルド人、ドゥルーズ派、アラウィー派、キリスト教徒の参加を含む政治的包摂の必要性を強調した。

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イスラエル軍がヒムス県の航空基地2ヵ所を爆撃する一方、ダルアー県の村を戦車で砲撃し、民間人が多数死傷(2025年3月25日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機がタドムル航空基地とタイフール航空基地(T4)に対して複数回の爆撃を実施した。

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ダルアー県では、SANAによると、イスラエル軍がクーヤー村に侵攻し、戦車複数輌で砲撃、これによって市民6人が死亡、女性含む複数人が負傷した。

シリア人権監視団によると、この砲撃で若い男性4人が死亡、複数人が負傷した。

これにより、2025年に入ってからのイスラエル軍の攻撃は37回(爆撃33回、砲撃4回)となった。

一連の攻撃で、アフマド・シャルア暫定政権の国防軍部隊の兵士5人、民間人13人、レバノン人2人の合計13人が死亡、武器弾薬貯蔵施設、指揮所、拠点、車輌など44の標的が破壊された。

県別の内訳は以下の通り:

爆撃
アレッポ県1回
ダマスカス郊外県9回(民間人1人、レバノン人2人、兵士2人死亡)
スワイダー県3回
ヒムス県7回
クナイトラ県4回(民間人1人、兵士2人死亡)
ダルアー県6回(民間人4人、兵士1人死亡)
タルトゥース県1回
ダマスカス県2回

砲撃
ダルアー県3回((民間人7人)
ダマスカス郊外県1回

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SANAによると、外務在外居住者省、ダルアー県のアンワル・ターハー・ズウビー知事は、この攻撃を非難する声明を発表した。

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SANAによると、カタール、サウジアラビア、A3プラス・グループ(国連安保理非常任理事国のアフリカ諸国など)、ヨルダン、パレスチナのハマース、 クウェート、湾岸諸国会議(GCC)、トルコ、アラブ議会、アラブ連盟(アフマド・アブー・ガイト事務総長)、 イスラム協力機構(OIC)事務総局 が 25日から27日にかけて、声明などを通じてイスラエルの砲撃を非難した。



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SANAによると、外務在外居住者省は別の声明を発表し、こうした諸外国の非難声明に歓迎の意を示した。






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フランチェスキ米国務省レバノン・シリア担当副次官補はシャイバーニー暫定外務在外居住者大臣に化学兵器の残存保有分の破棄、テロ対策への協力、外国人戦闘員が政府内要職に就かせないことを制裁緩和の条件として提示(2025年3月25日)

ロイター通信は、米当局者とシリア関係者ら6人(いずれも匿名)の話として、米国がシリアに対して制裁の一部緩和の条件を示したリストを提示したと伝えた。

同通信によると、ナターシャ・フランチェスキ米国務省レバノン・シリア担当副次官補が、3月18日にブリュッセル9会議2025が開催されていたベルギーのブリュッセルで、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣に条件リストを直接手渡したという。

米国が示した条件には、化学兵器の残存保有分の破棄、テロ対策への協力、外国人戦闘員が政府内要職に就かせないこと、2012年にシリアで消息を絶った米国人記者オースティン・タイス氏の捜索を支援するためのシリア側の連絡担当者の指名などが含まれており、これらが満たされた場合、シリア政府機関との取引を対象とした既存の例外措置(制裁緩和免除)の2年間の延長や、新たな免除措置、さらにはシリアの領土保全を支持する声明の発表の用意があるという。

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シリア人権監視団:ラタキア県、ハマー県、タルトゥース県で民間人14人が殺害されていたことを新たに確認したと発表:虐殺の件数は62件となり、殺害された民間人は1,628人に(2025年3月25日)

シリア人権監視団は、ラタキア県、ハマー県、タルトゥース県で民間人14人が殺害されていたことを新たに確認したと発表した。

新たに確認された虐殺などでの犠牲者の内訳は以下の通り:

ラタキア県6人
アワミーヤ村1人
スヌーバル村4人
フマイミーム村1人

ハマー県3人
アルザ村3人

タルトゥース県5人
バーニヤース市5人

これにより、3月6日以降に沿岸地域で確認された虐殺の件数は62件となり、殺害された民間人の数は1,628人となった。

県別の内訳は以下の通り:
ラタキア県836人
タルトゥース県503人
ハマー県262人
ヒムス県13人

日にち・県別の内訳は以下の通り:

3月6日:1人
ヒムス県1人

3月7日:160人
タルトゥース県62人
ラタキア県98人

3月8日:366人
ラタキア県227人
タルトゥース県55人
ハマー県79人
ヒムス県5人

3月9日:303人
タルトゥース県103人
ラタキア県194人
ハマー県6人

3月10日:263人
ラタキア県79人
タルトゥース県92人
ハマー県86人
ヒムス県6人

3月11日:132人
タルトゥース県72人
ラタキア県60人

3月12日:158人
タルトゥース県49人
ラタキア県25人
ハマー県84人

3月13日:93人
タルトゥース県33人
ラタキア県52人
ハマー県7人
ヒムス県1人

3月14日:24人
タルトゥース県14人
ラタキア県10人

3月15~16日
ラタキア県50人
タルトゥース県7人

3月17~20日
ラタキア県41人
タルトゥース県16人

3月21~25日
ラタキア県6人
ハマー県3人
タルトゥース県5人

犠牲者のなかには、アラウィー派以外の宗派の信者も含まれている。

なお、民間人の他にも国防省部隊の兵士と内務省総合治安局の隊員273人、「旧体制の残党」の戦闘員259人が死亡しており、民間人の死者と合わせた死者総数は2,160人となっている。

