ダマスカス郊外県でシーア派の男性が殺害される(2025年7月25日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市のアブー・フダー地区で正体不明の武装グループが男性1人を銃で撃ち殺害した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ダルーシャー町に近い街道で、シーア派のタクシー運転手が頭部を銃撃され、死亡した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の治安機関のボランティア隊員が正体不明の武装グループによって銃撃され死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市フルカーン地区でオートバイに乗った正体不明の2人組が住民1人を至近距離から銃撃し、殺害した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市サビール地区にあるキリスト教会近くで、オートバイに乗った武装した男が爆弾を投げつける事件が発生した。

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フランス最高裁判所はアサド前大統領の戦争犯罪への関与に関する逮捕状について将来発行することを許可しつつ、法的免責を維持することを決定(2025年7月25日)

APによると、フランス最高裁判所は、バシャール・アサド前大統領の戦争犯罪への関与に関する逮捕状について将来発行することを許可しつつ、法的免責を維持する決定を下した。

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シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会のガザール議長:「シャルア移行期政権によるドゥルーズ派への対応はアラウィー派に対する過去の虐殺の再現だ」(2025年7月25日)

シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会はフェイスブックを通じて、ガザール・ガザール議長のビデオ声明を発表した。

声明のなかで、ガザール議長は、3月に沿岸部などで発生したアラウィー派らに対する殺戮、略奪などの事件の真相究明を目的とする独立調査国民委員会からからの最終報告書について、結果の正当性を否定し、アフマド・シャルア移行期政権に圧力をかけるよう国際社会に呼びかけた。

また、シャルア移行期政権によるドゥルーズ派への対応を非難し、アラウィー派に対する過去の虐殺の再現だと述べた。

ガザール議長の発言の主な内容は以下の通り。

シリアは完全なテロリズム体制に支配され、国民を互いに対立させ、存在そのものを奪おうとしている。
歪められた宗教が支配し、流血を神聖化し、真実を捏造し、正義を口実に暴力と略奪を正当化している。
評議会は委員会を設立時から認めていないし、調査結果も受け入れない…。委員会は「国際社会の良心を欺くための情報操作の手段だ。
アラウィー派や他の住民に対する殺害・誘拐・焼き討ち・拘束・略奪・虐殺などの犯罪の責任は現体制にあり…、国家主権を装った無法状態によって正当化されている。
教会や聖地、ドゥルーズ派なども標的となっている。犯人は同一であり、流される血も同じだ。
流血の終結と全国民にとって受容可能な解決策には、根本的な政治的解決が不可欠だ。
数千人にのぼる失踪者・政治犯の釈放と、虐殺と戦争犯罪の責任追及が必要であり…、正義なくして和解も平和もあり得ない。もしこの暴力と混乱が阻止されなければ、それはシリア全土に拡大する。

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ハマー市のアッラーマ・ムハンマド・ハーミド・モスクでの金曜礼拝後、モスク内で混乱が発生(2025年7月25日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市のアッラーマ・ムハンマド・ハーミド・モスクでの金曜礼拝後、モスク内で混乱が発生した。

混乱は、ムハンマド・ハーミド師の息子が説教で、シリア国内に蔓延する宗派主義と分断の言説の高まりに対して警鐘を鳴らし、過激主義を否定し、すべてのシリア国民の間における平和的共存の重要性が強調したことがきっかけ。

この説教に、一部の礼拝者が「挑発的」だとして反発、罵声や怒号が飛び交い、説教師に対する口頭での暴言、さらには暴行寸前の騒ぎにまで発展した。

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ダイル・ザウル県でダーイシュによるシリア民主軍への攻撃が多発(2025年7月25日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、CONOCOガス田の製油所近くで、重火器を装備し、オートバイに乗ったダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバーがシリア民主軍の検問所を襲撃した。

また、ハワーイジュ村でも、オートバイに乗ったダーイシュのスリーパーセルのメンバーが自動小銃でシリア民主軍所属の軍用車両を襲撃した。

さらに、サウア村での検問所でも、ダーイシュのスリーパーセルのメンバーが拳銃でシリア民主軍隊員1人を銃撃、隊員を負傷させた。

シリア人権監視団によると、ブサイラ市で、ダーイシュのスリーパーセルがシリア民主軍部隊を襲撃し、兵1人を殺害、2人を負傷させた。

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シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官はパリでバロ外務大臣とフランスと会談(2025年7月25日)

ANHAによると、シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は、フランスのジャン・ノエル・バロ外務大臣とフランスの首都パリで会談した。

会談は、フランスおよび米国の共同後援のもと、シリア民主軍とアフマド・シャルア移行期政権との間で予定されている交渉会議に向けた準備の一環。

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イドリブ県タルマニーン村にある住宅建物内で爆発が発生し、住民3人が死亡、3人が負傷(2025年7月25日)

イドリブ県では、SANAによると、タルマニーン村にある住宅建物内で原因不明の爆発が発生し、住民3人(うち女性1人、子供1人)が死亡、3人(うち女性1人、子供1人)が負傷した。

シリア人権監視団によると、原因はガスボンベの爆発。

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シリア正教アンティオキア全東方総主教区のイグナティウス・アフレム2世カリーム総主教が人民議会選挙高等委員会の委員らと会談(2025年7月25日)

SANAによると、シリア正教アンティオキア全東方総主教区のイグナティウス・アフレム2世カリーム総主教は、首都ダマスカスのマール・ギルギス大聖堂で、人民議会選挙高等委員会の委員らと会談、選挙に関する見解を交わし、次期議会の構成に関する仕組みの提示した。

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スワイダー県では、シャルア移行期政権の国防省部隊の制服を着た部族系の武装勢力が迫撃砲や重機関銃で無差別に攻撃(2025年7月25日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の国防省部隊の制服を着た部族系の武装勢力がウンム・ザイトゥーン村の周辺を、迫撃砲や重機関銃で無差別に攻撃した。

シリア人権監視団によると、このほか、ウルガー村など3ヵ所でもベドウィン・部族系武装勢力などによる停戦違反が確認された。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ダイル・アリー町で、ベドウィン系武装勢力によって拉致されていたナジュラーン村の住民6人が解放された。

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ダルアー県では、SANAによると、ナワー市で地元の有力者や住民、民間防衛機構(ホワイト・ヘルメット)の隊員らが、拉致された同機構の緊急対応センター長のハムザ・アマーリーン氏の消息解明を求めて集会を開催した。

また、SANAによると、スワイダー県で拘束されていたベドウィン部族の新たな家族を複数受け入れた。

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シャイバーニー外務在外居住者大臣はパリでフランスのバロ外務大臣およびバッラク在トルコ米大使兼シリア担当特使と会談(2025年7月25日)

SANAによると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、フランスの首都パリで、フランスのジャン・ノエル・バロ外務大臣およびトーマス・バッラク在トルコ米大使兼シリア担当特使と会談した。

会談では、シリアの統一、主権、安定を支持すること、テロとの戦いに向けた協力、暴力行為の実行者の責任追及に関する努力への支援が強調された。

また、シリア民主軍との3月10日合意の履行に向けた協議を継続することでも一致した。

会談を受けて、外務在外居住者省は、フェイスブックなどを通じて声明を発表した。

声明では、以下の点で合意に至ったことが明らかにされた。

・シリアの統一、安定、領土全体における主権を保証する移行プロセスを成功に導くための実質的努力への迅速な関与
・あらゆる形態のテロと戦うための共同協力への取り組み、および治安上の課題に対処するための国家機関の能力支援
・政府主導による政治的移行の道筋への支援、とりわけ北・東シリアおよびスワイダー県での国民的和解と社会的結束の強化
・3月10日合意の完全履行に向けて、シリア政府とシリア民主軍との協議を可能な限り早期にパリで開催すること
・暴力行為の加害者に責任を問うための努力支援、ならびに透明性ある報告書の成果を歓迎する姿勢の確認。これには、シリア沿岸部での事件調査を担当した独立国家委員会の最近の報告書も含まれる
・シリア近隣諸国がシリアの安定を脅かすことのないよう確認する一方で、シリア側も近隣国の安全保障を脅かす存在とならないよう努め、地域全体の安定を守ることを改めて確認

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米中央軍(CENTCOM)は2014年のダイル・ザウル県でのシュアイタート部族に対する虐殺の首謀者のダーイシュ幹部を殺害(2025年7月25日)

米中央軍(CENTCOM)は、Xを通じて以下の通り発表した。

本日未明、アレッポ県バーブ郡において、CENTCOM部隊は急襲作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)幹部のディヤー・ザウバウ・ムスリフ・ハルダーニーと、ダーイシュ関係者の息子2人、アブドゥッラー・ディヤー・ハルダーニーおよびアブドゥッラフマーン・ディヤー・ザウバウ・ハルダーニーを殺害した。
このダーイシュ関係者らは、米国および有志連合、ならびにシリアの新政権に対する脅威となっていた。
現場には女性3人と子ども3人もいたが、彼らに被害はなかった。
米中央軍のマイケル・エリック・クリラ司令官(大将)は次のように述べた:
「我々はダーイシュのテロリストを、彼らがどこにいようとも容赦なく追い詰める。ダーイシュは、寝ている場所でも、活動している場所でも、隠れている場所でも安全ではない。我々はパートナーや同盟国とともに、地域、同盟国、そして我が国を脅かすダーイシュのテロリストを恒久的に打倒することに尽力する。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、この攻撃と前後して、スィッリーン町に設置されている米主導の有志連合の基地に輸送機が複数機、ヘリコプターの護衛を伴い同地上空に飛来していた。

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イナブ・バラディーによると、スアイタート虐殺犠牲者家族連盟は、殺害されたハルダーニーが、2014年8月から9月にかけて、ダイル・ザウル県のガラーニージュ市、カシュキーヤ村、アブー・ハマーム市で発生したシュアイタート部族に対する虐殺(800人以上死亡)の実行責任者であると発表した。

ハルダーニーはイラク国籍のダーイシュ・ユーフラテス州の西部地区総督(ワーリー)を務めていた幹部で、同地治安部門の責任者でもあった。

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国防省代表団の防衛産業展示会「IDEF 2025」視察続く(2025年7月25日)

SANAによると、トルコで開催中の防衛産業展示会「IDEF 2025」に参加している国防省代表団は、ASFAT社のブースを訪問し、同社が開発した最新の防衛・軍事技術について視察を行った。

SANAによると、国防省代表団はまた、トルコ陸軍のセルチュク・ベイラクダルオール司令官(大将)および第1軍のメティン・トゥカル司令官(大将)と会談した。

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国防省はまた、フェイスブックを通じて、国防省代表団が海軍各部隊の展示を視察した。

また、フェイスブックを通じて、戦闘機、ヘリコプター、無人航空機部門の展示を視察した。

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