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アサーイシュがハサカ県カーミシュリー市でカプタゴン765,000錠を発見(2025年3月25日)

ハサカ県では、ANHAによると、シリア民主軍の軍事作戦師団(TOL)がハサカ市郊外でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバー1人のアブドゥッラー・フドル・ナースィル・ファルーフ容疑者を逮捕した。

また、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)がカーミシュリー市でカプタゴン765,000錠を発見し、これを押収した。

このほか、シリア人権監視団によると、ロジュ・キャンプでモロッコ国籍の女児1人が何者かによって殺害された。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが、ジュナイナ村でシリア民主軍の陣地1ヵ所をRBG弾で攻撃した。

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シリア民主軍アレッポ県ティシュリーン・ダム一帯でトルコ軍の無人航空機2機を撃墜(2025年3月25日)

ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは声明を出し、アレッポ県ティシュリーン・ダム一帯でトルコ軍の無人航空機2機を撃墜したと発表した。

ANHAによると、広報センターはまた、トルコ軍、シリア国民軍との戦闘で2人の兵士が死亡したと新たに発表した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるスルーク町近郊に設置されている土塁を越えて、トルコ占領下の「平和の泉」地域に入ろうとした若い男性1人がシリア国民軍によって射殺された。

また、ANHAによると、アイン・イーサー市近郊のウンム・バラーミール村でシリア国民軍が若い男性1人を狙撃し、殺害した。

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ダマスカス県、ダイル・ザウル県で内務省総合治安局が「シャッビーハ」、国防隊メンバーを逮捕(2025年3月25日)

タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がバーニヤース市内各所、ダイル・バシャル村に至る街道などに展開した。

展開は、指名手配中の前政権関係者を逮捕するのが目的と見られる。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がシャッビーハとして知られているアリー・ハンムード容疑者を逮捕した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がダイル・ザウル市ハミーディーヤ地区で、「ヴィルジニー」の名で知られていた前政権の国防隊のメンバーを逮捕した。

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ラタキア県では、SANAによると、内務省総合治安局はカルダーハ市の名士や社会平和委員会のメンバーらと会合を開き、FPV型の無人自爆航空機多数の引き渡しを受けた。

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SANAによると、通信科学技術省の広報局は、ダマスカス郊外県マアルーラー区とヒムス県ハスヤー区で光ファイバー・ケーブルに対して破壊工作があり、全土で数時間にわたりインターネット回線が不通となったが、徐々に復旧していると発表した。

ファルハーン独立調査国民委員会報道官:「沿岸地域での真相究明を30日以内に完了することは困難で、期限の延長を要請する可能性がある」(2025年3月25日)

SANAによると、独立調査国民委員会のヤースィル・ファルハーン報道官が記者会見を行い、沿岸地域での内務省総合治安局と国防省部隊によるアラウィー派などの住民に対する虐殺についての調査の進捗を説明した。

記者会見でのファルハーン報道官の発表の骨子は以下の通り。

ラタキア県の9ヵ所を視察し、軍・治安関係者、民間関係者の証言を聴取した。
法的基準に則って95件の証言の記録、また事件に関する30件以上の通報を受け取った。これを受けて、事実確認のため、タルトゥース県のタルトゥース市、バーニヤース市、ハマー県、イドリブ県への訪問を計画している。
市民社会および地域社会の代表者と面会し、その意見に触れた。証人および犠牲者の家族の協力に感謝するとともに、そのプライバシーを尊重している。
真相解明のためにはすべての関係者の協力が必要で、調査結果を公表するには、時期尚早である。
国連関係者との会合は非常に前向きなもので、国際機関は委員会の設立とその活動を歓迎している。
すべての事件現場に足を運び、証人の声に耳を傾け、現地の実情を確認しながら活動を継続する意向である。
「旧体制の残党」に属する武装勢力が、委員会の活動地周辺に存在している。
沿岸地域の事件に関与した者を追及するため、特別法廷の設置がなされる可能性が高いと見ている。30日以内に任務を完了することは困難で、期限の延長を要請する可能性がある。
事件があった地域への移動はいまだ危険を伴い、一部の証人や犠牲者の家族は、委員会との接触を恐れている。


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シャルア暫定大統領の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣はUNFPAの使節団と会談、政治問題局のアーイシャ・ディブス女性事務局長がカタールのミスナド国際協力担当国務大臣と会談(2025年3月25日)

SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣は、国連人口基金(UNFPA)の使節団と会談し、救急車輛4台の供与を受けた。

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SANAによると、政治問題局のアーイシャ・ディブス女性事務局長が、カタールのマリヤム・ミスナド国際協力担当国務大臣と会談し、女性支援におけ協力やエンパワーメントの方途などについて議論した。

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SANAによると、バースィル・アブドゥルハナーン経済工業大臣が世界銀行の使節団と会談し、経済発展における優先事項について議論した。

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